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流山ロードレース10km|42分07秒→37分03秒に伸びた理由はTOPスピード - 第23章(サブスリーまで409日)

2025年12月20日土曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

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流山ロードレースで走力アップを実感する市民ランナー - サブスリーへの道 第23章
同じ大会で42分07秒→37分03秒。1年で走力が別人レベルに変わった理由を解説します。

りんごちゃん
怪我と向き合いながら挑んだ流山ロードレース。結果はどうだったの?

バナナぴろし
それがね……10km 42分07秒。狙ってた40分切りには全然届かなくて、「このままじゃ一生速くならないかも」って本気で思ったよ。

りんごちゃん
えっ、あんなに頑張ってたのに…。でも、そこから変われたんだよね?

ナップル博士
1年後、同じ大会で37分03秒じゃ。鍵はTOPスピード。スピードは「ストライド×ピッチ」で決まる。バナナくんは1年で、ストライド118→133、ピッチ195→202と両方を伸ばした。距離を踏むだけでは届かない領域へ、練習の質を変えて踏み込んだのじゃよ。

バナナぴろし
そうなんだ。今日は、なぜ走力が伸びなかったのか、何が決定的に足りなかったのか、どうやって10kmのスピードを引き上げたのかを、実データつきで正直に話すよ。

「走っているのに、なぜ速くならないのか?」月間走行距離を増やし、インターバルやポイント練習も入れている。それなのに、10kmのタイムがまったく伸びない。そんな悩みを抱えているランナーは、決して少なくありません。

実は私自身も、半年以上まったく走力が伸びない時期を経験しました。2018年10月、満を持して挑んだ流山ロードレースは10km 42分07秒。狙っていた40分切りには届かず、「このままでは一生速くならないかもしれない」と本気で感じたレースでした。しかし――たった1年後、同じ大会で10km 37分03秒。距離を増やしたわけでも、特別な才能があったわけでもありません。変えたのは、たったひとつ。この第23章では、実体験と具体的データをもとに、その答えを初心者にも分かる形で解説します。
サブスリーまで409日を示す図 - 走力が伸び始めた第23章
走力が動き出す転機の回。サブスリーまで残り409日。

第27回 流山ロードレース大会の結果|10km42分で見えた走力不足の正体

2018年9月、200mインターバル10本の練習を取り入れました。ところが、走っている感覚はあるのに、走力が上がっている実感はまったくなし。迎えた2018年10月。「ここで結果を出したい」と気合を入れて臨んだのが、2018年10月7日 第27回 流山ロードレース大会でした。

目標は、2018年3月の「かつしかふれあいRUNフェスタ」で記録した40分19秒を超えること。そして狙うは、10km 40分切り。さて、結果は――。
第27回流山ロードレース大会の公式リザルト 42分07秒 - 第23章
第27回流山ロードレースの公式リザルト。狙っていた40分切りには届かず、現実を突きつけられた結果でした。
10km 42分07秒
40代男子 48位
総合 131位

ラップ
第27回流山ロードレース10kmのラップ 後半失速 - 第23章
前半は順調だったものの、4km以降で明確にペースが落ちたラップ構成。
第27回流山ロードレース10kmのラップ詳細 ビルドダウン - 第23章
ペースの落ち込みが数字にもはっきり表れた、ビルドダウン型の苦しい展開。
最初の1kmは混雑もあり、4'00。2km以降は3'56〜3'59までペースアップ。しかし、4km地点で4'02、そこからは完全に失速。典型的なビルドダウンでした。気持ちが折れ、ペースを維持する余裕は一切なし。
後半に失速し走力不足を痛感したランナーのイメージ - 第23章
後半は完全に余裕を失い、走力不足を痛感したレース展開でした。
2018年3月〜2018年10月まで、走っていても走力がまったく伸びていなかった。スピードは上がらず、ロング耐性が少し付いた気がするだけ。正直、「何かが根本的に間違っている」と感じたレースでした。では、この1年後、どうなったのか。次で公開します。

第28回 流山ロードレースの結果|1年で10kmが42分→37分に伸びた理由

そして迎えた、1年後の流山ロードレース。あの42分07秒から、どこまで変わることができたのか。
第28回流山ロードレース大会の公式リザルト 37分03秒 - 第23章
第28回流山ロードレースの公式リザルト。1年前とは別人のような結果が並びました。
第28回流山ロードレース10kmのラップ 最後まで粘れた安定した展開 - 第23章
大きなペース落ちがなく、最後まで粘り切れた安定したラップ。
10km 37分03秒

前半から突っ込まず、イーブンペースで走り、最後にしっかり上げる42分07秒 → 37分03秒たった1年で、ここまで走力が変わりました

これから書いていく私の練習方法を実践すれば、同じような走力アップは十分に狙えます。特別な才能があったわけではありません。私にできたので、あなたにも必ずできます
正しい練習で結果は変えられると伝えるイメージ - 第23章
1年前は失敗。しかし、正しい練習で結果は必ず変えられます。
この大きな変化の中で、ひとつだけ決定的に足りなかったものがはっきりと分かりました。それが――

走力が伸びない本当の原因|バナナぴろしに足りなかったTOPスピード

TOPスピード

結論から言うと、TOPスピードが足りなかった。TOPスピードが低いと、レースペースでも常に余裕がありません。少しペースを上げただけで苦しくなり、結果として後半に失速します。そもそもスピードは、次の式で決まります。

ストライド × ピッチ

このどちらか、もしくは両方が低ければ、いくら距離を踏んでもスピードは上がりません。まずは、2018年10月(第27回 流山ロードレース)のデータです。
項目 2018年10月(第27回) 2019年10月(第28回)
スピード 4'13 3'42
ピッチ 195 202
ストライド 118 133

たった1年で、ピッチもストライドも大きく変化しました。ここが、皆さんに一番伝えたいポイントです。2018年3月〜2018年10月まで、どれだけ走っても走力が伸びなかったバナナぴろしが2018年11月から練習内容を見直しただけで一気にスピードが上がり始めました

その1ヶ月後、2018年11月18日。10kmの練習で、39分22秒。それまで届かなかった10km40分切りを練習で達成。さらに2ヶ月後、2019年1月27日の我孫子新春マラソンでは、38分42秒と、自己ベストを更新し続ける状態に入りました。

実は、簡単にTOPスピードを引き上げる方法があったのです。このブログを読んでいる方なら、芝生ランニングを行うことで、フォームが自然と矯正されるという話を、すでにご存じだと思います。

TOPスピードを上げる練習方法|ストライドとピッチを同時に伸ばす考え方

次に紹介するのは、TOPスピードを根本から引き上げる練習です。この練習を取り入れることで、意識しなくても、ストライドが自然と伸びる感覚、ピッチが上がるリズムが、身体に勝手に染み込んでいきます

実際、多くのランナーはこの練習を入れるだけで、大会で自己ベストを更新できます。私の場合は、練習の段階で自己ベストを更新できました。それも、たったひとつの練習を追加しただけです。
ナップル博士
ヒントを出そうかの。芝生で速く走ると、強く蹴れないぶん「素早く脚を回す=ピッチ」と「脚を前へ運ぶ=ストライド」が自然に引き出される。さらに不整地が体幹と接地を鍛える。つまり1つの練習で、スピードの方程式「ストライド×ピッチ」の両方に効くのじゃ。その正体は、次章以降で明かされるぞ。

「スピードが欲しい」「後半に失速しない余裕が欲しい」。そう思っているランナーは、必ず実践してほしい内容になります。スピードを上げるための、かなり重要な練習です。……が、ここではまだ明かしません😣 続きを読んでいけば、1年の成長がわかります。次回は、その前に――ハーフマラソンの平均タイムを年代・性別データで見ていきましょう。
▶ 次の話:第24章「ハーフマラソン平均タイム|年齢別・性別データと難易度」

バナナぴろし
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本文で出てきた「ストライド×ピッチ」を、もっと深く。10kmの実測データで、走法の違いと走力が伸びる考え方を解説しています。


バナナぴろし
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TOPスピードを上げる本命の練習はこれ。ヤッソ800と変化走で、サブスリー達成に本当に効いたスピード練習を検証しています。


りんごちゃん
距離じゃなくてTOPスピードだったんだ! ストライドもピッチも、ちゃんと数字で伸びてるのがすごい。

バナナぴろし
そう、数字は嘘をつかないんだ。その「たったひとつの練習」の正体は、これから少しずつ明かしていくよ。……その前に次回は、自分の現在地を知るための「ハーフマラソン平均タイム」の話。お楽しみに!

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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