本数・ペース・レストを正しく設定しましょう。
インターバル走は、心肺(VO2max)を効率よく鍛える強力な練習ですが、ペース・本数・レストを正しく組まないと効果が半減します。
この記事では、効果を最大化するための設定方法と初心者向けメニュー、よくある質問への答えを、実体験をもとにまとめました。
インターバル走とは?何を鍛える練習か
インターバル走とは、速い区間と、ゆっくりの「つなぎ(レスト)」を交互に繰り返す練習です。代表例は「1000m×5本(つなぎジョグ200m)」など。
狙いはVO2max(最大酸素摂取量)の向上。心臓が一度に送り出せる血液量を増やし、「心肺のエンジン」そのものを大きくします。
効果を最大化する3つの設定(ペース・本数・レスト)
①ペース:Iペース(全力ではない)
目安は3〜5分で限界がくる強度=ダニエルズのIペース。だいたい5000mのレースペース前後です。全力(Rペース)まで上げると、本数が続かず効果が落ちます。②本数:合計2〜5kmが目安
速い区間の合計が2〜5kmに収まる範囲で。例:1000m×5本、400m×8〜10本。多すぎると質が落ち、故障リスクが上がります。③レスト(つなぎ):短すぎず長すぎず
速い区間と同じ時間〜やや短いジョグでつなぎます。完全に休むとVO2maxへの刺激が途切れ、休まなさすぎると失速します。初心者向け・インターバルメニュー例
まずは短い距離・少ない本数から。フォームが崩れない範囲で行いましょう。前後に1〜2kmのアップ・ダウンを必ず行うこと。
脚への負担が大きいので、芝生や柔らかい路面で行うと故障予防になります。
よくある質問Q&A
Q. インターバルは週に何回やるべき?A. 週1回で十分です。多くても週2回まで。残りはEペースのジョグで回復させましょう。
Q. レペティションやテンポ走と何が違う?
A. インターバルはVO2max(心肺)、レペティションはスピードとフォーム、テンポ走(Tペース)は乳酸閾値(粘り)が狙いです。目的が違います。
Q. つなぎがキツくて速い区間が保てません。
A. 速い区間のペースが速すぎるサインです。Iペースまで落とすか、本数を減らしましょう。
まとめ|「正しくキツい」が速さをつくる
- インターバルの狙いはVO2max(心肺)の向上
- ペースは全力ではなくIペース(5kmレースペース前後)
- 本数は速い区間の合計2〜5km、レストは同時間〜やや短いジョグ
- 初心者は400m×5本から。週1回・芝生などで
- レペ・テンポ走と目的が違う。混同しない
「とにかく全力」から「狙った強度で正しくキツく」へ。
設定を見直すだけで、同じ努力が確実に速さへ変わります。
ヤッソ800とは?サブ4〜サブ3を目指すランナー向けに、正しいやり方・本数・レスト設定とペース表を徹底解説。18本の実測データから効果と走力判断のポイントも紹介。
Eペース、Mペース、Tペース、Iペース、Rペースの意味と、それぞれのトレーニングが持つ目的について詳しく説明します。マラソンのパフォーマンスを最大化するための効率的な練習方法、最大酸素摂取量(VO2max)、乳酸性作業閾値(LT)、ランニングエコノミー(RE)の向上に焦点を当てます。
0 件のコメント:
コメントを投稿