私自身、ランニングを始めてしばらくの間は LSDや距離走ばかりで、 スピード練習をほとんど避けてきました。
理由はシンプル。
インターバル練習が嫌いだったからです。
しかし2017年12月、 フルマラソン練習での連続DNF(途中棄権)をきっかけに、 ついに「逃げ続けてきた練習」と向き合う決断をしました。
それが、
200mショートインターバルでした。
たった200m。 されど200m。
わずか数本で脚が止まり、 心が折れ、 「こんな練習、二度とやりたくない」と本気で思った一方で、 この日を境に走力が確実に変わり始めたのも事実です。
この記事では、
・マラソン練習で本当に重要だと感じた2つのトレーニング
・初めての200mショートインターバルの失敗体験
・初心者でも安全に取り入れられるショートインターバルの効果と正しいやり方
を、当時の実体験とともに詳しく振り返っています。
「スピード練習が苦手」 「インターバルに苦手意識がある」 そんなランナーにこそ、 ぜひ読んでほしい内容です。
マラソン練習で知った2つの重要トレーニング
マラソンを始めてから、いろいろ調べるうちに「走りを伸ばすための練習には種類がある」ことを知りました。その中でも特に大切だと感じたのが、次の2つのトレーニングです。
①インターバル練習
インターバル練習は、短い距離を速いスピードで走り、続けて短い休息を挟むことを繰り返すトレーニングです。
心肺機能が一気に鍛えられ、スピード向上に直結する のが特徴です。
一般的には数百メートル〜数キロを設定ペースで走り、
その後に同じ時間、もしくはそれ以下の時間で休息(ジョグまたは歩き)を取ります。
バナナぴろし
インターバルトレーニングの目的や効果、誤解の多いポイントを整理し、芝生での安全かつ効果的な練習方法を紹介する内容です。
②LSD(Long Slow Distance)
LSD(ロングスローディスタンス)は、レースペースよりかなり遅い速度で長く走るトレーニングです。
持久力の向上・筋持久性の強化・エネルギー効率の改善 など、マラソンに必要な土台をつくります。
ゆったりしたペースで2時間以上走ることで、身体が“長く走るためのリズム”を覚えていきます。
2017年12月のマラソン練習:走行距離175kmと試練の一ヶ月
12月の月間走行距離は 175.3km。この頃の私は、まだ走力の土台をつくっている段階でしたが、
それでも「走ることで成長している」という実感が少しずつ芽生え始めていました。
2017年12月2日(土)、そして翌週の12月9日(土)。
いずれも**フルマラソン距離の練習で途中棄権**という結果でした。
当時の私は、距離に対する耐久力がまだ足りず、
「最後まで走り切れない悔しさ」だけが残ったのを覚えています。
しかし、この2連続DNFのあと、私は気持ちを切り替えました。
そして――ついに、あの練習をおこなう決断をします。
それが、
インターバル練習 でした。
初めてのショートインターバル練習:200m×10本に挑んだ日
2017/12/13(水)ショートインターバル(200m × 10本)の予定
この日は、家の前のまっすぐな道路を使って初めての 本格的なショートインターバル練習 に挑戦しました。
200mを全力ダッシュし、ジョグでスタート地点まで戻る。
これを10本繰り返す――そんな計画でした。
200mダッシュして戻る。
また200mダッシュして戻る。
3本目、4本目と続けるうちに、脚が鉛のように重くなっていきました。
10本やるつもりが、4本で撃沈。
初めての200mショートインターバルの結果は次のとおりです。
2本目 3’10
3本目 3’20
4本目 3’35
5本目 おしまい
4本終えた時点で心が折れてしまい、続行不能。
1本目は様子見。2本目は全力ダッシュ。
そこで体力を使い切り、すでにバテバテでした。
この時の私の心の声は、まさにこれ。
なにこの練習、メッチャ辛いじゃん。
全然楽しくないし、もうイヤ。こんな練習したくない。
ここで正直に告白します。
私は昔からスピード練習が大嫌いでした。
だからこそ、マラソンを始めて2年5ヶ月経つまで、1000m × 5本のインターバルを完遂したことが一度もありません。
200mインターバルは何度か行っていましたが、
1000m × 5本を最後まで走り切ったことは一度もない。
もし、マラソン1年目から1000mインターバルを取り入れていたら――
もっと早く、サブスリーになれたてと思います。
ショートインターバルの効果と正しい方法
200mショートインターバルが走力アップに効く理由
短い距離を高強度で走るショートインターバル(200m)は、 初心者でも取り組みやすく、スピードと心肺機能の底上げにとても効果があります。特に、マラソン初心者が最初に取り入れる強度練習としてもおすすめで、 「速く走る感覚を身につける」ための最短ルートでもあります。
200mショートインターバル練習のメリット
- スピードの向上: 短い距離で速く走ることで、脚の回転数・反発力・加速感が身につきます。
- 心肺機能の強化: 200mの高強度ランはVO₂MAXの向上に直結し、マラソン後半の失速防止にもつながります。
- メンタルの強化: 短い距離でも追い込む練習を繰り返すことで、「苦しくても粘る力」が鍛えられます。
200mショートインターバルの正しいやり方
- ウォームアップ:10〜15分のジョグ+動的ストレッチで筋肉をしっかり温める。
- 200mのショートインターバル走:フォームを崩さず速めのスピードで走る。
- 回復:200mをゆっくりジョグし、呼吸を整える。
- セットを繰り返す:5〜10本を目安に、無理ない範囲で実施する。
ショートインターバルを成功させるポイント
① 全力で走りすぎない200mは短いですが、毎本100%で走ると後半つぶれます。 「8割のスピード × 本数をこなす」ことが、成長につながります。
② フォームを意識する
ショートインターバルはフォーム改善の効果も高いので、 腕振り・接地位置・リズムに注意しながら走ることが重要です。
③ 翌日の疲労をチェックする
インターバルは強度が高いため、週1〜2回を上限に行うのが安全です。 疲労が抜けない日は思い切って休むほうが結果的に伸びます。
まとめ:200mショートインターバルは走力の土台を作る最強メニュー
200mショートインターバルは、 スピード・心肺・メンタル を同時に鍛えられる、非常に効率の良い練習です。短い距離だからこそ挑戦しやすく、 継続することで「キレのある走り」「余裕を持って走れる心肺」を手に入れることができます。
ぜひ、あなたの練習ルーティンにも取り入れてみてください。
バナナぴろし
2017年12月の走り:PB更新と忘れられない年末ラン
話を戻して、このときの私の走力レベルは、 200mダッシュがおよそ3’10ペース。 短い距離とはいえ、このペースで走れるようになってきた時期でした。2017年12月23日(土)、ついに10kmで自己ベスト更新(42’51)。
翌日の2017年12月24日(日)はロング走。 私が定番としていた17kmのロング走コースを走りました。
この日の帰宅ダッシュでも自己ベスト更新。 1.38kmを5’34(平均ペース4'02)と、明らかに走力の成長を感じた月でした。
↓ 今でも鮮明に覚えているランがあります。
2017年12月31日。 柏の「極楽湯」から手賀沼を走った年末ラン。
S → 極楽湯
↓
手賀沼の奥まで走って折り返し
↓
しかし、15km地点(G付近)で低体温症になり倒れかけました。
本当に危険な状態で、「走るって命がけだな」と心から感じた日でした。
そんな12月は、PBも複数更新し、走力が一気に伸びた月でもありました。
- 帰宅ダッシュ(4’02)PB
- 10km(42’51)PB
バナナぴろし


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