10kmが75分→42分台に伸びた、成長の全データを公開します。
りんごちゃん
第14章まででマラソン1年目が終わったバナナぴろし。ぶっちゃけ、1年でどれくらい変わったの?
バナナぴろし
10kmが、年初の75分から年末は42分51秒。1年で30分以上も縮んだんだ。
りんごちゃん
30分!? すごい……!特別なトレーニングをしたの?
ナップル博士
それがな、ほとんど“走る回数を増やしただけ”なのじゃ。10kmで45分くらいまでは、距離と頻度を積むだけでぐんぐん伸びる。初心者の伸びしろは、それほど大きいのじゃよ。
バナナぴろし
そう。才能でも根性でもなく、続けた時間がそのまま力になったんだ。今日は、その1年の成長を月別データで全部見せるよ。
走り始めた当初の不安や楽しさ、月ごとの走行距離と10kmタイムの変化、そして走るのが「辛い」から「楽しい」に変わった転機まで、包み隠さず記録しています。特別な才能やトレーニング理論はありません。それでも継続することで確実に走力は伸びることを、数字と体感の両面から振り返ります。
ランニング1年目を振り返る|初心者が感じた走力の成長
ランニングを始めて、ちょうど1年。それまで運動習慣がほとんどなかった私が、ランニング初心者としてどこまで成長できたのかを振り返ってみます。「続ければ本当に走れるようになるのか?」走り始めた当初は、そんな疑問と不安ばかりでした。最初の頃は、距離もペースも関係なく、走れたという事実そのものが嬉しかったのを覚えています。息が上がり、脚は重く、決して楽ではありませんでしたが、それでも走り終えたあとの達成感だけは格別でした。
特に印象的だったのは、「また走りたい」と自然に思えるようになった瞬間です。それまでは「走る=しんどいもの」という意識が強かったのですが、徐々に「走る=気分転換・快感」へと変わっていきました。この変化が起きたことで、ランニングは「義務」ではなく「楽しみ」になり、結果として走る頻度も自然に増えていったのです。
2017年の走力推移まとめ|走行距離と10kmタイムの変化
ランニングを始めた2017年は、今振り返るとすべてが手探りの1年でした。走行距離も少なく、月によってはほとんど走れていない時期もあります。その1年の走力の変遷が、こちらです。確実に変化していたのが10kmタイムです。年初の10kmは75分。正直、「10kmも走れるだけで十分」というレベルでした。そこから少しずつ走る頻度が増え、3月には50分台、9月には48分台まで短縮。
特別なトレーニングをしていたわけではありません。ただ、走る回数が増えた・走る距離が少しずつ伸びた、それだけです。11月には月間走行距離が100kmを超え、12月には175kmまで到達。この頃になると、「走らないと気持ち悪い」と感じるようになっていました。
結果として、年末の10kmタイムは42分51秒。1年で30分以上短縮できた理由は、才能でも根性でもなく、継続した時間そのものだったと感じています。
ランナーズハイと転機|走るのが楽しくなった瞬間
ランニング1年目を振り返って、最も大きな転機だったと感じるのが、ランナーズハイを初めて体験したことです。それまでは、走り出す前に「今日はやめておこうかな」と思うことも多く、正直なところ気合いで走っていた部分がありました。ところが、ある日を境に、走っている最中に呼吸が安定し、身体が自然に前へ進む感覚を覚えました。苦しさよりも気持ちよさが上回り、「まだ走れる」「もっと走りたい」と思えたのです。
この体験によって、「走る=辛いもの」という固定観念が崩れました。以降は、ランニングがストレス解消や気分転換の手段になり、無理にモチベーションを上げなくても、自然と走る習慣が続くようになります。
りんごちゃん
「走る=辛い」が「走る=楽しい」に変わったのが、いちばんの成長だったのかもね。
タイムが縮んだ直接の理由は、特別な練習ではなく、走ること自体を楽しめるようになったことだったと感じています。この「意識の変化」がなければ、おそらく1年も続いていなかったでしょう。
初心者が1年で伸びる理由|トレーニングで実感したこと
ランニング1年目を通して強く感じたのは、10kmで45分前後までの走力であれば、走る時間と回数を増やすだけで、タイムは比較的スムーズに伸びるということです。実際、私自身も特別なメニューや理論を知らないまま、ただ「走る回数」を増やしていただけでした。それでも、距離への抵抗感が減り、自然とペースも上がっていきました。走り始めたばかりの頃は「走る=辛い」という感覚が強く、1回のランニングが大きな負担に感じられます。しかし、ある程度続けていくと、「走る=楽しい」と感じる瞬間が必ず訪れます。私の場合、その変化を実感できたのは、おおよそ3ヶ月ほど継続した頃でした。
ナップル博士
この“3ヶ月”には理由があってな。心肺や毛細血管、脚の腱が走る刺激に順応するのに、だいたいそれくらいかかるのじゃ。最初の3ヶ月さえ越えれば、体は「走れる体」へ作り変わる。多くの人が辞めてしまうのは、ちょうどこの手前なのじゃよ。
この期間を越えると、心肺や脚が徐々に順応し、「前より楽に走れている」という感覚が生まれます。その感覚こそが、ランニングを続けられる最大の原動力であり、結果として走力アップにつながっていきました。ランニングは、才能やセンスよりも、続けた時間がそのまま力になるスポーツだと感じています。
バナナぴろし
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バナナぴろし
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りんごちゃん
数字で見ると、続けることの大切さがよく分かるね!私も3ヶ月、がんばって続けてみようかな。
バナナぴろし
その意気だよ!でも一つだけ後悔があってね。LSD——ゆっくり長く走る練習の本当の価値に、もっと早く気づいていれば…。次回はその「LSDの必要性」の話だよ。お楽しみに!
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