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走るたびに怪我|ロング走で故障を繰り返した原因と芝生ランニングでの改善 - 第22章(サブスリーまで447日)

2025年12月18日木曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

t f B! P L
走るたびに怪我を繰り返し足の痛みと闘う市民ランナー - サブスリーへの道 第22章
「走れば速くなる」と信じてロング走を重ねた結果は、怪我の連続。故障ループを断ち切るまでの実体験です。

りんごちゃん
シザースドリルでフォームを直したよね。これでもう、怪我とはサヨナラ…?

バナナぴろし
それがね……まだなんだ。この頃の俺は、ロング走をするたびに足を痛める悪循環から抜け出せずにいた。月に156km走っても、後半は2週間ほとんど走れない、なんて月もあってね。

りんごちゃん
走れば痛める、休めば不安…つらいね。どうして、そんなに怪我が続いたの?

ナップル博士
答えは「やり過ぎ」じゃ。山ラン31kmの翌々日に21kmのペース走――回復を無視してロングに偏れば、体は壊れる。怪我は体力や根性の問題ではない。負荷と回復のバランスの問題なのじゃよ。バナナくんがこのループを断ち切れたのは、芝生ランニングのおかげじゃな。

バナナぴろし
その通りなんだ。今日は、ロング走で故障を繰り返した2年8か月目の練習を振り返って、本当に効果があった練習・なかった練習も正直に書くよ。怪我に悩むランナーにこそ、読んでほしい回なんだ。

「走れば走るほど速くなる」。そう信じてロング走を重ねた結果、走るたびに怪我をする悪循環に陥っていました。この第22章では、ロング走で故障を繰り返していた2年8か月目の練習内容を振り返り、なぜ怪我が続いたのかをリアルに掘り下げます。

月間走行距離156km台でも故障した理由。山ラン31km+21kmペース走という、今思えばやり過ぎだった練習構成。さらに、200mインターバル10本を試した結果や、本当に効果があった練習・なかった練習も正直に書いています。怪我に悩むランナーにこそ、読んでほしい実体験です。
サブスリーまで447日を示す図 - 怪我と闘った第22章
怪我との闘いが続いた回。サブスリーまで残り447日。

走るたびに怪我をする日々|ロング走で故障を繰り返した原因

スイカマラソンで、悔しい思いをしました。「次こそは」と気持ちを切り替え、よし、走るぞ。しかし現実は甘くありませんでした。ロング走をするたびに足を痛める。そんな状況を、何度も何度も繰り返していたのです。

距離を踏まなければマラソンは速くならない。頭では分かっているのに、走れば痛める、休めば不安になる。完全に悪循環にハマっていました。
ロング走を繰り返すたびに足を痛め故障に悩むランナーのイメージ - 第22章
ロング走を重ねるたびに足の痛みが再発。「またか…」と落ち込んだ2年8か月目のリアルな心境。
そしてこの2年と8か月目も、まったく同じ状況から抜け出せずにいました。

2年8か月目のランニング履歴|怪我に悩まされた月間走行距離

まずは、2年と8か月目のランニング履歴をドン。
2018年8月(2年8か月目)の月間ランニング履歴 月間156.9km - 第22章
2年8か月目の月間ランニング履歴。故障を抱えながら積み上げたリアルな記録。
月間走行距離は156.9km。月の後半には、約2週間ほとんど走れない怪我をしてしまいました。数字だけを見れば、それなりに走れているように見えます。しかし実際は、継続できない不安定な状態が続いていました。

2018年8月16日|山ランを実施距離は31.8km。東吾野駅で降りて、ゴールは武甲温泉。今思えば、かなり負荷の高いロング走でした。
東吾野駅から武甲温泉まで走った山ラン31.8kmのGPS記録 - 第22章
東吾野駅スタートの山ラン31.8km。距離とアップダウンが足に大きな負担を与えました。
山ラン中のペース・高低差が分かる詳細ログ - 第22章
山ランの詳細ログ。ロードとは違う負荷が、確実に蓄積していました。
その翌々日には21kmのペース走平均ペースは4分24秒。ロング走をしたら、次はペース走。当時はそれが正しい練習だと信じていました。
ロング走翌々日に行った21kmペース走のGPS記録 平均4分24秒 - 第22章
ロング走のダメージが残った状態での21kmペース走。今思えば、回復を無視した練習内容です。
21kmペース走の詳細データが分かるログ - 第22章
ペースは安定していたものの、足へのダメージは確実に蓄積していました。
そして結果は、怪我。体力や根性の問題ではなく、単純にやり過ぎだったのだと思います。
ロング走とペース走を重ねた結果足を痛めたランナーのイメージ - 第22章
ロング走とペース走を重ねた末の故障。無理が積み重なった結果でした。

スピード練習では怪我しない?ロング走で痛め続けた左足

左足に、切れるような痛み。走り出しから違和感があり、距離を踏むほどに痛みが鋭くなっていきました。
左足に鋭い痛みが出た部位を示す故障記録 - 第22章
左足に鋭い痛みが出た当時の記録。走るたびに不安を抱えながらのランニングでした。
2年目そして3年目の3か月目まで。ロング走をすると、かなりの確率で足を痛める。そんな状態が、当たり前のように続いていました。走力が上がっていないのではなく、走り続けられない。これが一番の問題だったと思います。

よく言われるのは、「故障しやすいのはスピード練習」。確かに、インターバル走やペース走で足を痛めるランナーは多いです。しかし、バナナぴろしはスピード練習では怪我をしていません。ん? なぜか? 聞きたいですか? 理由はシンプル。スピード練習をほとんどしていなかったからです。正確に言うと、嫌いだったので避けていただけ😂。
スピード練習を避け距離走中心になっていたランナーのイメージ - 第22章
スピード練習を避け続けていた当時。結果的に、負荷はロング走へ偏っていました。
話を戻します。バナナぴろしは、2019年4月を境に怪我をしなくなります。そのきっかけが、芝生ランニングでした。柔らかい地面で走ることで、足への衝撃を大きく減らす。それが、長年の故障ループを断ち切る決定打になります。まだ読んでいない方は、ぜひこちらもどうぞ。

バナナぴろし
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怪我を避けながら速さを伸ばす「芝生ラン」の効果と正しい走り方を解説(前編)。


バナナぴろし
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芝生ランの効果と、フォーム矯正の秘訣を詳しく解説(後編)。


芝生ランニングは、本当に効果があります。何度も言っていますが、怪我に悩むランナーほど試してほしい練習です。

怪我が激減した転機|芝生ランニングを取り入れた理由

ロング走をしては怪我ロング走をしては怪我。この悪循環から抜け出すため、2年と9か月目に新しい刺激として取り入れたのが、200mインターバル10本でした。内容はシンプル。200mをダッシュして、ゆっくり戻る。これを10本繰り返します。
200mインターバル走として短距離ダッシュを繰り返す練習風景 - 第22章
ロング走の代替として導入した200mインターバル。足への刺激を変えようと試した、新しい練習です。
この200mインターバル10本を、2年と9か月目に2回行いました。そして、結果がこちらです。

200mインターバル10本を検証|効果はあったのか?

200mインターバル10本のラップタイム記録 - 第22章
200mインターバル1本ごとのラップタイム。大きなばらつきはなく、淡々とこなした内容です。
200mインターバル10本のペース・心拍推移の詳細ログ - 第22章
ペースや心拍の推移が分かるログ。強度は高いものの、距離としては短い練習でした。
200mあたり38秒〜40秒程度。全力ではないものの、それなりにスピードは出ています。

結果論――雀の涙ほどの効果しかありませんでした。このブログは、サブスリー達成後に振り返って書いている過去ログです。だからこそ、はっきり言えます。

200mインターバル10本をやるなら坂ダッシュ5本のほうが、圧倒的に効果がありました。短時間で、フォーム・筋力・心肺を同時に鍛えられるからです。
ナップル博士
平地の200mは、速くても“水平方向の刺激”が中心じゃ。一方、坂ダッシュは重力に逆らう分、大きな筋出力と接地のパワーが要求される。だから同じ短時間でも、坂のほうが筋力・心肺・前傾フォームを一度に鍛えられる。「効率」で選ぶなら坂、というバナナくんの実感は理にかなっておるのじゃよ。

ということで、2年と9か月目の月間走行距離は、次の章でまとめます。

2018年9月の月間走行距離と次戦への準備

2018年9月の月間ランニング距離178.7kmの走行ログ - 第22章
2018年9月の月間ランニング履歴。試行錯誤を重ねながら積み上げた走行距離です。
月間走行距離は178.7km。怪我と向き合いながらも、少しずつ距離を戻し始めた月でした。ロング走を減らし、刺激としてインターバル走を入れ、「走り方」を模索していた時期でもあります。

そして、来月は10kmのロードレース第27回 流山ロードレース大会に出場します。
第27回流山ロードレース大会のスタート前の雰囲気 - 第22章
第27回 流山ロードレース大会。次のステップを測る10kmレースへの挑戦です。
このレースで、今までの練習がどう結果に出るのか。そして、怪我を抱えながら走ってきたぴろしは、どんな走りを見せたのか。結果は、次の章で。
▶ 次の話:第23章「流山ロードレース大会の成果と走力アップの秘訣」

バナナぴろし
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バナナぴろし
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りんごちゃん
距離をたくさん走ればいい、ってわけじゃないんだね。200mインターバルより坂ダッシュが効くって意外!

バナナぴろし
そうなんだ。過去の自分に教えてあげたいくらいだよ。「やり過ぎない」「自分に合う刺激を選ぶ」。これが怪我せず速くなるコツ。次回は、その学びを抱えて挑んだ流山ロードレースの話。お楽しみに!

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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