勢いそのままに挑んだのが2019さかえリバーサイドマラソンでした。
みさとシティーマラソンからわずか2週間後。
練習はほぼせず、行ったのは200mインターバルを一度だけ。
しかも本番は、
強風・未舗装路・靴紐トラブル2回という悪条件。
それでも結果は、
1時間25分31秒の自己ベスト更新。
なぜ後半で垂れなかったのか。
なぜ厚底シューズが決定打になったのか。
そして、下り坂ダッシュで作った「トップスピードの余裕」が
どのようにレースを変えたのか。
本記事では、
最小限の練習でPB更新した実体験を、
ラップ・グラフ・コースデータとともに詳しく解説します。
市民ランナーが再現できるヒントが詰まった、
サブスリーへ繋がる一戦の記録です。
2019さかえリバーサイドマラソンへのエントリー背景|PB更新後の次なる挑戦
バナナぴろしは、マラソンを始めてからこれまでにハーフマラソンを2回走ってきました。
どちらの大会も、走るたびに課題と手応えがあり、
「次はもっと速く走れるかもしれない」という感覚を得られたレースです。
- 2018年10月28日 1時間30分44秒(手賀沼エコマラソン)
- 2019年 2月 3日 1時間26分11秒(みさとシティーマラソン)
みさとシティーマラソンで自己ベストを更新した直後、
次に控えていた大会がありました。
それが、みさとシティーマラソンの2週間後に開催される
2019年2月17日に行われる
2019さかえリバーサイドマラソンです。
この大会は、
息子と一緒にエントリーしたマラソン大会でもあります。😁
みさとシティーマラソン後に行った練習は、
実はたった1つだけでした。
2018年2月12日
家の前で行った、200mインターバル
200mダッシュ → 200mジョグ 10本
スピードの上下がはっきり出ており、限界も見えた練習内容
後半に向かって心拍が上がり、余裕のなさが数値で表れている
このとき200mインターバルを行いましたが、
今振り返ると、
「やるなら、やっぱり坂道ダッシュだったな」
そう感じる内容でした。
レース前に行った唯一の練習|200mインターバルの内容と狙い
フラット200mインターバルの限界
多くのランナーが取り組むフラット200mインターバルですが、
実際に自分でやってみて感じたのは、
「スピード感覚は身につくが、記録を押し上げる決定打にはなりにくい」という点でした。
フラットな路面では、
どうしてもトップスピードに余裕がない状態で走ることになり、
心拍数だけが上がっていく感覚になります。
この経験から、
200mインターバルをやるのであれば、
ただ距離を刻むよりも、
坂道ダッシュを選んだほうが効果的だと感じました。
坂道ダッシュは、
地面反力を大きく使うため、
ランニングフォームと出力を同時に鍛えることができます。
特に下り坂ダッシュでは、
平地では体験できないスピード域に身体を慣らすことができ、
「このスピードでも余裕を持って走れる」という感覚を作ることができます。
結果として、
坂道ダッシュは筋力・スピード・持久力・動きの連動性まで、
まとめて鍛えられる非常に効率の良い練習だと感じました。
実践する際のポイント
- 坂道トレーニングは負荷が高いため、最初は距離や本数を抑え、ウォーミングアップを入念に行う。
- 下り坂ダッシュでは無理にストライドを広げず、自然なフォームでスピードに身体を慣らすことを意識する。
10kmを40分切りしたい方向けの下り坂ダッシュでトップスピードを大幅に上げる方法を紹介します。
さかえリバーサイドマラソンとは|強風とコース特徴のリアル
当時はPB更新できるとは想像していなかったレース前の記録
実際に走ってみて、まず感じたのは
想像以上の強風でした。
河川敷特有の遮るものがないコースのため、
向かい風を真正面から受ける区間も多く、
ペース感覚が狂いやすい印象を受けました。
コースはアップダウンが激しいというよりも、
景色を楽しみながら走れる構成で、
房総のむらエリアを通過します。
↓↓↓ 実際に走ったクレイゾーンはこちら
集団の中で強風と足元の不安定さを感じながら進んだ印象的な場面
さらにレース中、
靴紐が2回もほどけるというトラブルが発生しました。
実際に2回靴紐がほどけたさかえリバーサイドマラソンの記憶と重なる象徴的な一枚
しかーし
結果はPB更新
強風やトラブルを乗り越えた末にたどり着いた自己ベストの象徴
さかえリバーサイドマラソンでPB更新できた理由|厚底シューズの効果
バナナぴろしのハーフマラソンのタイム推移を振り返ると、記録が一段階引き上がった「転換点」がはっきり見えてきます。
- 2018年10月28日 1時間30分44秒(手賀沼エコマラソン)
- 2019年 2月 3日 1時間26分11秒(みさとシティーマラソン) ↓↓↓
- 2019年 2月13日 1時間25分31秒(さかえリバーサイドマラソン)
風は明らかに強く
コース状況も悪く
靴紐が2回もほどける
条件だけ見れば、
タイムを落としても不思議ではないレースでした。
それでもPB更新できた理由。
その答えはシンプルです。
ズーム フライ フライニット(NIKE ZOOM FLY FLYKNIT)を
新しく履いたこと。
この一足がPB更新の決定打になるとは、この時はまだ思っていなかった
このシューズが届いたのは、
さかえリバーサイドマラソンのわずか3日前。
夜に試し履きで走ってみた瞬間、
正直、驚きました。
レース直前、厚底シューズを履いて走った夜練の驚きと高揚感を象徴する一枚
実はこの時、
スネに軽い痛みと疲労感がありました。
いつものシューズでは、
走るたびにズキズキする状態。
しかし、
ズーム フライ フライニットで走ると
まったく痛くない
着地の衝撃が明らかに違い、
推進力が自然に前へ伝わる感覚。
これが厚底ランニングシューズの効果だと、
身体で理解しました。
厚底ランニングシューズがハーフマラソンを変えた理由
厚底構造による高い衝撃吸収性能によって、スネや膝への負担が軽減。
さらに、
シューズの反発構造が自然に走り方を修正し、
地面反力を効率よくスピードへ変換してくれます。
走り方が変わるほどの違いだったため、
「このままハーフを走り切れるのか?」
正直、不安もありました。
それでも、
今までのシューズに戻す選択はせず、
厚底のズーム フライ フライニットで挑戦
結果
タイム改善
- 2019年2月3日 みさとシティーマラソン:1時間26分11秒
↓↓↓
- 2019年2月13日 さかえリバーサイドマラソン:1時間25分31秒
トラック実走データから厚底シューズの違いと使い分けを解説しています。
さかえリバーサイドマラソンの結果|1時間25分31秒の価値
さかえリバーサイドマラソン結果
河川敷と市街地を組み合わせた、風とアップダウンの影響を受けやすいコース構成
後半でも大きくペースを落とさず走り切れている点がPB更新を裏付けている
6km地点と12km地点で靴紐がほどけています。 それにもかかわらず、
後半で大きくペースを落としていません。
中盤の落ち込み後も持ち直し、終盤にかけて再びペースを上げている点がPB更新を示している
↓ が みさとシティーマラソン (1時間26分11秒)
後半にかけてペースの上下動が大きくなり、終盤で失速している様子が読み取れる
みさとシティーマラソンでは、
後半に明らかな失速が見られます。
使用していたシューズは、GEL-INFINI2。
後半に失速したレース当時の足元を象徴する一足
一方、さかえリバーサイドマラソンでは
ズームフライ フライニットで最後まで垂れずにゴール
強風やトラブルを乗り越え、1時間25分31秒で自己ベストを更新した公式記録
バナナぴろしは、
ハーフマラソンを走るたびにPBを更新してきました。
その背景には、
下り坂ダッシュで鍛えたトップスピードの余裕があります。
レースペースが「楽」に感じられるかどうか。
その差が、後半の粘りを生みます。
トラック実走データから厚底シューズの違いと使い分けを解説しています。
この時、マラソン仲間は一人もいませんでした。
マラソンクラブにも入っていません。
X(旧Twitter)もしていません。
息子と一緒にエントリーした、さかえリバーサイドマラソン。
しかし、来期から息子は大学生で寮生活。
もう一緒に大会へ出ることはできません。
PBを更新しても、
心から喜びきれない、そんな気持ちになりました。
それでも、
バナナぴろしは走り続けることを選びました。
これが、
サブスリーを達成できた理由の一つ
となります。
つづく(サブスリーまで278日)





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