ここからサブスリーまでの1055日が動き出しました。
りんごちゃん
ねえバナナぴろし、サブスリーって……運動が得意な人が目指すものでしょ?42歳で運動不足だった人が、本当に狙えるものなの?
バナナぴろし
それがね、あの頃の俺はサブスリーという言葉すら知らなかったんだ。きっかけは「速くなりたい」じゃなくて、ただの運動不足解消。しかも出発点は腰痛で歩くのもつらい状態だったんだよ。
りんごちゃん
ええっ!? 言葉も知らないところから、フルマラソン3時間切り!?
何があったの……?
ナップル博士
ふむ。人の体は20年使わなければ確実に衰える。じゃが逆に言えば、正しく刺激すれば何歳からでも有酸素能力は育つのじゃよ。バナナくんの出発点は“ゼロ”ではなく“マイナス”——そこがむしろ物語の面白いところでな。
バナナぴろし
そういうこと。まずは“なぜ40代の運動不足から走り始めたのか”——その第一歩から振り返らせてね。
最初は10kmを75分でしか走れなかった私が、3年間のトレーニングでサブスリー(フル3時間切り)を達成。さらに1年半後にはサブエガ(2時間50分切り)まで到達しました。
この第1章では、すべての出発点——40代の運動不足からマラソンを始めた理由を、今の自分が振り返ります。「マラソン初心者でも、中年でも速くなれるのか?」そんな疑問に本気で応える物語の、最初の1ページです。
▼ 音声で聴く:42歳・運動不足からの逆転劇
文字では伝えきれない、当時の迷いや「正しい練習理論」の本質を声でお届けしています。(再生時間:約9分)サブスリー達成:マラソン初心者が2年11ヶ月でたどり着いた理由
今でこそサブスリーやサブエガを語っている私ですが、マラソンを始めたキッカケはただひとつ、「運動不足の解消」でした。当時はデスクワーク中心の毎日。40代の運動不足が積み重なり、ついに体が悲鳴をあげます。
42歳の秋——ぎっくり腰のような激しい腰痛。歩くのもつらく、痛みが引いては再発を繰り返し、会社へ行けない日も、寝たまま動けない日もありました。
りんごちゃん
ヘルニアじゃなくて「筋肉の退化」……?運動しないだけで、そんなに体って弱っちゃうの?
ナップル博士
弱るのじゃよ。筋肉は使わなければ衰え、体を支えきれなくなって腰や関節に負担が集中する。バナナくんの腰痛は“病気”というより「動かなさすぎのサイン」だったのじゃ。
それでも、運動そのものが嫌いだったわけではありません。しかも当時、次男は強豪校の陸上部で毎日全力で走っていました。
マラソン開始の決意:運動不足解消への一歩
正直に言うと、会社の忘年会で酔っ払いながら「来年から走るか」と決めたような気もします😂。それくらい軽い一歩でした。
そして当時の私は——
りんごちゃん
目標もタイムもナシ!? それでよくサブスリーまで続いたね……!
バナナぴろし
逆に良かったのかもね。最初から「サブスリー狙う!」だったら、きっと心が折れてた。“まず始める”だけに集中したのが、結果的に続いた理由だと思うよ。
こうして、私のマラソン人生が静かに動き始めました。
マラソン初心者のスペック:運動歴20年の体型と経験
ここで、スタート地点の私のスペックを正直に公開します。見ていただいて分かる通り、私はランニングとは無縁の、普通の40代男性でした。どちらかというと“運動不足寄り”。「走る才能」があったわけでも、「昔は速かった」わけでもありません。
ナップル博士
じゃが、それがいい。“普通の人”が積み上げで変わっていく過程ほど、再現性が高くて参考になるのじゃよ。才能の物語より、君のような出発点こそ多くの人の役に立つのじゃ。
それでも——ここから私の陸上の旅が始まります。サブスリーまで1055日。ゆっくりと、大きな挑戦が動き始めました。
バナナぴろし
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りんごちゃん
才能じゃなくて、「このままじゃダメだ」って気持ちが出発点だったんだね。なんだか私にもできそうな気がしてきた!
バナナぴろし
そう、最初の一歩はみんな同じ。次回はいよいよ、20年ぶりに走ってみた“衝撃の初日”——500mも走れなかった話をするよ。お楽しみに!
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