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マラソンチームに入るメリットとは|継続力と走力が伸びた実体験 - 第35章(サブスリーまで265日)

2025年12月29日月曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

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マラソンチームに入るメリットを語るバナナぴろし - サブスリーへの道 第35章
一人練習では得られなかった「継続力」と「走力」。マラソンチームに入って何が変わったのかを、実体験で解説します。

りんごちゃん
クラブに入って、一人の時と何が一番変わった?

バナナぴろし
一番は「続けられるようになった」こと。LINEに練習履歴を上げると必ず「ナイスラン!」って返ってくる。仲間の履歴を見ると「自分も走らなきゃ」って自然に思えるんだ。

りんごちゃん
へえ、声かけだけで、そんなに変わるの?

ナップル博士
変わるとも。これは「社会的承認」の力じゃ。見られている、認められる――その意識が、走行中の「もうひと踏ん張り」を引き出す。バナナくんはこの環境で、下り坂ダッシュでキロ3分を切るスピードまで手に入れた。ただし、調子に乗って挑んだ30km走では、25kmで撃沈もしておるがな。

バナナぴろし
そうなんだ(笑)。今日は、チームに入って継続力と走力がどう伸びたか、2〜3月の練習履歴と、仲間に支えられた30km走の撃沈まで、正直に話すよ。

マラソンの練習、1人だと続かない・やる気が上がらない・本当にこのままで速くなるのか不安。そんな悩みを感じたことはありませんか? 実は、俺自身も、かつては1人練習が当たり前のランナーでした。しかし、マラソンチームに加入したことで、ランニングに対する考え方と行動が大きく変わります。

LINEグループでの声かけや応援、仲間の練習履歴から受ける刺激。その「環境の力」は、走る楽しさだけでなく、練習の継続力目標への本気度を引き上げてくれました。この記事では、マラソンチームに入って何が変わったのかなぜ走り続けられるようになったのかサブスリー挑戦が現実味を帯びた理由を、2019年2月・3月の具体的なランニング履歴と実体験を交えて詳しく解説します。
サブスリーまで265日を示す図 - マラソンチームの力を実感する第35章
仲間の力で練習の質が変わった一章。ここからサブスリーまで、残り265日です。

マラソンチームの重要性|仲間がもたらす継続と成長の力

前回は、マラソンクラブでの初めての練習について書きました。正直な感想は――「想像以上に楽しかった」。これに尽きます。

Aクラブに入ったことで、まず参加したのがLINEグループでした。そのLINEにランニングの履歴を投稿すると、「ナイスラン!」という言葉が必ず返ってきます。
LINEで「ナイスラン」と声をかけられて喜ぶバナナのイメージイラスト - 第35章
練習履歴に「ナイスラン!」が返ってくる。たった一言が、次の練習へのエネルギーになりました。
他のメンバーのランニング履歴を見ると、「自分も走らないと」そんな気持ちが自然と湧いてきます。これがマラソンチームの持つ環境の力だと感じました。さらに、「カッコいいランニング履歴を投稿したい」「途中でラップが落ちた情けない内容は載せたくない」――そんないい意味でのプライドも芽生えます。その結果、走っている最中も「もうひと踏ん張り」頑張れるようになりました。
やる気が満ち溢れるバナナぴろしのイメージイラスト - 第35章
仲間の存在で、やる気が満ち溢れていく。一人の頃には無かった感覚です。
マラソンチームに入ったことで、明確に感じた効果は次の3つです。
  • マラソンがさらに楽しくなった
  • 走るモチベーションが継続するようになった
  • 練習中も粘れるメンタルが身についた
これは、1人で走っていた頃には得られなかった大きな変化でした。

2019年2月の履歴|下り坂ダッシュでキロ3分切りのスピード

ここでは、2019年2月後半のランニング履歴を振り返ります。マラソンチーム加入後、練習に対する意識がどう変わったのかがよく分かる内容です。

下り坂ダッシュの効果|スピード練習の手応え

2月25日 自宅前で200mインターバル(5本・フラット)
2月25日に実施したフラット200mインターバルの結果データ - 第35章
フラット200mインターバル(5本)の結果。フラットではこのスピードが限界でした。
正直に言うと、フラットではこのスピードが限界でした。続いて、その1週間後――

2019年3月1日 下り坂ダッシュ(150m下り+150mフラット)
3月1日に実施した下り坂ダッシュのランニング履歴データ - 第35章
下り坂ダッシュの履歴。下りを使うことで、フラットでは届かなかったスピード域に入れました。
下りを使うことで、キロ3分を切るスピードで走れる感覚を掴めました。この感覚が、後のマラソンペースにも確実に活きてきます。フラット200mと下り300m、それぞれの本数別タイムを比べると、その差は一目瞭然です。
本目フラット200m下り300m
1本目3'42"2'53"
2本目3'17"2'47"
3本目3'15"2'47"
4本目3'08"2'51"
5本目3'10"2'50"
※この当時の走力はサブ3.15です。下り坂ダッシュの理論と効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。

バナナぴろし
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10kmを40分切りしたい方向けに、下り坂ダッシュでトップスピードを大幅に上げる方法を紹介しています。


2019年3月の履歴|大会を意識して変わった意識と行動

Aクラブに加入してから、マラソンの話が日常的にできる環境ができました。グループLINEでは、練習内容・大会情報・ペース設定など、走ることに関する話題が尽きません。これが本当に楽しくて、「次はどんな練習をしよう」「大会までに何を仕上げるべきか」――そんなことを自然と考えるようになりました。

俺は、2019年3月にフルマラソンへエントリーしています。その大会が、2019年3月24日第38回 佐倉朝日健康マラソンです。Aクラブのメンバーも、フルマラソンやハーフマラソンに多数エントリー。グループ内では、「誰がどのレースを走るか」「どのくらいのタイムを狙うか」といった話題で盛り上がっていました。

俺自身も、サブスリーを本気で狙うという意識が、この頃から一段階上がった感覚があります。目標が明確になると、
  • 練習の意味を考えるようになる
  • 1本1本のペースにこだわるようになる
  • 「やらされ感」ではなく「やりたい練習」になる
そんな変化が生まれました。やる気は常に全開。この流れで、次はいよいよ大会を見据えた30km走に挑戦します。

佐倉朝日健康マラソンへの調整|仲間の応援が支えた30km走

2019年3月8日。3月24日開催の佐倉朝日健康マラソンに向けて、本番を想定した30km走を行いました。走る前に、「これから30km走に行ってきます」とLINEグループで宣言します。
30km走の前にLINEグループへ宣言するバナナのイメージイラスト - 第35章
「30km走に行ってきます」とLINEで宣言。これは、途中で逃げ道を作らないための“足枷”です。
これは、途中で心が折れないように、途中でやめないように、自分に逃げ道を作らないための足枷です。LINEを送ると、「ファイトー!」「頑張って!」とすぐに応援の言葉が返ってきます。その一言一言が、走る前から大きな力になりました。
仲間の応援でやる気が出ているバナナのイメージイラスト - 第35章
仲間の応援で、走る前からやる気が満タンに。一人では味わえない後押しでした。
設定ペースは4分30秒/kmで30km。Aクラブに入る前は、30km走は数えるほどしか経験がありませんでした。ただ、さいたま国際マラソンでは4'30ペースで35kmを走れています。「3ヶ月経っているけど、このくらいならいけるだろう」。そう思ってスタートしました。
30km走のGPS走行ルート結果 - 第35章
本番を想定して挑んだ30km走の走行ルート。設定はキロ4分30秒でした。
結果。正直に言います。甘かったです。
30km走のラップデータ。25kmで失速している記録 - 第35章
30km走のラップ。25km地点から、はっきりとペースが崩れているのが分かります。
25kmで脚が動かなくなり、完全に撃沈しました。
30km走で撃沈し力尽きるバナナのイメージイラスト - 第35章
25kmで脚が止まり、撃沈。30kmの壁の厳しさを、改めて思い知らされました。
その結果をLINEで報告すると、「ナイスRUN」「風が強い中、それだけ走れたのは凄い」と励ましの言葉が届きました。失敗しても、走った事実を認めてくれる仲間がいる。これがマラソンチームの最大の価値だと感じました。

翌日、Aクラブのメンバーが大会に出場します。チームに入る前は、応援もしないし、応援もされないラン生活。それが、応援できる仲間がいることが、本当に嬉しかったです。仲間が走る。それを応援する。マラソンって、こんなにも素敵なスポーツなんだと、改めて実感しました。次回は、その佐倉朝日健康マラソン本番に向けたウォークブレイク戦略の話です。
▶ 次の話:第36章「フルマラソン攻略|ウォークブレイク戦略は本当に有効か?」

バナナぴろし
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25kmで撃沈した「30kmの壁」。その原因を乳酸閾値(LT値)と糖質・脂質のエネルギー理論から解説し、後半失速を防ぐ対策まで紹介します。


バナナぴろし
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チームには光も影もあります。後にこのAクラブを離れることになる理由――PB共有・Strava導入で生まれた価値観のズレも、正直に振り返っています。


りんごちゃん
撃沈しても「ナイスRUN」って認めてもらえるの、すごくあったかい……。失敗を責めない仲間がいるって、それだけで続けられそう!

バナナぴろし
そう、チームは「速さ」だけじゃなく「続ける力」をくれる。LINEで宣言して、応援されて、撃沈しても認めてもらえる。この環境が、サブスリーへの土台になったんだ。次回は佐倉本番に向けたウォークブレイク戦略の検証。お楽しみに!

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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