
かすみがうらマラソン2026の結果は3時間02分23秒。ハーフを1時間29分31秒、30kmを2時間06分39秒で通過しましたが、35~40kmが23分41秒まで落ち、サブスリーに2分23秒届きませんでした。
当日のCOROS記録は気温21℃、湿度61%、北東風7km/h。暑さが不利だったことは研究とも整合しますが、一人のレース結果から失速原因を気温だけに断定はできません。公式スプリットを基に、前半の入り、35km以降の変化、次回変えることを整理します。
- 公式タイム:3時間02分23秒
- ハーフ:1時間29分31秒
- 30km:2時間06分39秒
- 35~40km:23分41秒(4分44秒/km)
- 順位:スタート計測828位→フィニッシュ240位
りんごちゃん
バナナぴろし・かすみがうらマラソン2026の記録は?
・どこから失速しましたか?
・気温21℃ならフルマラソンは何分遅くなりますか?
・35~40kmで何分失いましたか?
かすみがうらマラソン2026の結果と公式スプリット

以前の版の表では25km行が抜けていたため、30kmの20分53秒が20~30kmの10kmラップのように見えていました。正しくは25~30kmの5kmラップです。
COROSの運動時間は3時間02分15秒、走行距離42.44km。大会記録としては、計測マットによる公式タイム3時間02分23秒を採用します。
コースと当日の条件|平坦でも後半は簡単ではない

土浦市街から霞ヶ浦周辺を走るコースで、COROSの累積上昇は129mでした。大きな峠はなく、ペースを作りやすい一方、平坦だから自動的に楽になるわけではありません。
「折り返しなしの霞ヶ浦一周」と表現されることがありますが、実際の地図は湖全体を一周するコースではありません。土浦を起点に霞ヶ浦西側の市街地・湖岸を結ぶ公認コースとして捉えるのが正確です。
ナップル博士ハーフ1時間29分31秒、30kmまでサブスリー圏内
目標は3時間切りで、平均ペースはキロ4分15秒が必要です。スタートロス9秒の後、最初の5kmは21分27秒。10~20kmも5kmを20分59秒~21分11秒で進み、ハーフを1時間29分31秒で通過しました。
前半と後半を単純に均等配分するなら、後半を1時間30分29秒以内で走れば3時間に届く位置です。25~30kmは20分53秒、30~35kmも21分25秒で、35kmまでは大崩れしていません。

一方、順位は5kmの450位から15kmで499位へ一度下がり、その後は上昇しています。スタート順位828位との差だけを見て「588人抜いた」と評価すると、スタートロスや計測順も混ざります。順位推移は参考情報として読みます。
バナナぴろし35km以降の失速|失ったのは1分36秒ではない

35~40kmは23分41秒、1km平均4分44秒。目標としていた4分12秒/kmで5kmを走れば21分00秒なので、この区間だけでの差は2分41秒です。以前の版の「約1分36秒」は計算が合わないため訂正します。
さらに40kmからフィニッシュまでの2.195kmは10分38秒、平均約4分51秒/kmです。失速は35~40kmだけで終わらず、ゴールまで続いていました。逆にいえば、35kmまでは十分に競争できており、課題が最後の7.195kmへ集中したレースです。
原因候補は暑さだけではありません。前半の相対強度、補給と給水、日射、風、筋持久力、当日の体調が重なります。平均心拍170bpmは高い負荷を示しますが、手首光学式心拍には誤差があり、心拍だけで深部体温上昇や原因を証明はできません。
りんごちゃん気温21℃で何分遅くなるかは一律に決められない
大規模なマラソンデータでは、気温が各走者層の適温を超えると走速度が落ち、棄権率が上がる傾向が確認されています。約179万人を分析した研究でも、気温は他の環境要因より走力との関係が強く、最適温度は走力層によって異なりました(Elyらの研究)。
別の1258レースの分析では、好記録が出やすい範囲として気温10~17.5℃が示されましたが、気温単独よりWBGTの方が予測力は高い結果でした(Mantuaらの研究)。つまり21℃は速いマラソンには不利になり得ますが、「15℃を超えたら必ず5~10分落ちる」と個人へ一律に当てはめることはできません。
悪寒、ふらつき、吐き気、意識がぼんやりする、走行を制御できない状態は、目標タイムより安全を優先してください。走るのをやめ、スタッフや救護へ助けを求めます。
今回の事実は「21℃の日に3時間02分23秒だった」までです。涼しければ必ずサブスリーだった、失速の主因は間違いなく暑さだった、とは断定しません。ただし35km以降の体感と、気温上昇でマラソン成績が低下する研究を合わせると、暑さは有力な要因の一つです。
暑熱順化の仕組みは真夏のロング走と暑熱順化、暑い日の補給設計はフルマラソンのジェル個数と補給タイミングで詳しく解説しています。
ナップル博士次の春マラソンで変えること
サブスリーには平均キロ4分15秒が必要です。暑い日に4分12秒へ固執し、終盤に大きく失うより、序盤の数秒を使って最後の7kmを守る選択肢があります。ただし最適な調整幅は、この一戦だけでは決められません。練習と次のレースで検証します。
レース後の月間記録とランオフは2026年4月の月間走行距離186.70kmにまとめました。
バナナぴろしかすみがうらマラソン2026のFAQ
かすみがうらマラソン2026の記録は?
公式タイムは3時間02分23秒、ハーフ通過は1時間29分31秒、フィニッシュ順位は240位でした。
どこから失速しましたか?
30~35kmは21分25秒でしたが、35~40kmが23分41秒、40kmからゴールが10分38秒へ低下しました。大きな変化は35km以降です。
気温21℃ならフルマラソンは何分遅くなりますか?
一律には計算できません。気温に加えて湿度、日射、風、走力、暑熱順化、ペース配分が影響します。
35~40kmで何分失いましたか?
4分12秒/kmなら5kmは21分00秒です。実績23分41秒との差は2分41秒で、以前の版の1分36秒ではありません。
まとめ|サブスリーまで2分23秒を次へつなぐ
かすみがうらマラソン2026は、3時間02分23秒。30kmまでサブスリー圏内で進み、35km以降に大きく失速しました。
- 以前の版で欠けていた25km行を復元
- 35~40kmの目標ペースとの差は2分41秒
- 失速は40km以降も続いた
- 21℃は不利な要因だが、原因を暑さだけに断定しない
- 次回は序盤の調整、補給、給水、冷却を事前に決める
35kmまで走れた力は消えません。一方、涼しければ必ず達成できたとも言い切れません。今回の公式スプリットが示した最後の7.195kmを改善し、次の勝負レースへつなげます。
りんごちゃん
ナップル博士つくば・さいたま・館山若潮などフル7大会をはじめ、フル・ハーフ・10km・ウルトラ・トレイルの22大会を開催時期・高低差・制限時間・完走率・実走タイムで比べた関東のマラソン大会ガイドもあわせてどうぞ。


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