バナナぴろしのブログ検索(人気キーワード 芝生、10km、坂ダッシュ)
カテゴリ・リストへジャンプ

マラソンの速さを向上させる秘訣:体幹と骨盤の強化で反力を最大化する方法

2026年3月23日月曜日

マラソン練習法-筋肉

t f B! P L
マラソン体幹トレーニング:バランスボードの上でスクワットをして骨盤の安定性を高める様子
不安定な土台でスクワットを行うことで、
走りに必要な「骨盤を固める力」が養われます。

フルマラソンの後半30kmを過ぎた時、自分の足がまるで「ふにゃふにゃ」の飴細工のように感じたことはありませんか?
「どれだけ練習しても、後半に足が止まってしまう…」
それは単なるスタミナ不足ではなく、身体を支える1本軸が崩れ、地面からの反力を逃がしてしまっていることが原因かもしれません。

効率的な走りの秘訣は、着地の一瞬に身体を「カチッ」と固める技術にあります。
しなやかな竹が地面を弾くように、あなたの走りを鋭い推進力へと変えるためには、体幹と骨盤の安定が不可欠です。

この記事では、30km以降も潰れないフォームを作るための「固める」感覚と、その土台となる体幹の重要性について、ランナー視点で分かりやすく解説します。


30km以降の失速を防ぐ!地面からの「反力」を推進力に変える極意

前回の記事でお伝えした「股関節と骨盤の使い方」は意識できているでしょうか?
効率的な走りの土台をまだチェックしていない方は、まずこちらから復習してみてください。

股関節と骨盤の連動ができて初めて、今回のテーマである「体を固める技術」が真価を発揮します。


フルマラソンで30kmを過ぎた時、自分の走りがどうなっているか想像してみてください。
多くのランナーが失速する原因は、単なるスタミナ切れではありません。

実は、インナーマッスルが限界を迎え、骨盤を支えられなくなることで「1本軸」が崩れてしまうことが大きな引き金になります。

骨盤が重力に負けて寝てしまい、1本軸が崩れて重心が落ちたマラソンフォームの比較図解
骨盤が重力に負けて沈むと、推進力は一気に逃げてしまいます。
目指すべきは、着地の衝撃を跳ね返す「1本軸」の維持です。

このように身体が「ふにゃふにゃ」の状態では、いくら脚を動かそうとしても力が逃げてしまいます。
効率よく前に進むためには、地面を蹴った時の力をそのまま推進力に変える地面反力が必要です。

イメージしてみてください。
しなやかな竹を地面に落とした時、竹が硬く弾力を持っていれば、地面に衝突した瞬間に鋭く上に跳ね上がります(反力)。
しかし、もし竹が腐ってふにゃふにゃだったら、地面に落ちたまま動かないはずです。

マラソンの着地もこれと全く同じです。

竹が地面に当たって跳ね返るイメージをランニングの接地に応用した反力の図解
着地の一瞬、竹のように体を「カチッ」と固めることで、
地面からの強い押し返しをそのまま推進力に変換できます。

この「反力」を使いこなすための具体的なトレーニングについては、こちらの人気記事も併せてチェックしてみてください。

速く走るための秘訣: 乗り込み技術とスキップトレーニング

結論を言えば、反力を得るには身体を一瞬「固める」必要があります。
そして、42.195kmの間、走りながらこの「固める」状態を維持し、「1本軸」をキープするためにこそ、強力な体幹が必要不可欠なのです。

走りの効率が激変!マラソンで体幹と骨盤を「固める」べき理由

人間の体は、体幹股関節という2つの大きなユニットを中心に動いています。
特に、背骨から骨盤にかけての体幹部分は、ランニングにおける「パワーの伝達経路」であり「バランスの要」です。

股関節は、体幹で生み出したエネルギーを脚へとスムーズに伝え、力強いストライドを生み出す役割を果たします。

体幹がしっかり安定していれば、地面からの反力をロスなく推進力に変えることができます。
逆に体幹が弱いと、着地のたびに力の伝達が不十分になり、エネルギーが外に逃げてしまいます。

これが、後半に「脚は動いているのに進まない」状態を招く大きな原因なのです。

【バナナぴろし流】軸を作る体幹の鍛え方

体幹トレーニングは地道ですが、裏切りません。
私が推奨する、走りの「軸」を劇的に変える2つのメニューを紹介します。

① 5分間プランク(レストなし)

まずは基本のプランクですが、基準を高く持ちましょう。
5分間、一度も姿勢を崩さずに耐え抜いてください。

これが完璧にできれば、フルマラソンの終盤でも姿勢を維持し、サブスリーを狙えるだけの土台が備わっていると言えます。
まずは1分からでも構いません。毎日コツコツ挑戦してみてください。

マラソンランナーに最適な5分間プランク。頭からかかとまで一直線を維持する体幹トレーニングの様子
お尻が上がったり腰が落ちたりしないよう、
常に腹圧を意識して「1本軸」を維持しましょう。

② バランスボードでスクワット

プランクで土台を作ったら、次は「動的な安定性」を鍛えます。
不安定なバランスボードの上でスクワットを行うことで、着地の一瞬に骨盤をカチッと固める感覚が養われます。

バナナを被る必要はありませんが(笑)、集中力は必須です!


このトレーニングを繰り返すと、走っている最中に「骨盤がハマる」感覚が分かり、驚くほど楽にスピードが出るようになります。

さらなる高みへ!体幹と股関節を極めるための参考資料

今回お伝えした「身体を固める技術」や「1本軸」の重要性を、より深く、そして解剖学的に理解するために非常に役立つ動画を紹介します。
専門的な視点から、体幹トレーニングがどのように股関節の動きをサポートし、走りのパフォーマンスに直結するかが詳しく解説されています。

本記事で学んだ知識を動画で視覚的に補完することで、次回の練習での意識がより鮮明になるはずです。

【参考動画】体幹トレーニングと股関節の連動


「なぜ体幹が必要なのか」というロジックを腹落ちさせることが、苦しいトレーニングを継続する一番の近道です。
理論を学んだら、あとは実践あるのみ!

明日からのランニングで、地面を鋭く弾く「バネのような反力」をぜひ体感してみてください。
あなたの走りが劇的に変わる瞬間は、もうすぐそこです!

カテゴリ・ラベル

    バナナぴろしの全データを集計中...

筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

質問があれば受け付けます

名前

メール *

メッセージ *

ページビューの合計

QooQ