バナナぴろしのブログ検索(人気キーワード 芝生、10km、坂ダッシュ)
カテゴリ・リストへジャンプ

運動不足で500mも走れない|20年ぶりのランニングを習慣化した「置きチャリ作戦」 - 第2章(サブスリーまで1050日)

2025年11月15日土曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

t f B! P L
20年ぶりに走ったら500mで息切れした運動不足の中年ランナー - サブスリーへの道 第2章
20年ぶりに走ってみたら、たった500mで息切れ。
ここから「走れる環境づくり」が始まりました。

りんごちゃん
第1章で「運動不足を解消しよう」って決意したバナナぴろし。いよいよ走り始めるんだよね?最初からスイスイ走れたの?

バナナぴろし
それがね……あの頃の俺は20年ぶりに走ったら、たった500mで息が切れて歩いちゃったんだ。情けないくらいの出発点だったんだよ。

りんごちゃん
ええっ!? 500mで!? サブスリーランナーにも、そんな走れない時期があったの……?

ナップル博士
あるとも。20年動かなかった体は、心肺も筋力も眠っておる。じゃが面白いのはここからでな。バナナくんはいきなり走らず、“走れる環境”を先に作ったのじゃ。意志ではなく仕組みで動いた——これが続いた理由のひとつなのじゃよ。

バナナぴろし
そういうこと。意志はゼロでもサボれない仕組み——名付けて「置きチャリ作戦」を思いついてね。今日はその、情けないけど大事な第一歩を振り返るよ。

20年間まったく運動していなかった42歳の私(バナナぴろし)が、「運動不足を解消したい」という軽い気持ちで走り始めた結果——最初はたった500mで息切れという現実に直面しました。
冬の寒さ、続かない決意、走れない自分への落胆。それでも生活習慣を少しずつ変え、無理のない目標を積み重ねたことで、この挫折だらけのスタートが、やがてサブスリーへの第一歩になります。

この第2章では、20年ぶりのランニングが続かなかった理由と、運動不足の初心者でも“走る習慣”を作れた工夫を、今の自分が振り返ります。「走りたいけど続かない」「運動不足のまま年齢だけ重ねている」——そんな人にこそ読んでほしい、リアルな第2話です。
サブスリーまで1050日を表した図 - 20年ぶりのランニングを始めた第2章
500mも走れなかった日から、サブスリーまで残り1050日。カウントダウンは静かに進みます。

▼ 動画で見る:500mで絶望したバナナが「環境ハック」で変わった瞬間

「0日坊主」だった私が、どうやって強制的に最初の一歩を踏み出したのか?意志の力に頼らない物理的な戦略(置きチャリ作戦)の本質を声でお届けしています。(再生時間:約12分)

「1月1日から走る」が0日坊主に|冬にランニングが続かない本当の理由

「今年こそ運動不足を解消しよう」——そう思った私は、1月1日から走り始めると決めました。
ところが、いざ冬休みになると空気が冷たすぎて、布団から出るだけで修行レベル。気合だけは十分だったのに、現実はとても厳しいものでした。

そして冬休みは1月4日まで。結局、休みの間は一度も走りませんでした。「1月1日からやろう」と意気込んだのに、まさかの0日坊主です。
冬にランニングを始めたい初心者が寒すぎて布団から出られない
真冬の朝、布団から出るだけで修行。これが「続かない」最初の壁でした。
正直、20年も運動していない人間が、真冬の外でいきなり走るのはほぼ拷問です。気合だけでは動けないのは、当然のことでした。
ナップル博士
それは意志が弱いのではないのじゃよ。寒い・つらい・面倒——人間の脳は負担の大きい行動を自動的に避けるようにできておる。だから「来年から走るぞ」という決意だけでは続かん。大事なのは、やる気に頼らず動ける“仕組み”を先に用意することなのじゃ。

そこで私が最初に決めたのは、いきなり走ることではなく——「チャリ通(自転車通勤)をやめること」でした。まずは生活に歩く時間を増やす。小さな行動ですが、これが冬の運動再開に向けた大きな一歩になりました。

最初の練習場所は通勤路の2.1km|サボれない「置きチャリ作戦」

私の家から会社までは、道のりで2.1km。この距離なら、運動不足の体でも無理なく歩ける絶妙な長さでした。
就業開始は8時半。それまでは自転車で8時に家を出て、8時10分に会社へ着く生活。でも、2.1kmを歩いても多くて25分です。

つまり——「7時50分に家を出れば、歩いても十分間に合うじゃん!」と気づいたのです。こうして私は、まずチャリ通をやめると決心しました。
運動不足解消のために通勤を歩きに変える初心者ランナー
まずは「走る」ではなく「歩いて通勤する」。ハードルを思いきり下げた一歩です。
ところが——1月5日の朝。少しだらけてしまい、気づけば7時55分。「これは歩いたら間に合わない…」と判断し、結局自転車通勤に逆戻りしました。
走ると決めたのに自転車通勤に戻ってしまった初心者ランナー
「あと5分早ければ…」決めたことが、こんなにも守れない。
またしても、決めたことを守れず。この時点で、走ると決意してから5日間、1回も走れていない状態でした。
運動を始めようと思っても続かず家でゴロゴロしてしまう初心者ランナー
「明日こそ」を5日くり返す。運動不足あるあるの足踏みでした。
りんごちゃん
5日間ゼロ!? わ、わかる……「明日こそ」って思ってるうちに、どんどん日が過ぎちゃうやつだ……。

バナナぴろし
そうなんだよ。それで会社でハッと気づいたんだ。「家に自転車があるから、甘えちゃうんだ」って。だったら——自転車を会社に置いてくればいい。名付けて「置きチャリ作戦」だ。

ある日の帰り、私は自転車を会社に残し、歩いて帰宅しました。これで翌朝は否応なく歩き、そして帰りは“走って”自転車を取りに行くしかない——意志ではなく環境で、自分を走らざるを得なくしたのです。
ナップル博士
見事じゃ。これは行動科学でいう「行動のデザイン」そのものでな。やる気を出すのではなく、やらざるを得ない状況に自分を置く。置きチャリは、サボる選択肢を物理的に消す——習慣化の王道なのじゃよ。


20年ぶりの帰宅ランは500mで終了|運動不足ランナーのリアルな現実

そしてついにその日、私は初めての帰宅ランに挑戦しました。ずっと「走らなきゃ」と思いながら5日間も走れずにいたので、気持ちはもうワクワク半分・不安半分。

結果は——500mほど走って、息が切れて歩く。「えっ…もうダメなの?」と、自分でも驚くレベルでした。
ランニング初心者が帰宅ランに挑戦するも500mで息が切れる
最初の500m。あっという間に息が上がり、足が止まりました。
少し歩いて呼吸を整え、また走り出す。けれど今度は200mほどでまた息が切れて歩く。体力が想像以上に落ちていることを、痛いほど思い知らされました。
ランニング初心者が帰宅ランで200m走るもすぐ息が切れる
次は200m。走っては歩き、走っては歩き…の繰り返しでした。
そして、あとは歩いて家に帰る。もはやランニング初心者あるあるのフルコンボ状態です。でも、これが「普通」なんです。
ランニング初心者が走れず歩いて帰宅する様子
結局ほとんど歩いて帰宅。それでも、走り出せたこと自体が前進でした。
記念すべき初帰宅ランの「成績」を、正直にまとめるとこうです。
区間結果
スタート〜約500m走る → 息切れして歩く
その後 約200m再び走る → すぐ息切れして歩く
残りの区間ほぼ歩いて帰宅
りんごちゃん
500mと200mで力尽きちゃうなんて……。でも、これって落ち込んだほうがいいの?それとも気にしなくていいの?

ナップル博士
まったく気にせんでよい。20年動かなければ、心臓も肺も筋肉も“省エネモード”じゃ。最初に息が切れるのは体が壊れているのではなく、ただ眠っているだけ。走り続ければ、毛細血管も心肺も必ず目を覚ます。ここからが本当のスタートラインなのじゃよ。

恐ろしいほど体力は落ちていました。でもこれは、長年運動不足だった人が走り始めるときに必ず通る道。むしろ、ここからが本当のスタートです。

ランニング初心者が立てた最初の目標は「2.1km完走」|キロ8分から始まった道

そして私は、ようやくひとつの“現実的な目標”を立てました。
それは——歩かずに会社まで行く、つまり2.1kmを完走すること

ランニング初心者にとって、2km完走は意外と大きな壁です。私も当時はこの距離ですら、とても遠く感じていました。
ペースは?時計も使っていなかったので正確にはわかりませんが、おそらくキロ8分前後。それでも2.1kmを走り切ることすらできませんでした。冬のランニング初心者には、この距離が本当にキツい。まるで昨日のことのように思い出せます。
ランニング初心者が2.1km完走を目標に思いふける
まずは「2.1kmを歩かず完走」。背伸びしない目標が、最初の支えでした。
ナップル博士
この目標設定こそ秀逸じゃ。「サブスリー」のような遠い目標は、初心者の心を折る。じゃが「2.1km完走」なら、少し頑張れば届く距離。手の届く目標を一段ずつ越えていく——それが走力を伸ばし、習慣を根づかせる最短ルートなのじゃよ。

そんな、まともに走ることすら難しかった🍌バナナぴろし🍌ですが……のちに2年11ヶ月でサブスリーランナーになれました。正直、当時の自分からは想像もできなかった未来です。

でも私は思っています。練習方法を間違えなければ、走力は必ず伸びると。ランニング初心者でも、正しいステップを積み重ねればゴールに届く。私はその証拠のひとりです。
サブスリー達成をイメージしていた頃の初心者ランナーの妄想
当時はただの“妄想”だったサブスリー。それが1050日後に現実になります。
ブログではこれから、どんな練習をして、どのように走力が伸びていったのかを、詳しく書いていきます。ランニング初心者の方にも真似しやすい内容にしていきますので、ぜひ読み進めてください。
▶ 次の話:第3章「海沿いの幕張ランニングコース10kmで実力を試す」

バナナぴろし
こちらの記事も合わせてどうぞ🍌

42歳・運動ゼロで500mも走れなかった中年が、初心者から3年でフルマラソン3時間切り(サブスリー)を達成。失敗と試行錯誤の全記録をまとめました。


バナナぴろし
こちらの記事も合わせてどうぞ🍌

ランニングアプリとの出逢いがマラソンへの情熱を再燃させたバナナぴろしの物語。このアプリを使い始めたことで、走力が飛躍的に向上し、サブスリー達成への道が開かれました。ランニングの楽しさと効果的なトレーニング方法をこの記事でご紹介します。


りんごちゃん
才能じゃなくて、「サボれない仕組み」と「届く目標」だったんだね。500mで歩いちゃう私でも、ちょっとやってみようかな……!

バナナぴろし
その一歩で十分だよ。誰だって最初は500mから。次回はいよいよ、初めて10kmのコース(幕張)に挑戦した話——少しずつ走れる距離が伸びていくよ。お楽しみに!

カテゴリ・ラベル

    バナナぴろしの全データを集計中...

筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

質問があれば受け付けます

名前

メール *

メッセージ *

ページビューの合計

QooQ