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松戸市七草マラソン10kmで40分切りに挑戦|誘導ミスのトラブルと招待選手 - 第28章(サブスリーまで314日)

2025年12月20日土曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

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松戸市七草マラソンで10km40分切りに挑むも誘導ミスに見舞われたバナナぴろし - サブスリーへの道 第28章
10km40分切りを狙って挑んだ松戸市七草マラソン。そこで待っていたのは、まさかのコース誘導ミスでした。

りんごちゃん
2019年は「10km40分切り」を目標にしたんだよね! 松戸市七草マラソン、結果はどうだったの?

バナナぴろし
それがね……スタート直後にコース誘導ミスが起きて、トラック出口が大渋滞。スタートからわずか40秒で、40分切りは現実的に不可能になったんだ。

りんごちゃん
ええっ!? 40秒で目標が消えるなんて……。そんなことってあるの!?

ナップル博士
10kmで40分を切るには、平均3分59秒/kmを維持し続ける必要がある。1kmでも大きく落とせば、取り返すのは至難の業じゃ。この日のバナナくんは、1km目が5分20秒。本来狙う3分55秒から1分半近くも遅れてしまった。これでは40分切りは厳しい。だが、この悔しさが次のレースの糧になるのじゃよ。

バナナぴろし
今日は、年始の28kmロング走の課題から、箱根駅伝経験者8人が集った豪華な招待選手、誘導ミスのトラブルとラップ分析、トップ選手とのフォーム比較、そして2週間後の我孫子市新春マラソンでのリベンジまで、波乱の一戦を全部振り返るよ。

2019年シーズンに向けて掲げた、10km40分切りという明確な目標。その達成を目指して挑んだ松戸市七草マラソン大会で、まさかの想定外トラブルが待ち受けていました。本記事では、年始に取り組んだトレーニング内容から、レース当日の状況、コース誘導ミスによって生じた影響、そして次戦でのリベンジまでを、すべて実体験ベースで振り返ります。

失敗は、終わりではなく次への材料。「なぜ目標を達成できなかったのか」「次はどう立て直すべきか」。同じように記録更新を目指す市民ランナーにとって、きっと参考になる気づきが詰まったレース記録です。
サブスリーまで314日を示す図 - 松戸市七草マラソンに挑む第28章
2019年の初戦に挑む回。ここからサブスリーまで、残り314日です。

2019年シーズンの目標設定|10km40分切りに挑んだ理由

前回は、2018年シーズンの振り返りをしました。振り返ってみると、思うように走力が伸びず、もどかしさが残る1年。正直なところ、「このままで大丈夫か?」と感じる場面も多くありました。
バナナぴろし
こちらの記事も合わせてどうぞ🍌

距離を踏んでもタイムが伸びなかった2年目の体験を振り返り、「なんとなく練習」から脱却して走力アップにつながった要因を解説しています。

それでも気持ちを切り替え、2019年シーズンに向けて改めて目標を設定します。公式大会で、10km40分切りを達成する。タイムだけを見れば高い壁ですが、市民ランナーとして次のステージに進むためには、ここを避けて通るわけにはいかない目標でした。

2019年、俺のマラソン熱は再び沸騰。失速した1年を取り戻すべく、「まずは10kmで結果を出す」ことに全力を注ぐ決意を固めたのです。

年始28kmロング走の実践と課題|本番を見据えた調整

2019年1月4日
年始一発目の練習として、28km走を実施しました。10kmで40分切りを狙うシーズンではありますが、土台となるスタミナを確認する意味もあり、あえて距離を踏むロング走を選択。

この日はビルドアップ走のつもりでスタート。前半は余裕を持って入り、後半にかけてペースを上げる想定でした。しかし現実は甘くなく、気持ちだけ先行してしまい、脚がついてこない。結果として、後半はペースを上げきれず失速する内容となりました。

「距離は踏めているのに、スピードが出ない」。市民ランナーあるあるですが、この時点で練習の質と目的が噛み合っていないことを、うっすらと感じ始めていました。このロング走の反省が、のちにレース展開や練習内容を見直すきっかけになります。
2019年1月4日に実施した28kmロング走の走行データ。平均ペース約5分02秒/kmで後半に失速 - 第28章
年始に実施した28kmロング走の走行ログ。ビルドアップを狙うも、後半にペースを維持できなかった実体験の記録です。

松戸市七草マラソン大会の概要|豪華招待選手とタフなコース

2019年1月13日
松戸市七草マラソン大会10kmにエントリーしました。年始恒例のこの大会は、スピードと対応力が試される市民ランナー注目のレースです。
松戸市七草マラソン大会の5km・10km共通コース図。競技場内スタート後、市街地を周回し複数の折り返しを含む - 第28章
松戸市七草マラソン大会10kmのコースマップ。折り返しと競技場内走行が多く、ペース配分が難しいと感じた実体験です。
コースはアップダウンが多く、フラット基調の10kmとは違い、後半に脚を削られるタフなレイアウト。俺にとっては、今回が2回目の出場となります。そしてこの年、2019年の招待選手がとにかく豪華でした。

松戸市七草マラソン大会 招待選手

この年の松戸市七草マラソン大会は、市民ランナーにとって特別な意味を持つ大会となりました。
第64回松戸市七草マラソン大会の招待選手一覧。箱根駅伝経験のある大学生ランナー8名の紹介画像 - 第28章
第64回松戸市七草マラソン大会の招待選手一覧。箱根駅伝経験者が多数名を連ね、市民ランナーとのレベル差を強く感じた実体験です。
なんと――箱根駅伝を走った松戸市中学校卒業生8人が招待選手

地元・松戸から箱根路へと進んだランナーたちが、そろって凱旋するという豪華すぎる顔ぶれ。市民ランナーにとっては、トップレベルの走りを間近で体感できる貴重な機会でした。
松戸市七草マラソン大会の招待選手集合写真。スタート前に並ぶ大学生ランナーたち - 第28章
松戸市七草マラソン大会に招待された選手たちの集合写真。スタート前から漂う速さのオーラに圧倒されました。
招待選手招待選手
髙橋翔也 選手石綿宏人 選手
島貫温人 選手土方英和 選手
小林彬寛 選手外山正一郎 選手
野口雄大 選手伊勢翔吾 選手
松戸市七草マラソン大会10kmのスタート直後。招待選手と市民ランナーがトラックから一斉に飛び出す瞬間 - 第28章
松戸市七草マラソン大会10kmのスタート直後。招待選手たちの鋭い出足とスピード感に圧倒された瞬間です。
招待選手のスタートは、市民ランナーとは明らかに違う緊張感とスピードでした。
松戸市七草マラソン大会10kmのスタート直後。招待選手と市民ランナーが競技場トラックから一斉に走り出す様子 - 第28章
招待選手と市民ランナーが同時に飛び出す、レース序盤の混在シーンです。
松戸市七草マラソン大会10kmのレース終盤。競技場内で招待選手3名が並んで先頭争いをする様子 - 第28章
先頭を走る招待選手たち。余裕すら感じさせるフォームとスピードの違いを、間近で実感した場面です。
ここからは、俺自身の話です。とはいえ――同じ大会にエントリーしていたのだから、サインをもらっておけばよかった……(^_^;)
マラソン大会のトラック上でバナナのキャラクターがランナーからサインをもらう演出イラスト - 第28章
招待選手にサインをもらう妄想をイラスト化したワンシーン。声をかける勇気が出なかった自分へのセルフツッコミです。
俺は、この松戸市七草マラソン大会に向けて、年始から「10km40分切り」を最大目標に掲げ、強い覚悟を持ってスタートラインに立っていました。そして――

号砲。

事件が発生しました。

コース誘導ミス発生|ラップ分析と40分切り未達の要因

今回のレースで起きた事件――誘導員のコース誘導ミス

スタート直後、トラックを1/4周して外へ出るのが正しいルート。しかしその出口付近に誘導員が立っておらず、先頭集団はそのままトラックを1周してしまう形になりました。
松戸市七草マラソン大会の競技場内コース拡大図。1/4周で外へ出る導線と誘導ミスが起きた箇所 - 第28章
競技場内スタート直後のコース図。本来は1/4周で外に出るはずが、出口が分かりづらく混乱が生じた実体験です。
異変に気づいたランナーたちが、一斉にグラウンドを横切って出口へ殺到。エントリー数約2000人が、トラック出口の狭い通路で完全に渋滞します。押し合いながら進むしかない、スタート直後とは思えない異様な光景でした。
マラソン大会の出口で多数のキャラクターが押し合う様子を描いた誘導ミスによる混雑のイラスト - 第28章
誘導ミスにより出口で大混雑した状況をイラストで表現。2000人規模のランナーが一斉に殺到した現場の混乱です。
俺も、当然この出口渋滞に巻き込まれました。スタートからわずか40秒で、この日の目標だった10km40分切りは、現実的に不可能となります。

ガックシ。
マラソン大会のトラック上で落ち込んだ表情のバナナのキャラクターが立ち尽くすイラスト - 第28章
誘導ミスで目標が崩れ、気持ちが切れてしまった心境をイラストで表現。スタート40秒で40分切りが消えた瞬間です。
結果です。
2019年1月13日の松戸市七草マラソン大会10kmの走行ログ。1km目5分20秒と遅れその後持ち直すラップ - 第28章
松戸市七草マラソン大会10km当日の走行データ。スタート直後の渋滞で1km目が大きく落ち、リズムを崩した記録です。
No距離ラップ
11.0km5'20"
21.0km4'03"
31.0km3'54"
41.0km4'02"
51.0km3'57"
61.0km4'04"
71.0km3'59"
81.0km3'53"
91.0km3'51"
101.0km3'49"
110.2km0'44"
1km目のラップは、5'20"。本来なら3'55前後で入りたかったところ。それができていれば、目標の40分切りは十分狙える状態でした。実際、2km目以降は3分台後半〜4分ちょうどで刻めており、脚そのものは仕上がっていたのです。トラックを余計に走らされ、完全にリズムを崩したレース展開でした。
松戸市七草マラソン大会の競技場内GPS軌跡図。トラック内を余分に周回し距離超過していることが分かる - 第28章
競技場内のGPS軌跡。本来不要なトラック周回が発生し、距離超過が起きていることが分かる実走データです。
まぁ、しょうがない。運営のミスは自分ではどうにもできません。大事なのは、ここで腐らずに次へ向かうことでした。

トップ選手とのフォーム比較|走りの違いから学ぶ改善点

ここで少し視点を変えて、俺自身のランニングフォームを、招待選手と比べて振り返ってみます。同じコースを走ったからこそ見えた、決定的な差がありました。
バナナぴろしの場合
市民マラソン大会の終盤でバナナぴろしが前傾姿勢で懸命に走るランニングフォーム - 第28章
レース終盤、呼吸が荒くなりながらもフォームを崩さず前に出続けた瞬間。実戦でしか得られない「粘り」の感覚を思い出す一枚です。
写真を見ると、上体がやや沈み、腕振りや脚の運びにも無駄があるのが分かります。

招待選手 駒澤大学 伊勢翔吾選手の場合
市街地ロードレースで駒澤大学の伊勢翔吾選手が前傾を保ち力強く走るランニングフォーム - 第28章
市街地コースを単独で駆け上がる伊勢翔吾選手の走り。上体の安定と推進力を無駄にしないフォームが際立つ瞬間です。
一方で伊勢選手は、上体がブレず、重心が高く、地面からの反発を素直に前進力へ変えているフォーム。
正直、俺に比べて圧倒的にカッコいい。
トラック競技場のレース終盤でバナナぴろしが苦しい表情で前傾姿勢で走る市民マラソンの一場面 - 第28章
トラック終盤、脚の重さを感じながらも腕振りで前に進んだ瞬間。レース後半の粘りと、実戦ならではの苦しさが表情に表れています。
ナップル博士
トップ選手のフォームは、重心が高く、接地が体の真下で起こるのが特徴じゃ。これにより地面の反発を「バネ」として推進力に変えられる。逆に上体が沈むと、接地が体の前になり、一歩ごとにブレーキがかかってしまう。市民ランナーでも、姿勢・接地・腕振りを意識するだけで、同じ走力でも確実に楽に・速くなれるのじゃよ。

この比較から感じたのは、「速さは才能ではなく、日々のフォーム意識と積み重ねで作られる」ということ。市民ランナーでも、姿勢・接地・腕振りを意識するだけで、走りは確実に変わっていきます。フォームと「バネ」の使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

バナナぴろし
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筋肉の伸張・収縮による「バネ」の仕組みと、パワーを最大化する膝の角度を解説。ランニングエコノミーを高めて、楽に速く走るヒントです。


次戦でのリベンジ計画|我孫子市新春マラソンへの挑戦

松戸市七草マラソンでの悔しさを、そのままにして終わるつもりはありません。俺が次に選んだリベンジの舞台は、2019年1月26日にエントリーしていた――

我孫子市新春マラソン 10km

松戸とは違い、比較的走りやすいコース設定。「ここなら、今の走力を正当に試せる」。そう確信して臨んだ大会でした。
我孫子市新春マラソン10kmのコースマップ。河川敷を往復し折り返しが多いレイアウト - 第28章
河川敷を往復する我孫子市新春マラソンの10kmコースマップ。折り返しが多く、ペース管理と風対策が重要になるレイアウトです。
結果は――しっかりとPB更新。松戸で得た反省と気づきが、無駄ではなかったことを証明できました。安定したラップで、最後までペースを維持できたのです。
我孫子市新春マラソン10kmの走行ログ。平均ペース4分05秒/kmで10.17kmを41分42秒、安定して推移 - 第28章
我孫子市新春マラソン10kmでPB更新した際の走行データ。1km目から安定して4分前後で刻み、最後までペースを維持できた実体験です。
松戸での誘導ミスは確かに悔しかった。でも、その悔しさがあったからこそ、次のレースに集中できた。その詳しい内容は、次回で。下り坂ダッシュの効果と、我孫子で出した会心のタイムをお届けします。
▶ 次の話:第29章「我孫子市新春マラソンPB|下り坂ダッシュの効果」

バナナぴろし
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10km40分の壁を超えるための効果的なトレーニング法を紹介。下り坂ダッシュを活用してTOPスピードを上げる秘訣と、その実践方法を詳しく解説します。


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りんごちゃん
自分のミスじゃないのに目標が消えるなんて、悔しすぎる……。でも腐らずに2週間後にPB更新するなんて、すごく前向きだね!

バナナぴろし
レースは何が起こるか分からない。でも、トップ選手のフォームを間近で見られたのも、悔しさをバネに次で結果を出せたのも、出場したからこそだよ。次回はそのリベンジ戦、我孫子市新春マラソンと下り坂ダッシュの効果の話。お楽しみに!

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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