長距離ランナーが技術を磨き、持久力を試すのに理想的な60kmの三郷駅から江戸川→谷中湖へのランニングコースを紹介します。
このコースは三郷駅からスタートし、信号がない江戸川河川敷を走り谷中湖を一周するコースです。
信号が4回だけのノンストップコース。
最後は、栃木県、群馬県、埼玉県が重なる三県境の観光名所の近くがゴールとなります。
各主要ポイントでの給水や休憩の機会も充実しており、長距離の挑戦に最適な環境が整っています。
三郷〜谷中湖60km!信号4回だけのノンストップコース概要
信号待ちのストレスなく、自分の限界まで走りに没頭したい…。そんなストイックなランナーの願いを叶えるのが、この三郷〜谷中湖60kmコースです。
三郷駅からスタートし、江戸川河川敷をひたすら北上して谷中湖を目指すこのルートは、60kmという長丁場ながら信号がたったの4回という驚異のノンストップ環境を誇ります。
コースは全行程がフラットで視界も開けており、リズムを崩さずに走り続けることが可能。
ウルトラマラソンに向けた脚作りや、一定のペースを刻み続けるスタミナ練習には、これ以上ない最高のトレーニング環境といえるでしょう。
【実走レポート】三郷駅から江戸川を北上する60kmの旅
スタート:三郷駅近郊の江戸川河川敷
スタート地点は、JR武蔵野線・三郷駅からアクセス抜群な江戸川河川敷です。広い空と果てしなく続く堤防を目にすると、「よし、走るぞ!」とモチベーションのスイッチが入りますね。
ここから谷中湖まで、60kmに及ぶ自分自身との対話が始まります。
ここから谷中湖への大冒険が始まります!
信号を気にせず、自分だけの走りに集中できる瞬間です。
0~15km 地点:貴重なトイレと給水スポット
三郷駅近くのスタート地点から、江戸川の左岸(埼玉県側)をひたすら北上します。序盤の15kmはウォーミングアップを兼ねて、リズムを一定に保つのが完走のコツですね。
15kmほど走ると、最初の大きな休憩ポイントであるトイレと給水所が現れます。
「まだ余裕がある」と思ってスルーしがちですが、ウルトラ練習では早めの補給とトイレが後半の粘りに直結しますよ!
夏場などはここで必ず水分をチェックしておきましょう。
ここを過ぎるとしばらく施設がないので要注意です。
15~21km地点:貴重なトイレと給水スポット「オアシス5963」
さらに、15kmのトイレから4kmほど進むと、ランナーの聖地とも言える給水所「オアシス5963」が見えてきます。ここまで20km以上走ってきても、横断歩道も信号も一切なし。
一度も足を止めずに走り続けられるこの爽快感は、まさに江戸川ロングランの醍醐味です!
「オアシス5963」を目指して、一定のペースを刻んでいきましょう。
こうした支えがあるからこそ、ロングランも走りきれます。
21~25km地点:最初の信号と補給拠点「ジョイフーズ」
さらに北上を続けると、江戸川の河川敷はさらに視界が開け、道幅も広い快適なコースになります。このあたりは高い建物が一切なく、まさに大地の息吹を肌で感じながら走る贅沢な区間。
広大な景色を独り占めできる爽快感は、ロングランの疲れを忘れさせてくれますね。
広いコースでリラックスして距離を稼ぎましょう。
この信号を渡ると、右手にスーパー「ジョイフーズ」が見えてきます。
ここが非常に重要で、給水・給食・トイレのすべてが揃う貴重な補給拠点です。
残りの後半戦を粘り強く走り切るために、ここでしっかりと栄養を補充しておきましょう。
ここで一度しっかり休んでリフレッシュするのが後半のコツです!
25~32km 地点:関宿城へ続くストイックな北上区間
「ジョイフーズ」での補給を終えたら、次なる目的地は32km地点の関宿城です。この約7kmの区間は、お城に到着するまで給水スポットやトイレが一切ありません。
途中で信号のない道路横断が1箇所あります。交通量はそれほど多くありませんが、30km手前の疲れが出始める頃なので、左右の安全確認はいつも以上に念入りに行いましょう。
視界に飛び込んでくる関宿城の姿を心の支えに、江戸川の河川敷を無心でひたすら北上していきます。
日差しを遮るものがないので、夏場は特に水分管理が重要になります。
信号はありませんが、無理な横断は禁物。呼吸を整える時間にあてましょう。
32km地点:関宿城でのエイド休憩(おすすめ:もつ煮定食)
30kmの壁を感じ始める頃、視界に力強く現れるのが関宿城です。この地点はちょうどコースの中間地点を過ぎたあたり。ここでの休憩が、残り30kmを走り抜くための大きな「転換点」になります。
お城を東側に降りたすぐの場所に、ランナー御用達の「けやき茶屋」があります。
立派な関宿城を間近に眺めながら、ゆったりと腰を下ろして昼食を摂ることができますよ。
ここを目指して走ることで、メンタルを保つことができます。
「何を食べるか迷う…」という方に強くおすすめしたいのが、名物のもつ煮定食。
トロトロに煮込まれたもつは絶品。ランニングで失われた塩分と、エネルギー源となるタンパク質・炭水化物を同時に補給できる、まさに「最強のランナー飯」です。
後半戦に向けて、ここで一度足をリセットしましょう。
ランナーにも非常に親切な、居心地の良いお店です。
胃腸が動くうちにしっかり食べて、スタミナ切れを防ぎましょう。
32km~42km 地点:集中力が試される一般道区間
関宿城から国道125号を横断するポイントまでの約10kmは、一時的に河川敷を外れて一般道を走る区間になります。「一般道なら信号待ちが増えるかな?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。
このルートは車通りが非常に少ないだけでなく、市街地を通るにもかかわらず信号も交差点もほぼなし。フルマラソンの距離に達するこの過酷な時間帯に、一度も止まることなく自分の走りに集中できるのは、このコース最大の強みと言えるでしょう。
「止まらなくて良い」ことがこれほど有難いとは…!
42km~49km 地点:足が「売り切れ」た時の癒やしスポット
いよいよ49km地点、スポーツ交流センターに到着します。このあたりは多くのランナーにとって足が完全に売り切れ状態になる頃ではないでしょうか。
精神的にも一番きつい時間帯ですが、センターでの給水と休憩はまさに砂漠のオアシス。一息つくことで、残り11kmを走り抜く力が湧いてきます。
周囲の景色も徐々にのどかな田舎風景へと変わり、視覚的にもリフレッシュできる区間です。
ここでのエイドタイムが後半の運命を左右します。
ゴールまであともう一息!
49km~60km地点:感動の谷中湖一周とゴール
スポーツ交流センターでの補給を終えれば、残りは約11km。フルマラソンの距離である42.195kmを越えた先、ここからは未知の領域への挑戦となります。
4回目の最後の信号を通過すれば、いよいよ目の前に広大な谷中湖(渡良瀬遊水地)が姿を現します。
疲れ果てた体でも、この圧倒的な景色を目にした瞬間に力が湧いてくるから不思議です。
夕暮れ時の谷中湖は、まさに自分への最高のご褒美です。
コース内には各所に給水スポットがあるため、脱水の心配もありません。広大な空と湖に包まれながら、一歩ずつゴールを噛み締めましょう。
この開放感を全身で感じて走ってください!
ここがあなたの努力が結実した感動のゴール地点です。
走り終えた後の楽しみ:珍百景「三県境」見学
谷中湖を走り終え、柳生駅へ向かう道中にぜひ立ち寄ってほしいのが珍名所「三県境」です。ここは、栃木県栃木市・群馬県板倉町・埼玉県加須市が一点で交わる場所。
通常、県境は山の中や川の上が多いのですが、ここは平地にあるため、徒歩(あるいは一歩!)で三つの県を行き来できる全国的にも非常に珍しいスポットなんです。
60km走破のフィナーレに相応しい、ユニークな体験が待っています。
心地よい疲労感と共に、充実したロングランの余韻に浸ってくださいね。
関東エリア(特に松戸周辺)で脚力や持久力を効率的に鍛えられる、芝生や坂道のあるおすすめランニングコースをまとめて紹介しています。

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