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柏の葉2000m×4本レペテーション|3'24〜3'36/km・レペとインターバルの違いを実データで解説

2026年5月10日日曜日

マラソン練習法-インターバル

t f B! P L
柏の葉公園競技場のトラックを単独で走るバナナぴろし - 2000mレペテーション練習
柏の葉の赤いトラックで、今日も自分の限界に挑んだ。
スタンドの静けさの中で刻むペースが、確実に地力を育ててくれる。

りんごちゃん
バナナぴろし、レペテーションってよく聞くけど、インターバルとどう違うの?どっちも速く走るやつじゃないの?

バナナぴろし
いい質問だよ。実は目的と「回復の仕方」が全然違うんだ。レペテーションは完全回復してから最大出力で走る練習で、インターバルは不完全回復のまま心肺を高いゾーンに保ち続ける練習なんだよ。

りんごちゃん
ええっ!?今日の練習はどっちだったの?データを見てみたい!

ナップル博士
リレー形式という特殊な状況では「レペテーションで始まり、インターバルで終わる」という面白い現象が起きるのだ。まるで料理で言えば、最初はフルコースのつもりが、途中から居酒屋の追加注文になるようなものじゃ。

バナナぴろし
今日は柏の葉公園競技場で2000m×4本+400mを走ってきたよ。実際のデータをもとに、この「ハイブリッド負荷」がどういうものか詳しく紹介していくね。

2026年5月10日、柏の葉公園総合競技場でリレーマラソンの一環として2000m×4本+仕上げの400mを走ってきた。
1本目は平均3'24"/kmとスムーズに入り、4本目には3'36"/kmまでペースが落ちたが、最後の400mを1'08"で締めることができた。

ただのトラック練習レポートにとどまらず、「レペテーション」と「インターバル」の違いをリアルデータで解析したい。理論を知ることで、同じ練習でも質がぐっと上がるはずだ。

柏の葉2000m×4本全データ — 1本目3'24"/kmから4本目3'36"/kmへの変化を読む

本日のメニューは2000m×4本+仕上げ400m。柏の葉公園総合競技場のトラックを使ったリレーマラソン形式で、チームメンバーと交互に走りながら1本ずつ全力で出し切った。
天候は晴れ、気温は10時の時点で20℃。南風7〜20km/hとやや強い風があったが、コンディション自体は悪くなかった。

以下が今日の全データだ。
本数 タイム 平均ペース 最速ペース 平均心拍 最大心拍
1本目 6'49" 3'24"/km 3'20"/km 169 bpm 179 bpm
2本目 7'00" 3'30"/km 3'26"/km 169 bpm 182 bpm
3本目 7'08" 3'34"/km 3'30"/km 171 bpm 182 bpm
4本目 7'12" 3'36"/km 3'33"/km 167 bpm 179 bpm
400m仕上げ 1'08" 2'39"/km 154 bpm 180 bpm
1本目から4本目にかけて、タイムは6'49"→7'12"と12秒ずつ落ちていった。
体力の低下というよりも、リレー形式ゆえに「待ち時間=不完全回復」が本数を重ねるごとに積み重なっていった結果だと読み取れる。
心拍が3本目にピーク(max 182 bpm)を記録し、4本目では逆に平均心拍が167 bpmと下がっているのは、筋疲労により出力そのものが限界に達してきた証左だ。
1本目2000mの詳細ラップ表 - 柏の葉トラックラン平均ペース3'24"/km
1本目の詳細ラップ。序盤こそ3'07"/kmと突っ込み気味だったが、
中盤以降は3'22〜3'27"/kmで安定して走れていた。
COROSアクティビティ一覧 - 2026年5月10日柏の葉2000m×4本の全記録
4本のアクティビティが並ぶCOROS画面。上から4本目→1本目の順で記録されている。
1本目6:49から4本目7:13まで、本数を重ねるごとの変化がひと目でわかる。

レペテーションvsインターバル — リレー形式がもたらした「ハイブリッド負荷」の正体

「レペテーション」と「インターバル」は混同されがちだが、目的が根本的に異なる。

レペテーションは、心拍数が十分に下がるまで休んでからレースペース以上のスピードで走る練習だ。
狙いはランニングエコノミー(走りの効率)の改善と、神経系への高負荷刺激。1本1本を「出し切る」ことに意味がある。

インターバル走は、心拍が下がりきる前に次の本数へ入り、心肺機能をVO₂Max付近に長くさらす練習だ。
10kmレースペース前後の強度で、心肺への累積負荷を狙う。

今日のリレー形式は、チームメンバーが走っている間が「休憩」になるという構造だった。
1本目の待ち時間は十分に長く取れたためレペテーション的な走りができた。しかし2本目・3本目と回が進むにつれ、心拍が下がりきらないまま出走するシーンが増え、後半はインターバル的な負荷に近づいていった。
柏の葉公園競技場のリレーマラソンでバトンタッチをする複数のランナー
リレーのバトンタッチ瞬間。次のランナーにつなぐプレッシャーが、
いつも以上の追い込みを生んでくれた。
このような「レペ→インターバルへの移行」は、地力を鍛えるうえで非常に効果的だ。
1本目に最大出力の走りを作り込み、後半は疲労した状態でのフォーム維持を強いられる。
これが、ペース走や普通のジョグでは得られない「実戦に近い追い込み」になる。
柏の葉公園競技場のカーブを疾走するバナナぴろし - 2000mレペテーション練習
カーブでも腰が落ちずに走れているのは、心拍が上がっても粘れるようになった証。
ここ数ヶ月のトレーニングの積み上げを感じた瞬間だった。

サブ3〜サブ4別 2000mレペテーション設定タイム目安表

トラック練習を始めたいけれど「どのくらいのペースで走ればいいかわからない」という方のために、目標タイム別の設定ペース目安をまとめた。

レペテーションの鉄則は「正しいフォームを維持できる最速ペース」で走ること。フォームが崩れるなら、まずペースを落として本数をこなす方が先だ。
目標レベル 200m 400m 1000m 2000m
サブ3 34〜36" 72〜76" 3'15〜3'25" 6'40〜7'00"
サブ3.5 40〜44" 85〜90" 3'50〜4'05" 8'00〜8'30"
サブ4 48〜52" 105〜115" 4'30〜4'50" 9'30〜10'00"
今日の1本目 6'49" はサブ3ゾーン(6'40〜7'00")のちょうど下限に入っている。
4本目の 7'12" はそこからわずかに外れているが、リレー形式でこの水準をキープできたこと自体はポジティブに捉えている。

本数の目安は2000mなら3〜5本、400mなら5〜10本。心拍が120 bpm台まで落ちるのを待ってから次本に入るのが理想で、それが守れないようなら「インターバル走」として割り切って設定ペースを落とすのが賢明だ。

400m仕上げ1'08"が証明するキック力と野辺山100kmへのステップ

4本の2000mで足を使い切ったあと、最後の仕上げに400mを1'08"(2'39"/km)で走った。
平均心拍154 bpmと、2000mの疲労が残っているにもかかわらずスピードはしっかり出せていた。

これは「疲労した状態でもギアを上げられる」終盤キック力が養われている証拠だと思う。
マラソンでは30km以降の粘りがタイムを大きく左右するが、「疲れた脚でのスプリント」はその練習に直結する。
COROSウォッチの400m記録画面 - 柏の葉トラック1'08"・平均ペース2'39"/km
4本消耗した後の400m。2'39"/kmは今の自分の無酸素域に近いペース。
ここを諦めずに踏み切れたのが、今日の最大の収穫だった。
5月17日に控える野辺山ウルトラマラソン100kmに向けて、今日のような「強度×回復」の繰り返しが重要な意味を持つ。
ウルトラの後半は筋疲労との戦いだが、今日のリレー形式で「疲れた脚で走り続けるメンタルと身体」を少し鍛えられた気がする。

次回は回復走をしっかり挟み、野辺山直前の最終調整へ入っていく予定だ。
柏の葉公園総合競技場の全景 - リレーマラソン開催中のトラックとスタンド
リレーマラソンの会場となった柏の葉公園総合競技場。
この空間で限界に挑む時間が、野辺山への地力を積み上げてくれている。

りんごちゃん
バナナぴろし、レペとインターバルの違いがよくわかったよ!リレー形式で自然にハイブリッド負荷になるって発見がすごく面白かった。野辺山、絶対うまくいくよ!

バナナぴろし
ありがとう!理論を知って走ると、練習の「意味」が変わるんだよね。次回は野辺山直前の最終調整の様子をレポートするよ。一緒に100kmの準備を見守ってくれると嬉しいな!

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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