バナナぴろしのブログ検索(人気キーワード 芝生、10km、坂ダッシュ)
カテゴリ・リストへジャンプ

ランニング2年目に走力が伸びない理由|月150km走っても速くならない原因 - 第27章(サブスリーまで300日)

2025年12月20日土曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

t f B! P L
ランニング2年目に走力が伸びない理由を振り返るバナナぴろし - サブスリーへの道 第27章
距離は踏んでいるのに、なぜか速くならない――ランニング2年目に誰もがぶつかる「走力が伸びない理由」を振り返ります。

りんごちゃん
2年目は月150kmも走ってたんだよね? それだけ走れば、どんどん速くなりそうなのに……。

バナナぴろし
それがね……2018年は年間1825.4kmも走ったのに、10kmの自己ベストはほぼ更新できなかったんだ。距離は踏んでる、継続もできてる。それなのに、走力だけが横ばいだった。

りんごちゃん
ええっ!? あんなに走ったのに更新できないの!? いったい何がいけなかったの?

ナップル博士
答えはシンプルじゃ。「なんとなく練習」を続けていたからじゃよ。体は同じ刺激に慣れると、それ以上は強くならない。気が向いたら同じペースで走るだけでは、心肺も脚も「もう知っている負荷」として処理してしまう。走力を伸ばすには、目的を持って違う刺激を入れる必要があるのじゃ。

バナナぴろし
そのとおりなんだ。今日は、月150km以上走っても速くならなかった2018年のリアルな走行距離データと、伸び悩みの本当の原因、そして3年目に環境を変えて一気に走力が伸びた話まで、当時の反省を込めて正直に書いていくよ。

「月150km以上走っているのに、タイムが更新されない」「頑張っているはずなのに、成果が出ない」――もしあなたが今、そんな違和感を抱えているなら、それはあなただけではありません。俺自身、ランニング2年目(2018年)にまったく同じ壁にぶつかりました。

距離は踏んでいる。練習も続いている。それでも、走力はほぼ横ばい。本記事では、なぜ2年目に走力が伸び悩んだのか、その原因を月間走行距離のデータとともに掘り下げ、3年目に一気に走力が伸びた理由を実体験ベースで正直に綴ります。「走れば速くなる」と信じていた頃の自分へ向けた、反省と気づきの記録です。
サブスリーまで300日を示す図 - ランニング2年目の振り返り第27章
2018年の停滞期を振り返る回。ここからサブスリーまで、残り300日です。

ランニング2年目に走力が伸びなくなった経緯

前回は、2018年最大のレースとなった第4回さいたま国際マラソンを走った翌日、身体がどうなったのかというリアルな話を書きました。今回はそこから一歩引いて、なぜランニング2年目に走力が伸び悩んだのか、その経緯を振り返っていきます。

マラソンを始めたのは2017年1月。ランニングシューズを履いて、人生で初めてまともに走った10kmは――75分でした。そこから試行錯誤しながら走り続け、12ヶ月後2017年12月の10km自己ベストは42分まで短縮。1年で33分も縮んだことになります。

「走れば走るほど速くなる」。そんな成長曲線を、この時の俺は疑っていませんでした。そして迎えたランニング2年目の2018年2018年3月の10km自己ベストは40分19秒。ここまでは、順調に見えます。

しかし――2018年12月。年末になっても、10kmの自己ベストはほぼ更新できないままでした。「それって、走ってなかっただけじゃない?」。そう思った方もいるかもしれません。では実際に、2018年の月間走行距離を見てみましょう。

月150km以上走っても速くならなかった2018年の走行距離データ

「走力が伸びなかったのは、走っていなかったからでは?」。そう思われがちですが、2018年は決してサボっていたわけではありません。実際の2018年・月間走行距離がこちらです。

走行距離走行距離
1月181.7km7月127.3km
2月171.6km8月156.9km
3月113.5km9月178.7km
4月134.6km10月148.9km
5月137.5km11月190.5km
6月105.5km12月178.7km

1年間の合計走行距離:1825.4km

月平均にすると、約150km以上はコンスタントに走っていました。ランニング初心者の基準で見れば、「けっこう走っている部類」に入る距離です。それでも――10kmの自己ベストは、ほとんど更新されませんでした

距離は踏んでいる。継続もできている。それなのに、走力だけが伸びない。この違和感の正体こそが、次の章で書く「走っても速くならない本当の原因」です。

走っても速くならない原因は「なんとなく練習」だった

距離は踏んでいる。継続もできている。それなのに、なぜ走力だけが伸びなかったのか。その理由は、とてもシンプルでした。

なんとなく練習していたから

当時の練習内容を振り返ると、ほぼ次のようなパターンです。
  • 気が向いたら 10km走る
  • 気が向いたら ジョグする
  • 気が向いたら ロング走する
一見すると、ちゃんと走っているように見えます。ですが、この練習には決定的に欠けているものがありました。「目的」です。

・今日は何を鍛えるのか
・この練習は何につながるのか
・レースにどう活きるのか

それを考えず、その日の気分だけで走っていた。これでは、走力が頭打ちになるのは当然でした。
ナップル博士
これは「特異性の原則」で説明できるのじゃ。体は、与えられた刺激に対してだけ適応する。いつも同じ余裕のあるペースで走れば、体は「その負荷をこなす能力」だけを維持し、それ以上は伸びない。スピードを上げたいなら速い刺激を、後半粘りたいなら閾値の刺激を――と、狙いを持って違う負荷を入れることで初めて、走力は次の段階へ進むのじゃよ。

体験からの結論

なんとなく練習を続けていると、あるところで走力は必ず頭打ちします。走力を本気で上げたいなら――

なんとなく練習は、やめましょう。
両手でストップのポーズをするバナナのキャラクター。なんとなく練習をやめる決意を象徴 - 第27章
「なんとなく練習」を続けていた2年目の自分への戒めの一枚。走力が頭打ちになった原因に気づいた転換点です。
では、どうすれば良いのか。一番の理想は、1週間に複数の練習方法を行い、それをルーティン化することです。具体的には、1週間の中で次の練習を1回ずつ組み込みます。
  • ロング走(スタミナの土台)
  • 閾値走(粘れる脚をつくる)
  • インターバル(心肺と最大酸素摂取量)
  • 坂道ジョグ(フォームと筋持久力)
  • スピード練習(トップスピードの引き上げ)
それぞれ狙いが違うからこそ、体は毎回新しい刺激を受け、確実に強くなっていきます。具体的な設定タイムや目標タイム別の組み方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

バナナぴろし
こちらの記事も合わせてどうぞ🍌

「スタミナより先にスピードを鍛える」逆算練習プラン。サブ4・3.5・3.15の目標別に、閾値走や坂ダッシュの設定タイムまで網羅しています。

このルーティンを、俺は2019年5月から実際に取り入れました。すると――

たった3ヶ月で、驚くほど走力が伸びました。
スピード感のある背景を全力で走るバナナのキャラクター。練習の質を変えて走力が伸びた様子を象徴 - 第27章
がむしゃらに走るだけだった2年目から、練習の「意図」を持つように変わった転換点を象徴する一枚です。
さて、ここからはランニング3年目の話になります。

ランニング3年目で走力が一気に伸びた理由と環境の変化

ランニング3年目に入ってから、俺の走力は明らかに変わり始めました。その一番の要因は、練習内容そのものではなく「環境の変化」でした。
  • インターネットを通じて、マラソンサークルに参加した
  • X(Twitter)を始め、ランナー同士の交流が生まれた
  • マラソンクラブ「ソンナバナナ」を立ち上げた
2年目までは、ほぼ一人で淡々と走っていました。ですが3年目からは、

・練習内容を共有する仲間がいる
・刺激を受ける存在がいる
・手を抜けない空気がある

この変化によって、練習の「密度」が一気に高まりました。そして――

サブスリーを達成しました。
王冠をかぶり玉座に座るバナナのキャラクター。3年目でサブスリーを達成した成果を象徴 - 第27章
停滞期を抜け、環境と練習の質を変えたことで得られた自信。3年目にサブスリーを達成した瞬間を象徴する一枚です。
この結果は、才能ではなく、正しい方向で努力できる環境を選んだ結果だと感じています。3年目の道のり編では、

密度の濃い練習方法
密度の濃い人間関係

この2つについて、実体験ベースで詳しく書いていきます。次回は、そんな3年目の入り口――2019年最初のレース、松戸市七草マラソンで10km40分切りに挑んだ話です。そこでは、予期せぬトラブルも待っていました。
▶ 次の話:第28章「松戸市七草マラソンで目指す40分切りと予期せぬトラブル」

バナナぴろし
こちらの記事も合わせてどうぞ🍌

走行距離を増やしても伸びなかった理由は「練習の組み方」だった。閾値走・インターバル・30km走を軸にした、サブスリーを現実にしたルーティン練習を解説します。


バナナぴろし
こちらの記事も合わせてどうぞ🍌

10km75分からサブスリーを達成した実体験をもとに、高効率なマラソントレーニングと週間ルーティンの完全版を詳しく解説します。


りんごちゃん
たくさん走ることより、「何のために走るか」が大事だったんだね。環境を変えたら一気に伸びたっていうのも、すごく勇気が出る話だなあ。

バナナぴろし
そう、距離は裏切らないけど、距離だけでは足りないんだ。目的を持った練習と、刺激をくれる仲間。この2つが3年目の俺を変えた。次回はいよいよ2019年の初レース、松戸市七草マラソンで40分切りに挑む話だよ。お楽しみに!

カテゴリ・ラベル

    バナナぴろしの全データを集計中...

筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

質問があれば受け付けます

名前

メール *

メッセージ *

ページビューの合計

QooQ