「思ったほど記録が伸びない」
「フルマラソン後半で失速してしまう」
そんな壁にぶつかっていませんか。
この第34章では、
マラソンチームの練習会を通して学んだ、
仲間との勝負意識と体幹トレーニングという、
走力向上に直結する2つの重要な要素を掘り下げていきます。
ライバルとのスパート勝負で感じた「勝ち負け」の意味、
記録志向のマラソンチームという環境がもたらす成長、
そしてフルマラソンで結果を出すために欠かせない、
体幹トレーニングの具体的な内容とその効果を、
実体験ベースで詳しく解説します。
「なぜ体幹を鍛えるとフルマラソンが楽になるのか」
「なぜ一人で走るより、誰かと競うと強くなるのか」
その答えが、この章には詰まっています。
サブスリーを本気で狙う市民ランナーにとって、
考え方と練習の両面でヒントになる内容です。
目次
練習会での勝負体験|ライバルとのスパートが生んだ意識改革
マラソンチームの練習会は、ただ距離を踏むだけの場ではありません。
ライバルと同じペースで走り、最後は本気でぶつかる。
そんな実戦に近い練習が、走力と意識を一段引き上げてくれます。
この日の練習内容は、
キロ5'00で15kmのペース走
残りをキロ3'50前後でスパート
スパートに入った時、
先頭にいたのはケンタロー。
心の中で、はっきりと決めました。
ここは勝負だ
追い抜くつもりで気合を入れました。
しかし、ケンタローの背中は一向に縮まりません。
敗北
ラストのゴール地点まで、差を詰めることはできませんでした。
ゴール後、ケンタローが振り返り
ドーン
これ、出会ってから5ヶ月後の写真でした😂
マラソンの勝ち負けとは何か|自分との勝負だけでは足りない理由
ケンタローに対しては、
初対面の自己紹介の時点で、
正直に言えばロックオンしていました。
一緒に走って、敗北して、
だからこそ、
絶対に勝ちたい
そんな感情が、一気に湧き上がったのを覚えています。
よく言われます。
マラソンは自分との勝負
もちろん、それは間違いではありません。
ただ、私はこうも思っています。
人と競い合うからこそ、本気になれる
数年前に見たニュースで、
運動会のリレーで順位をつけない
みんな頑張ったから全員1位
という話がありましたが、
私は正直、強い違和感を覚えました。
勝ち負けがあるからこそ、
そこに努力が生まれ、
過程が意味を持つ。
マラソンも同じだと思っています。
一人で黙々と走る練習も大切ですが、
誰かと競い、負けて、悔しい思いをすることで、
自分の弱さがはっきりと見えてきます。
そして実は、この
勝ち負けの意識
が、後に大きな問題へと発展します。
かなり大ごとになり、
取り返しのつかない事件
が起きてしまいました。
その内容については、
10話ほど先で書きます。
またもや出し惜しみですが(😁)
マラソンチームという環境|記録志向クラブが走力を伸ばす理由
ここで、話題を少し変えます。
私がこのとき加入した、
Aチーム
というマラソンチームについて紹介します。
このAチームは、
記録向上を目的としたマラソンチーム
でした。
もともと、αキャプテンは、
大きなマラソンクラブの一員でした。
そのクラブは、飲み会やファンランも多く、
とても楽しい雰囲気の集まりです。
ただし、
記録を本気で狙う雰囲気
ではありませんでした。
「もっとガチで走りたい」
「本気で走力を上げる環境を作りたい」
そんな思いから、
αキャプテンが立ち上げたのが、
Aチーム
です。
分裂や対立というよりも、
「記録を狙いたい人はこちらへ」
という支部的な位置づけでした。
実際、
大きなクラブとAチームを
掛け持ちしているメンバーも何人かいました。
ただ、αキャプテン自身は、
次第にAチーム主体で動くようになっていた印象です。
Aチームの連絡手段は、LINEグループ。
月初めに練習日程を決め、
各自が主体的に参加するスタイルでした。
ここで、練習会の話に戻ります。
練習会が終わり、集合地点に戻ると、
ケンタローがこう言いました。
「いつもやっている練習を、少しやろう」
とても興味が湧きました。
その練習とは、
体幹トレーニング
です。
フルマラソンで速くなるために絶対必要な体幹トレーニング
フルマラソンで後半に失速せず、
安定したペースを維持するために、
私が「これは必須だ」と実感したのが
体幹トレーニングです。
それまで、正直に言うと
体幹トレーニングというものを、ほとんどやったことがありませんでした。
「5分くらいなら余裕だろう」
と完全に甘く見ていたのですが、
実際にやってみると、
想像以上にキツい。
笑えるくらいキツかったですが、
なんとか1セットを最後までやり切りました。
ケンタローは、
「これ、毎日やってるよ」
と平然と言います。
それを聞いて、
負けるわけにはいかないと思いました。
こうして、
バナナぴろしも
体幹トレーニングを継続することを決意します。
現在も、この体幹トレーニングは
私の練習メニューの一部として続いています。
実際に行っている内容がこちらです。
1セット8種目・約5分
途中のレストなし
- ① ストレートアームプランク 60秒
- ② スタンダードプランク 30秒
- ③ ワンレッグプランク(右足)30秒
- ④ ワンレッグプランク(左足)30秒
- ⑤ サイドプランク(右)30秒
- ⑥ サイドプランク(左)30秒
- ⑦ スタンダードプランク 30秒
- ⑧ ストレートアームプランク 60秒
体幹トレーニングの重要性
フルマラソンで速く走るために必要なのは、
単に脚を速く動かすことだけではありません。
体幹の安定こそが、
走りの土台になります。
車に例えるなら、
どれだけ高性能なエンジンを積んでいても、
車体が不安定では性能を発揮できません。
ランナーも同じで、
体幹が弱いと、走力を活かしきれないのです。
特にフルマラソンのような長距離では、
体幹が安定することで、
無駄な動きが減り、
エネルギー消費を抑えられます。
これが、
ランニングエコノミーの向上です。
同じスピードでも、
より少ないエネルギーで走れるようになる。
この省エネ走法こそが、
フルマラソン後半の失速を防ぎ、
サブスリー達成に近づくための、大きな武器になります。
バナナぴろし
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練習会の最後に、
αキャプテンに聞きました。
ラン履歴をLINEにUPしてもいいですか?
αキャプテンは、
「どうぞどうぞ」と快く承諾。
この日から、
バナナぴろしはAクラブの一員として活動する
ことになりました。
つづく(サブスリーまで273日)
バナナぴろし
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