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スマートリングはランナーの新常識?|RingConnで見えた“回復データ”の世界

2025年11月9日日曜日

マラソン知識/スマートリング

t f B! P L
スマートリングはランナーの新常識?RingConnで見えた回復データの世界。ランニングトラック上でバナナキャラクターが走り、背景に心拍や睡眠データのグラフが浮かぶ未来的なビジュアル。

最近ランナーの間で注目を集めているのがスマートリング
指に着けるだけで、心拍・HRV(心拍変動)・睡眠・体温・回復状態を自動で記録してくれるデバイスです。

ランニングウォッチが「走る時のデータ」を教えてくれるなら、
スマートリングは「休む時のデータ」を見せてくれる存在。
“走りと回復、どちらも見える”──それが今、速いランナーほど使い始めている理由です。




りんごちゃん

ねえぴろしさん!最近ランナーさんたちが「スマートリング」って言ってるけど、あれって何なの?
ただのオシャレ指輪?

バナナぴろし

いい質問だね。スマートリングは、見た目は指輪だけど、睡眠・心拍・体温・ストレスなんかを計測できる、超小型のウェアラブルデバイスなんだよ。

りんごちゃん

えぇっ!?心拍とかって腕の時計じゃないの?指でそんなの測れるの?

ナップル博士

フフフ、それができるのじゃよ。指先には毛細血管がたくさん通っておるから、心拍や体温の変化を高精度にキャッチできるんじゃ。
時計よりも安定した測定ができるのが、スマートリングの強みじゃな。

りんごちゃん

なるほど〜!でもランナーにとって、なんでそんな“寝てる時のデータ”が大事なの?

バナナぴろし

実は「速く走れるかどうか」って、どれだけ練習したかよりも、どれだけ回復できたかがカギなんだよ。
さっきのりんごちゃんの質問にもあったけど──その答えは、スマートリングでわかる“回復データ”にあるんだ。
ということで、さっそくスマートリングが注目されてる理由を見ていこうか!

スマートリングとは?ランナーが注目すべき理由

ランナーが知らない“回復データ革命”のはじまり

最近、ランナーの間で注目を集めているのがスマートリング
一見ただの指輪のように見えますが、実は心拍・HRV(心拍変動)・睡眠・体温・ストレスなど、
ランニングウォッチでは計測しづらい「回復の指標」を正確にモニタリングできるウェアラブルデバイスです。


特に注目すべきは、睡眠中のデータ精度

ランニングウォッチが手首の動きで誤差を生じやすいのに対し、
スマートリングは指先の毛細血管から心拍やHRVを高精度に検知できるため、
「本当の回復状態」を把握できるのが大きな違いです。

ランナーにとっての主なメリットは次の3つ👇
  • ① 疲労と回復のバランスを“数字で可視化”できる
    HRV(エイチ・アール・ブイ/心拍変動)とは、
    心拍と心拍の“間隔のゆらぎ”を表す数値です。
    簡単に言えば、「体がリラックスしているか、緊張しているか」を教えてくれる指標。
    スマートリングではこのHRVをもとに、自律神経のバランス=体のリカバリー度合いを把握できます。

  • ② 睡眠の質を客観的にチェックできる
    「寝た気がしない」「疲れが抜けない」――そんな日が、
    実際に浅い睡眠だったのかどうかをデータで確認できます。
    深い睡眠の割合が多いほど、筋肉と神経の回復がしっかり進んでいる証拠です。

  • ③ 日常ストレスやオーバートレーニングを早期に察知できる
    HRVの低下や安静時心拍の上昇は、
    「体がまだ戦闘モード(=交感神経優位)」になっているサイン。
    早めに気づくことで、疲労の蓄積やケガを防げます。

これまでのランニングウォッチ「走る時のデータ」を重視していたのに対し、
スマートリングは「走っていない時間の回復状態」を教えてくれるのが特徴です。

つまり、“速く走るためのカギは、寝ている間のデータにある”
スマートリングは、まさに“回復の可視化”を実現する次世代のランニングギアです。


スマートリングとランニングウォッチの違い|何が測れてどう使い分ける?

りんごちゃん

ナップル博士〜!スマートリングとランニングウォッチって、
どっちも心拍とか測れるのに、何が違うの?🤔

ナップル博士

いい質問じゃな、りんごくん。
簡単に言えばウォッチは「動いてる時」のデータを、リングは「休んでる時」のデータを測るんじゃ。
つまり、走りと回復の両方をセットで見ると、トレーニングがもっと効率的になるんじゃよ。

りんごちゃん

なるほど〜!ウォッチが“コーチ”で、リングが“ドクター”みたいな感じなんだね!✨
でもどっちも使うって、ちょっと難しそう…💦

バナナぴろし

大丈夫、りんごちゃん😊
それぞれの得意分野を知って使い分ければOKだよ。
さっき博士が言ったように、ウォッチは走るデータリングは回復データを支えてくれるんだ。
じゃあここから、2つの違いを表で見ていこうか!

“走るデータ”から“回復データ”へ。進化するランニングギア

すでに多くのランナーが使っているランニングウォッチ
ガーミンやCOROS(カロス)などのウォッチは、距離・ペース・心拍・ピッチ・高度など、
「走っている時のパフォーマンスデータ」を正確に記録してくれます。

バナナぴろし

もっと知りたい方はこちら:
失敗しない!ランニングウォッチの選び方|ガーミン・カロス・スント徹底比較【初心者〜上級者】

Garmin・COROS・SUUNTOの人気モデルを比較し、初心者から上級者までに最適なランニングウォッチの選び方を解説しています。


一方で、スマートリングは「走っていない時間」──つまり、
睡眠・回復・ストレス状態を数値化することに特化したデバイスです。

ランナーの実力を決めるのは、練習量ではなくどれだけ回復できたか
その“回復の見える化”を可能にするのがスマートリング最大の強みです。

下の表では、ランニングウォッチとスマートリングの違いを比較しています。
項目 ランニングウォッチ スマートリング
主な計測シーン 運動中(ラン・バイク・スイムなど) 日常生活・睡眠中
心拍測定の精度 腕の動きで誤差が出やすい 指先の血流を検知し、精度が高い
HRV(心拍変動)解析 一部上位モデルのみ ほぼ全モデル対応(睡眠中に自動測定)
睡眠分析 手首の動きをもとに推定(精度△) 心拍+体温+動きで多角的に分析(精度◎)
快適性 就寝時にやや邪魔 超軽量・睡眠中も気にならない

まとめると、ランニングウォッチは「走りの質を上げるツール」
スマートリングは「回復の質を上げるツール」です。

この2つを組み合わせることで、「走る × 回復する」の両輪がそろい、
トレーニング効率とパフォーマンスの天井が一段上がります。

つまり、ウォッチは「日中のコーチ」、
スマートリングは「睡眠中のコンディショニングドクター」。
両方をうまく使い分けることで、ケガを防ぎながら最速で成長できるようになります。


りんごちゃん

ねぇぴろしさん、スマートリングって「回復のデータ」が見えるって言ってたけど、
それってどういうこと?疲れてるのが数字でわかるの?😳

バナナぴろし

そうなんだよ、りんごちゃん。
スマートリングは寝ている間の心拍や体のリズムを記録して、
「ちゃんと回復できたかどうか」を数値で教えてくれるんだ。
これを見れば、走る日と休む日を上手に分けられるんだよ。

ナップル博士

フムフム、それにはHRV(心拍変動)RHR(安静時心拍数)というデータが使われるんじゃよ。
かんたんに言うと、HRVが高い=リラックスして回復中RHRが高い=疲れているというサインじゃ。
体の“自動メッセージ”を読むようなものじゃな。📊

バナナぴろし

つまりね、数字を見れば「今日は攻めていい日」か「休むべき日」かが一目でわかるんだ。
さっき博士が言ってたHRVとRHR、このあと詳しく紹介するね!

HRV(心拍変動)と安静時心拍数が教えてくれる“身体の声”

スマートリングの最大の特徴は、睡眠中のデータ解析
特にランナーにとって重要なのが、HRV(心拍変動)RHR(安静時心拍数)です。

この2つの指標を組み合わせることで、
「身体がどれだけ回復しているか」「どの程度疲労しているか」を客観的に判断できます。

たとえば、睡眠中のHRVとRHRの組み合わせを以下のように読み取ります👇

状態 HRV(心拍変動) 安静時心拍数(RHR)
🟢 高回復
(トレーニング◎)
高い(50ms以上) 低い(55bpm以下)
🟡 通常
(軽いジョグ推奨)
中程度(40〜50ms) 安定(56〜60bpm)
🔴 疲労/ストレス
(休養・回復日)
低い(35ms以下) 高い(60bpm以上)

特にHRV(心拍変動)は、自律神経の“ゆとり”を映す指標です。
値が高いほど副交感神経が優位で、身体はリカバリーモード(回復中)
逆に低いと、交感神経優位=ストレス・疲労・緊張の兆候を示しています。

HRV(心拍変動)というのは、かんたんに言うと 「心拍と心拍の間隔のばらつきの大きさを示す数字です。

私たちの心臓は一定のリズムで動いているように感じますが、
実際にはわずかに間隔が変わっています。
たとえば、リラックスして深呼吸している時は 「トン……トン……」と間がゆったり変化(= ばらつきが大きい)。
一方で、緊張していたり疲れている時は 「トントントン!」とリズムが機械的にそろってしまう(= ばらつきが小さい)。

つまり、“心拍の間隔にゆとりがある=体にも余裕がある”ということ。
この“リズムのゆらぎ”が大きいほど HRVは高く、副交感神経が働いていてリカバリーが進んでいるサインです。

逆に、リズムがそろってしまっている(= HRVが低い)ときは、体が緊張して戦闘モードになっている状態。
心も体も「余裕がない」サインです。

つまり、HRVは身体の“余裕メーター”
高ければ「今日は元気!」、低ければ「今日はちょっと休もう」。
数字があなたの“体の声”を代わりに教えてくれるんです🌿

たとえば、あなたのRingConnで前日が48ms → 今朝35msに下がっていたら、
それは“身体がまだ回復しきっていない”サイン。
この日はスピード練習を避け、回復ジョグやストレッチ、睡眠確保を優先するのがベストです。



ms(ミリ秒)は、「心拍と心拍の間隔(拍と拍のあいだの時間)」を表す単位です。
たとえば48msというのは、「1回1回の心拍のタイミングに平均して48ミリ秒くらいのばらつきがある」という意味です。
わかりやすく言うと、一定のテンポで鳴るメトロノームではなく、少しゆったりリズムが変わる音楽のような状態です。
この“ばらつき”が多いほどリラックスして自律神経が整っているとされます。



一方で、HRVが上昇してRHRが下がっていれば、
しっかり回復しており、負荷トレーニングのタイミングとして理想的です。

このようにスマートリングを活用すれば、
「走るか休むか」の判断を感覚ではなくデータで可視化できます。
まさに、ランナーの体調ナビゲーターと言える存在です。


実際にRingConnを使ってわかった“回復データ”のリアル

初めて着けた瞬間から「違和感ゼロ」。日常に溶け込む回復モニター

最初にRingConnを指にはめた瞬間、驚いたのは「まったく違和感がない」ということ。
RingConnを指に装着した写真。メタリックなリングが自然に馴染み、軽く快適に見える。
見た目はシンプルなリングなのに、装着感はとても軽く、就寝時でも気にならない。
翌朝、アプリを開くと──睡眠と心拍、そしてHRV(心拍変動)まで自動で記録されていました。

以下は、実際に私がRingConnで記録したデータです👇
RingConnの睡眠分析データ。レム睡眠27.7%、深いノンレム睡眠19.1%、覚醒5.5%などが表示されている。

睡眠データでは、レム睡眠27.7%/深いノンレム19.1%
深い睡眠が1時間を超えており、筋肉と神経の回復がしっかり進んでいたことがわかります。
体感としても「寝起きのだるさがない」「呼吸が深い」など、明らかにリカバリーの質が高い朝でした。

RingConnの心拍とHRVデータ。平均心拍55bpm、心拍変動65msで直近平均より良好な回復を示している。

同日の心拍・HRVデータも印象的でした。
平均心拍は55bpm(7日平均60bpmより低い)、HRVは65ms(平均49msより高い)。

つまりこの日は、「副交感神経が優位=リラックス&回復モード」にしっかり入っていたということ。
翌日のランでは心拍が上がりにくく、Eペース走も快適にこなせました。

一方で、閾値走やロング走の翌日は、HRVが35msに落ち、安静時心拍が62bpmに上昇。
「まだ疲れが抜けていない」というデータが出た日には、迷わずリカバリージョグ完全休養を選択しました。

この判断の積み重ねが、結果的に翌週の練習で心拍の安定パフォーマンス向上につながっています。

こうしてデータを重ねていくうちに、RingConnが教えてくれるのは単なる「数字」ではなく、
“身体の声を可視化する”という感覚だと気づきました。

走るデータ(ウォッチ)休むデータ(リング)の両輪がそろえば、
「今日は攻める」「今日は整える」という判断がブレなくなる。

まさに、これからのマラソン練習は“データ×感覚”の融合
RingConnはその中心で、ランナーの「休む技術」を進化させてくれるデバイスです。

指先の小さなリングが、走りの未来を変える。
それを実感したのが、この11月8日の夜でした。

りんごちゃん

指輪ひとつで「疲れ具合」までわかっちゃうなんて、未来だ〜!✨
スマートリング、ちょっと本気で欲しくなってきたかも…👀💍

バナナぴろし

データが見えるようになると、「がんばりすぎ」にも気づけるからね。
スマートリングは“休む力”を高める、ランナーの新しい相棒なんだ🍌

りんごちゃん

よ〜しっ!走るときはウォッチ、休むときはリング!
データと仲良くして、もっと賢く強くなるぞ〜🍎💪

RingConn 第2世代 スマートリング

- 厚さ約2.0mm、重さ約2〜3gで軽やかな着用感
- 心拍・血中酸素・皮膚温度・睡眠・活動・ストレスをトラッキング
- カラー4種、サイズ9種展開
- フル充電で最大12日間稼働、防水性能IP68準拠
- サブスクリプション不要の専用アプリ対応(iOS/Android)
- サイズキットで事前試着可能



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RingConnスマートリングは、まるでつけていないような軽さで、あなたの健康をさりげなく見守ります(バーナム効果)。
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今、多くの健康志向ユーザーが選んでいるのも納得。始めるなら、今がそのタイミングです(バンドワゴン効果)。

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    昭和49年生まれ
    2017年1月1日からランニングを始める。
    初めての10km走を75分

    トレーニング方法を学び、芝生ランニングにたどり着く

    その結果
    2年と11ヶ月で2:58:08(サブスリー)
    その後、
    1年と4カ月で2:49:35(サブエガ)

    5000m: 17:22
    10km: 35:33
    ハーフマラソン: 1:18:47
    フルマラソン: 2:49:35
    ウルトラマラソン: 挑戦中

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