こんな不安を感じたことはありませんか?
「この道、本当に合ってる?」
「距離、足りてるかな……?」
「後半にどれくらい登りが残ってるんだろう?」
知らない土地を走るほど、
脚より先に頭が疲れてしまう──
これは多くのランナーが経験する、ロング走あるあるです。
本当はフォームや呼吸、
ペース配分に集中したいのに、
道を確認するたびに集中力が削られていく。
この「見えないロス」は、
ウルトラマラソンを目指す練習では、
想像以上に大きな差になります。
そこで本記事では、
GoogleマップとRide with GPSを明確に使い分け、
GarminやCOROSのナビ機能を最大限に活かす
ランニングコース設計の考え方と実践手順を、
実体験ベースで解説します。
・ロング走で一度も迷わないコースの作り方
・標高と距離を踏まえたペース戦略の立て方
・作ったルートをウォッチへ最短で取り込む方法
・実際に60kmを走って分かったナビの本当の価値
「道を探しながら走る練習」から、
走ることだけに集中できる練習へ。
この記事を読み終える頃には、
あなたのロング走の質は、確実に一段階上がっているはずです。
場所探しはGoogle、設計はRide with GPS|ランニングコース作成の最適解
バナナぴろし
ロング走でも、峠走でも、
見知らぬ街を走る時でも、
「この道、本当に合ってる?」って不安になる瞬間、ない?
りんごちゃん
坂の途中で道が分かれてたり、
初めての街で急に細い道に入ったりすると、
ペースより「道」が気になっちゃいます……。
バナナぴろし
本当はフォームや呼吸に集中したいのに、
「次どっち?」って考えた瞬間、
トレーニングの質が一段落ちてしまう。
だから僕は、
「調べるのはGoogleマップ、
走るための設計はRide with GPS」
って完全に役割分担してるよ。
日常使いの地図アプリとして、Googleマップは間違いなく優秀です。
コンビニやカフェ探し、
初めての土地の全体像を把握する用途では最強クラス。
ただし、
ロング走・峠走・旅ランのように
「走りそのものに集中したいランニング」では、話が変わります。
Garmin(ガーミン)やCOROS(カロス)の
ナビ機能を本気で活かしたいなら、
ランニングコース作成の段階から
Ride with GPSを使うべきです。
その理由は、次の3つ。
ロング走・ウルトラ対策に効く「設計力」を3つの視点で解説します。
-
道への圧倒的な吸着力と精度:
Googleマップでは直線になりがちな遊歩道や公園内の小道も、
Ride with GPSなら実際の道に正確にトレース。
実走距離と計画値のズレを最小限に抑えたGPXデータを作成できます。 -
累積標高を含めた負荷の完全可視化:
ルート作成と同時に獲得標高と斜度を確認できるため、
「後半の登りに備えて前半を抑える」といった戦略設計が事前に可能です。 -
デバイスを選ばないGPX書き出し:
特定アプリに依存しないGPX形式でエクスポートできるため、
Garmin・COROS・スマホナビなど、あらゆる環境へ柔軟に対応できます。
目的地までの最短ルートを探す「検索」ではなく、
狙ったトレーニングを完遂するための「設計」。
この視点でRide with GPSを使いこなせば、
あなたのロング走・ウルトラ対策の質は、確実に一段引き上がります。
2. 「Follow Roads」でストレスなく描く
Ride with GPS最大の強みが、道路や歩道に吸い付くようにルートを描いてくれる
Follow Roads機能です。
- 出発地点を地図上でクリック
- 経由地を順番にクリックするだけで最適な道を自動選択
- 河川敷・公園内・遊歩道は「徒歩」モードに切り替える
Googleマップでは直線になってしまう細い道や遊歩道も、
Ride with GPSなら実際の道路データに沿って正確にトレース。
この精度が、
ウォッチ表示距離と実走距離のズレを最小限に抑えてくれます。
道路に沿ったルートが自動で描かれていきます。
実際に走れる道だけを正確に選んでくれます。
Ride with GPSでは直線になる区間も正確に再現できます。
この精度が、ロング走での距離ズレや迷いを防ぎます。
3. 獲得標高を必ず確認する
コース作成中、画面下部には獲得標高がリアルタイムで表示されます。「後半に激坂はないか?」
「累積標高は脚作りとして適切か?」
これを事前に把握できるかどうかで、
ロング走や峠走の成功率は大きく変わります。
4. ルートを保存して完了
納得のいくコースが完成したら、名前を付けて保存します。公開設定にしておけば、
「今日の60kmコースこれね」とURLを送るだけで、
ラン仲間とのルート共有も一瞬です。
この段階でGPXデータとして書き出しておけば、
次章で解説するGarmin・COROSへの転送もスムーズに行えます。
ウォッチへの取り込み術(Garmin自動同期・COROS転送)
バナナぴろし
実はGarmin(ガーミン)なら、
一度設定すれば「保存ボタン」を押すだけで、
自動的にウォッチへコースが届くんだよ。
りんごちゃん
GPXをダウンロードして、
PCにつないで……みたいな作業は不要なんですか!?
バナナぴろし
COROS(カロス)も簡単だから、
それぞれのやり方を順番に解説するね。
Ride with GPSの大きな魅力が、
主要ランニングウォッチとの圧倒的な連携力です。
ロング走やウルトラマラソン前でも、
スマホだけでナビ準備が完結します。
Garmin(ガーミン)への自動インポート
Garminユーザーなら、この設定は必須です。一度連携すれば、
「ルート保存=自動同期」という最強状態になります。
- ① Ride with GPSの「設定」から「接続済みのサービス」を選択
- ② Garmin Connectを選び、「ルート」の同期をONにする
- ③ Garmin Connectの承認画面でログインし、連携を許可
設定後は、
Ride with GPSでルートを保存するだけで、
自動的にGarmin Connectの「コース」へ反映されます。
あとはウォッチとスマホをBluetooth同期するだけ。
ロング走当日に迷う余地は一切ありません。
COROS(カロス)への転送手順
COROSはGarminのような自動同期には対応していませんが、GPXファイルをスマホ経由で受け渡すことで、
ナビ用ルートを確実にウォッチへ取り込めます。
実際の操作はすべてスマホ完結で、
慣れれば30秒以内で同期可能です。
- ① Ride with GPSアプリで、作成したルート詳細を開く
- ② 右上の「︙」から「GPXファイルをエクスポート」を選択
-
③ 共有先として「COROSアプリ」または「Googleドライブ」を選択
※COROSアプリが表示されない場合や、
確実にファイルを受け渡したい場合は
Googleドライブ経由がおすすめです。 -
④ Googleドライブに保存した場合は、
COROSアプリを開きGPXファイルを読み込み、
「保存」→「ウォッチに転送」
Googleドライブを中継するとCOROSアプリへ確実に受け渡せます。
転送したいルートの詳細画面を開きます。
GPXルートを保存します。
次回同期時に自動でウォッチへ反映されます。
ロング走当日は、ナビを起動するだけで走り出せます。
ここまで準備できれば、未知の道もすべて自分の練習場です。
| メーカー | 同期方法 | PCの必要性 |
|---|---|---|
| Garmin | 完全自動(初回設定のみ) | 不要 |
| COROS | アプリ間共有(手動) | 不要 |
このように、
Ride with GPSは主要ウォッチブランドとの親和性が非常に高く、
ウルトラマラソンやトレイル大会で配布されるGPXデータも、
同じ手順で簡単にナビ用ルートとして活用できます。
【実録】自作60kmコースを走破|Ride with GPSナビの真価を検証
バナナぴろし
実際にRide with GPSで作った
60kmのロングコースを走って検証してきたよ。
りんごちゃん
それだけ長い距離だと、
道に迷うだけでも相当ストレスになりそうですね。
バナナぴろし
結論から言うと、
ナビありとナビなしでは脳の疲れ方がまったく違うね。
距離・累積標高・分岐を事前に把握することで、後半の失速を防げました。
体力よりも疲労が溜まった状態での道迷いです。
今回は松戸〜成田の約61kmを、
ナビ機能のみを頼りに実走しましたが、
その精度と安心感は想像以上でした。
1. 計画通りのトレーニングを完遂できる
Ride with GPSで作成したルートは、
実走でもほぼ計画通りの距離・内容でした。
これにより、
「距離が足りなかった」「余計に走ってしまった」
といったロング走あるあるを防ぎ、
狙った負荷を正確に身体へ入れられます。
ナビのおかげで一度も迷わず走り切れました。
60kmロング走のトレーニングデータです。
| 項目 | 計測データ |
|---|---|
| 走行距離 | 61.76km |
| 運動時間 | 05:50:47 |
| 総時間 | 06:57:05 |
| 平均ペース | 5分41秒/km |
| ベスト1km | 5分00秒/km |
| 平均心拍数 | 148bpm |
| 平均パワー | 166W |
| 平均ピッチ | 176spm |
| 獲得標高 | 419m |
| 累積下降 | 367m |
| トレーニング負荷 | 472 |
| 消費カロリー | 3360kcal |
2. ラップの安定と精神的余裕
10kmごとのラップを見ると、
50kmを過ぎてもペースが大きく崩れていません。
これは「次どっち?」という判断を
完全にウォッチへ委ねられたことで、
フォーム・呼吸・補給に集中できた結果です。
ナビが「道迷いの不安」を完全に消してくれたからです。
60kmロング走の10kmごとのラップ・心拍・ピッチデータです。
| 区間 | 距離 | 平均ペース | 平均心拍数 | 平均ピッチ | 平均ストライド | 獲得標高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 10.00km | 5分45秒/km | 144bpm | 176spm | 98cm | 58m |
| 2 | 10.00km | 5分53秒/km | 146bpm | 175spm | 102cm | 37m |
| 3 | 10.00km | 5分25秒/km | 149bpm | 177spm | 103cm | 44m |
| 4 | 10.00km | 5分28秒/km | 147bpm | 180spm | 101cm | 17m |
| 5 | 10.00km | 5分45秒/km | 151bpm | 176spm | 98cm | 139m |
| 6 | 10.00km | 6分07秒/km | 148bpm | 174spm | 93cm | 85m |
| 7 | 1.76km | 5分34秒/km | 156bpm | 183spm | 98cm | 34m |
知らない土地を走る旅ランはもちろん、
限界に挑むロングトレーニングにおいて、
Ride with GPSのナビは単なる便利機能ではありません。
判断を肩代わりしてくれる、
もう一人の伴走者のような存在です。
ウルトラ・ロング走を成功させるナビ活用テクニック【応用編】
ロング走やウルトラマラソンでは、「脚」よりも先に判断力が削られていきます。
道を探す、分岐に迷う、現在地を確認する──
これらは一つひとつは小さくても、
60kmを超えると確実にボディブローになります。
1. 分岐判断は「全部ナビに任せる」
ロング走では、「こっちで合ってるかな?」と考えた瞬間に、
ペースもフォームも乱れます。
Ride with GPSで作成したルートを
ウォッチに入れておけば、
判断はすべてナビ任せ。
ランナーは「走ること」だけに集中できます。
2. 標高データを前提にペース配分する
距離だけでなく、獲得標高を把握しているかどうかで、
後半の粘りは大きく変わります。
「40km地点に登りがある」
と分かっていれば、
前半を抑え、補給も計画的に行えます。
ナビは単なる案内ではなく、
ペース戦略の設計図でもあります。
3. 未知の土地こそナビを使うべき
知らない街・初めての河川敷・旅ラン。こうした環境では、
ナビなし=常に不安を抱えて走ることになります。
Ride with GPSを使えば、
未知の土地も「計画済みの練習場」に変わります。
これは精神的な消耗を抑えるうえで、
想像以上に大きなメリットです。
ナビを“本気で使う”なら|COROS APEX 2 / APEX 2 Proという選択
ここまで読んで、「ナビの重要性は分かった。でも、どんなウォッチを使えばいい?」
と感じた方も多いはずです。
結論から言うと、
ウルトラ・ロング走でナビを最大限活かしたいなら、
地図表示に対応したGPSウォッチを選ぶべきです。
その代表的な選択肢が、
COROS APEX 2 / APEX 2 Proです。
なぜCOROS APEX 2 / 2 Proがロング走に向いているのか
-
オフライン地図表示に対応
ルートの線だけでなく、周囲の地形や道路を
ウォッチ単体で確認できるため、
分岐や河川敷・林道でも安心感が段違いです。 -
超ロングでも耐えるバッテリー性能
60km超のロング走やウルトラ距離でも、
ナビONのまま最後まで使い切れる余裕があります。 -
GPX取り込みがシンプル
Ride with GPSで作成したルートを
スマホ経由で確実に同期でき、
レース前や遠征先でも迷いません。 -
ナビ中でも走りに集中できるUI
距離・ペース・心拍とナビ画面を切り替えながら、
「判断」ではなく「走り」に意識を向けられます。
APEX 2 と APEX 2 Pro、どちらを選ぶ?
-
APEX 2
→ ロング走・ウルトラ対策を始めたい人向け。
必要十分な地図・ナビ性能を、軽量ボディで。 -
APEX 2 Pro
→ 山岳・トレイル・100km超も視野に入る人向け。
より大画面・高精細な地図表示と、圧倒的な安心感。
ロング走やウルトラマラソンでは、
「どれだけ走れるか」よりも、
「どれだけ無駄なく集中力を残せるか」が結果を左右します。
ナビ機能は、
単なる便利装備ではなく、
最後まで走り切るための戦略装備。
Ride with GPS × COROS APEX 2 / 2 Proの組み合わせは、
未知の道を「不安なコース」から
計画済みの練習場へ変えてくれます。
COROS APEX 2 / APEX 2 Pro
COROS APEX 2 / APEX 2 Proは、トレイルラン・登山・ロードランまで幅広く対応するGPSアウトドアウォッチ。サファイアガラスとチタン合金ベゼルを採用し、軽量ながら高い耐久性を実現。APEX 2は約40時間、APEX 2 Proは約66時間のフルGPS稼働が可能。世界5大衛星システム対応、Proモデルは2周波GPSにより山間部や都市部でも高精度な測位を実現します。
ロング走やウルトラの練習では、
「今日は抑えるべきか」「まだいけるか」という判断が重要になります。
COROS APEX 2 / 2 Proは、心拍やログを淡々と示してくれるため、
無理なく“今の自分”に合った判断がしやすいのが特徴です。
軽くて邪魔にならず、バッテリー切れの不安も少ない。
派手さはありませんが、長時間走る人ほど安心感を実感しやすいモデルです。
よくある質問(Q&A)まとめ
Q1:Ride with GPSは無料でも使えますか?
A:はい、無料プランでも十分に使えます。基本的なランニングコース作成、ルート保存、
そしてGarmin(ガーミン)への自動同期機能も無料範囲内です。
有料プラン(Premium)は、
スマホアプリでのオフラインマップ利用や、
ナビ指示(キューシート)の詳細設定が必要な方向けのオプションと考えて問題ありません。
Q2:Googleマップで作ったルートは移行できますか?
A:可能です。Googleマップ(マイマップ)からKMLファイルとして書き出し、
Ride with GPSの「インポート」機能で読み込めば、
高精度なルートとして再編集できます。
Q3:ウォッチにルートが同期されない時の対処法は?
A:以下の2点をまず確認してください。・Garmin ConnectやCOROSアプリとの連携設定がONになっているか
・Ride with GPSでルート保存時、公開設定が「公開」または「限定公開」になっているか
特にGarminの場合、
非公開設定のままだと同期されないケースが多いため要注意です。
Q4:ナビ使用中でも心拍数やペースは確認できますか?
A:はい、問題なく確認できます。多くのランニングウォッチでは、
ナビ画面と通常のトレーニング画面をボタン操作で切り替え可能です。
むしろRide with GPSから取り込んだルートなら、
「次の分岐までの距離」をデータ項目として表示できるモデルもあり、
ロング走では非常に便利です。
Q5:ウルトラマラソン大会の公式GPXも使えますか?
A:もちろん使えます。大会公式サイトから配布されるGPXデータをRide with GPSにアップロードすれば、
試走やレース対策用のナビルートとして活用できます。
コンビニ・トイレ・補給ポイントを自分で追加できるため、
世界に一つだけの攻略マップを作れるのが大きなメリットです。
Q6:Apple Watchでもナビは使えますか?
A:Ride with GPSの純正アプリをApple Watchにインストールすれば使用可能です。ただし、GPS常時使用によるバッテリー消費が大きいため、
フルマラソン以上の距離を走る場合は、
GarminやCOROSといった専用GPSウォッチへの転送をおすすめします。



0 件のコメント:
コメントを投稿