ランナーのタンパク質は1日何g?体重別早見表と「プロテインは腎臓に悪い」の真偽

ランナーのタンパク質は1日何g?体重別早見表と「プロテインは腎臓に悪い」の真偽

りんごちゃん りんごちゃん
プロテインを飲み始めたんですが、「摂りすぎると腎臓に悪い」と聞いて怖くなって……。そもそも1日どれくらいが正解なんでしょうか。

ナップル博士 ナップル博士
どちらの疑問にも研究の答えが出ておる。今日はすべて出典つきで示すぞい。ネット上の数字がバラバラなのには、ちゃんと理由があるのじゃ🍍

バナナぴろし バナナぴろし
先に言っておくと、「腎臓に悪い」には条件がある。そして俺たちランナーに関して言えば——摂りすぎより「足りていない」ほうがずっと多いんだ。

りんごちゃん りんごちゃん
え、足りていないほうが多いんですか!? 私、けっこう気をつけているつもりだったのに……。

バナナぴろし バナナぴろし
厚労省が示す一般向けの推奨量は男性65g・女性50g。でも体重60kgのランナーの目安は96g前後——約1.5倍なんだ。一般向けの数字をそのまま使うと、足りなくなる🍌

「タンパク質は1日何g摂ればいいのか」を調べると、サイトによって1.2g・1.6g・2.0gと数字が違い、混乱します。しかもそこに「摂りすぎは腎臓に悪い」という不安が重なる。

この記事では、すべて出典を示したうえで次のことを整理します。

  • 体重別の早見表(1.2 / 1.6 / 2.0 g/kg の3段階)
  • なぜ数字がバラバラなのか——幅があること自体に意味がある
  • 厚労省の「男性65g」をそのまま使うと足りない理由
  • 食事だけで足りるのか——実際の食品に換算した1日の献立例
  • 「高タンパクは腎臓に悪い」の現在の科学的な立ち位置
  • 訂正①「運動後30分のゴールデンタイム」/訂正②「1回20gまでしか使えない」

⚠ はじめにお断りしておきます
この記事は健康な成人ランナーを想定した一般的な情報です。腎機能について指摘を受けたことがある方、持病がある方、妊娠中の方は、必ず主治医に相談してください。ここに書いた目安がそのまま当てはまるとは限りません。

バナナぴろし バナナぴろし
レース中の補給を知りたい人はこっち🍌
この記事は「日々のタンパク質」の話。レース当日にジェルを何個持つかは、目標タイム別にまとめてあるよ。日常と本番は分けて考えるのがコツ。

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この記事でわかること
・ランナーは1日にタンパク質を何g摂ればいいですか?
・プロテインの摂りすぎは本当に腎臓に悪いのですか?
・厚労省の推奨量(男性65g・女性50g)で足りませんか?
・食事だけで足りますか?プロテインは必要ですか?
・プロテインを飲むタイミングはいつがいいですか?

結論|体重別のタンパク質早見表

先に数字だけ載せます。自分の体重の行を見てください。

体重1.2g/kg
走る量が少ない時期
1.6g/kg
ふだんの練習期
2.0g/kg
高強度・増量期
45kg54g72g90g
50kg60g80g100g
55kg66g88g110g
60kg72g96g120g
65kg78g104g130g
70kg84g112g140g
75kg90g120g150g

この数字の出どころ
国際スポーツ栄養学会(ISSN)のポジションスタンドは、運動している人の大半にとって1日あたり体重1kgあたり1.4〜2.0gで十分としています。
Jäger R, Kerksick CM, Campbell BI, et al.「International Society of Sports Nutrition Position Stand: protein and exercise」Journal of the International Society of Sports Nutrition, 2017;14:20.(全文)
また米国スポーツ医学会ほかの合同声明(ACSM/Academy of Nutrition and Dietetics/Dietitians of Canada, 2016)は、アスリート全般で1.2〜2.0g/kgという範囲を示しています。

迷ったら、まん中の1.6g/kgの列を見てください。週に数回走っている市民ランナーなら、これが実用的な基準になります。

バナナぴろし バナナぴろし
1g単位で管理する必要はないよ。「だいたいこのくらい」を知っておくだけで、食事の組み立てがまるで変わるんだ🍌

なぜサイトによって数字が違うのか|幅があること自体に意味がある

「ランナー タンパク質」で検索すると、1.2〜1.5g/1.2〜1.7g/1.6〜1.8g/2.0g以上と、書いてある数字がバラバラです。どれが正しいのか——という疑問には、こう答えるのが正確です。

どれも正しく、条件が違うだけです。

あなたの状況目安理由
週に数回のジョグ中心1.2〜1.4g/kg筋の損傷が小さく、修復に必要な量も少ない
週5〜6回、距離を踏んでいる1.6g/kg前後市民ランナーの標準。ここを基準にしてよい
高強度期・レース前・故障明け1.8〜2.0g/kg損傷が大きい、または体を作り直している時期
減量しながら走っている高め(1.8〜2.0g/kg)摂取エネルギーが減ると筋も削られやすいため

つまり「1.4〜2.0g」という幅は、あいまいさではなく“調整幅”です。走る量が増えたら上げ、落としたら下げる。固定の1つの数字ではありません。

厚労省の「男性65g」をそのまま使うと足りない

ここが多くの人がつまずく点です。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のたんぱく質の推奨量は次のとおりです。

対象推奨量(1日)
男性 18〜64歳65g
男性 65歳以上60g
女性 18歳以上50g
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」。なおたんぱく質に耐容上限量(これ以上摂ってはいけないという上限)は設定されていません。

この65g・50gは「運動習慣を前提にしない一般成人の推奨量」です。体重60kgのランナーが練習期に必要な96gと比べると、約1.5倍の差があります。

つまり「厚労省の基準は満たしているから大丈夫」と考えると、走る人には足りません。ここが一般向け情報とアスリート向け情報を混ぜてはいけない理由です。

りんごちゃん りんごちゃん
数字が違うのは「どの人を想定しているか」が違うからなんですね。バラバラなのが不安だったんですけど、納得しました。

食事だけで足りる?|実際の食品に換算してみる

では96gという数字は、現実の食事でどれくらいなのか。実物に換算します。

食品量タンパク質
鶏ささみ100g23.9g
鶏むね肉(皮なし)100g23.3g
豚ロース(脂身なし)100g21.4g
鮭(しろさけ・生)100g約22g
卵1個(約50g)約6g
納豆1パック(45g)約7g
木綿豆腐100g約7g
牛乳200ml約7g
ご飯茶碗1杯(150g)約4g
数値は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に基づく目安です。部位・調理法で変動します。

96gを食事で組むとこうなる(体重60kg・練習期)

食事内容タンパク質
朝卵2個+納豆1パック+ご飯1杯+牛乳200ml約30g
昼鶏むね肉100g+ご飯1杯約27g
夜鮭100g+豆腐100g+ご飯1杯約33g
合計約90g

目標96gに対して、約90g。足りないのは6gだけです。

この6gはプロテイン1杯(20g前後)の3分の1にも満たない量です。つまり——

ここから見えること
  • 意識して食べれば、食事だけでもかなり近づける——プロテインは必須ではない
  • ただしこの献立はかなり意識的。朝を抜く・昼が麺類だけ、なら簡単に30〜40g足りなくなる
  • だから現実的な答えは「食事を軸に、足りない日だけ補う」

プロテインは「飲めば飲むほど良いもの」でも「危険なもの」でもなく、単なる“食事の穴埋め”です。朝食を抜いた日、外食が続いた日、練習が長かった日——そういう日に1杯足す。それだけで十分に役割を果たします。

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りんごちゃん りんごちゃん
ちゃんと3食食べれば90gまで届くんですね……! プロテインを何杯も飲まなきゃ、と思い込んでいました。

バナナぴろし バナナぴろし
ただし、この献立はけっこう頑張ってるほうだよ。朝を抜いて昼がうどんだけ、みたいな日は一気に40g近く落ちる。足りない日を埋めるのがプロテインの仕事だね🍌

「プロテインは腎臓に悪い」の現在地

ここが多くの人の不安の中心です。結論を先に、条件つきで書きます。

■ 現時点で分かっていること
  • 腎機能が正常な成人では、高タンパク食が腎機能を悪化させるという結果は得られていない
  • ただしこれは「もともと腎臓に問題がない人」に限った話
  • すでに腎機能の低下を指摘されている人では、たんぱく質の量は医師の管理下で決めるべき事項

根拠にした研究
健康な成人を対象に、高タンパク食(体重1kgあたり1.5g以上、または1日100g以上など)と通常・低タンパク食を比べたランダム化比較試験のシステマティックレビュー/メタ分析では、腎機能の指標(GFR)の変化に両者の差は認められませんでした。
Devries MC, Sithamparapillai A, Brimble KS, et al.「Changes in Kidney Function Do Not Differ between Healthy Adults Consuming Higher- Compared with Lower- or Normal-Protein Diets: A Systematic Review and Meta-Analysis」The Journal of Nutrition, 2018.

なぜ「腎臓に悪い」と言われてきたのか

誤解の出発点は「腎臓病の人には、たんぱく質を制限する食事療法がある」という事実です。これ自体は正しい医療行為です。

ところがこれが「たんぱく質は腎臓を傷める」と読み替えられて広まりました。順序が逆です。腎臓が弱っている人の負担を減らすために制限するのであって、健康な腎臓が高タンパクで壊れるという意味ではありません。

実際、たんぱく質を多く摂ると腎臓のろ過量は一時的に増えますが、これは運動で心拍数が上がるのと同じ「機能的な反応」であり、それ自体が障害を意味するわけではない、というのが現在の一般的な理解です。

それでも気をつけるべき人・場面

  • 腎機能の低下を指摘されたことがある……自己判断せず必ず主治医へ。この記事の目安は当てはまりません
  • 健診でクレアチニンやeGFRに指摘があった……プロテインを増減する前に医師に相談を
  • 持病がある・妊娠中……同様に主治医の指示を優先してください
  • 水分が不足しがち……たんぱく質の代謝で出る老廃物は尿として排出されます。走る人はもともと汗で失う量が多いので、水分は意識的に

ナップル博士 ナップル博士
「病気の人への制限」と「健康な人への警告」を混ぜてはいかんのじゃ。ここを分けるだけで、不安の大半は整理できるぞい。ただし——自分がどちら側かを確かめるのは、検査の仕事じゃからな🍍

訂正①|「運動後30分のゴールデンタイム」は見直されている

「運動後30分以内に飲まないと意味がない」——長く言われてきましたが、この“30分”という枠は現在の研究では支持されていません。

23件のランダム化比較試験(計525名)をまとめたメタ分析では、1日の総タンパク質摂取量をそろえて比べると、摂取タイミングによる筋肥大・筋力の差はほぼ消えました。効果をいちばんよく説明したのは、タイミングではなく総摂取量でした。
Aragon AA, Schoenfeld BJ ほか「Nutrient timing revisited: is there a post-exercise anabolic window?」Journal of the International Society of Sports Nutrition, 2013;10:5.(全文)

さらにISSNのポジションスタンドは、運動による同化作用は少なくとも24時間続くと記しています。窓は「30分」ではなく、はるかに広い。

よく聞く話現在の理解
運動後30分以内が勝負数時間の幅がある。前後の食事のタイミング次第
すぐ飲まないと無駄になる1日の総量のほうが影響が大きい
タイミングが最重要最重要は総量。タイミングはその次

だからといって「運動後に摂らなくていい」わけではありません。練習後に食べるのは、1日の総量を確保するうえで単純に都合がいいからです。「30分を過ぎたから今日はもう無駄」と考える必要がない、という話です。

ランナーにとっての実用的な結論は、こうなります。

  • ストップウォッチを見ながら飲む必要はない
  • ただし練習後に食事が数時間先になる日は、その場で何か摂っておくほうがいい(総量を落とさないため)
  • 朝練のあと朝食を抜く、がいちばん総量を削る

りんごちゃん りんごちゃん
走り終わってからあわててシェイカーを振っていたのは、そこまで急ぐ必要はなかったんですね……!

走ったあとにタンパク質を「摂る・摂らない」で何が変わるか。比べた論文7本はこちら。



訂正②|「1回20gまでしか使えない」も、そこまで単純ではない

もうひとつよく聞くのが「一度に大量に摂っても使い切れないから無駄になる」という話です。これも整理が必要です。

たしかにISSNのポジションスタンドは、1回あたり体重1kgあたり0.25g(およそ20〜40g)を目安として挙げています。「1食20〜40gに分ける」という目安自体は、今も有効です。

ただし「それを超えた分が無駄になる」という部分は、近年の研究で見直されています。

100gという大量のたんぱく質を摂取した場合でも、筋タンパク質の合成反応は12時間を超えて続き、12時間の時点でもなお、摂取したたんぱく質由来のアミノ酸が血中へ供給され続けていたことが報告されています。「1回にこれ以上は使えない」という明確な上限は確認されませんでした。
Trommelen J ほか(2023)による報告。Cell Reports Medicine.

論点結論
1食20〜40gに分けるべき?目安として有効。分けたほうが確保しやすい
超えた分は無駄になる?そうとは言えない。長時間かけて利用される
実用的にどうすべき?まず1日の総量。分け方はその次

まとめると、ランナーが本当に気にすべきなのは「1日の合計が足りているか」です。1食に寄ってしまった日があっても、それで台無しになるわけではありません。

ナップル博士 ナップル博士
①も②も、結局同じ結論に行き着くのじゃ——細かい作法より、1日の合計。ここを外さなければ、タイミングも分け方も、そこまで神経質にならんでよいぞい🍍

結局、これだけ守ればいい

ここまでの内容を、実行できる形に落とします。

  • ①自分の目標量を1つ決める……練習期なら体重×1.6g。それだけ覚えておく
  • ②毎食にタンパク源を1つ置く……肉・魚・卵・大豆・乳製品のどれか。これだけで大きく変わる
  • ③足りない日だけ補う……朝食を抜いた日、外食が続いた日、練習が長かった日
  • ④水分をいつもより意識する……老廃物は尿として出ていく。走る人はもともと失う量が多い
  • ⑤炭水化物を削らない……糖質が不足するとタンパク質がエネルギーに回され、体づくりに使われません

⑤は見落とされがちですが重要です。「タンパク質を増やすために、ご飯を減らす」は、走る人にとっては逆効果になりやすい組み合わせです。タンパク質は“足す”もので、“置き換える”ものではありません。

バナナぴろし バナナぴろし
俺も昔は「飲めば飲むほど筋肉になる」と思ってた。でも実際は毎食にタンパク源を1つ置くだけで、ほとんど届くんだよね。プロテインは足りない日の保険くらいの位置づけがちょうどいい🍌

ランナーのタンパク質のよくある質問

ランナーは1日にタンパク質を何g摂ればいいですか?

国際スポーツ栄養学会(ISSN, 2017)の目安は体重1kgあたり1.4〜2.0g/日、ACSMほかの合同声明(2016)は1.2〜2.0g/kgとしています。市民ランナーの実用的な基準は1.6g/kg前後で、体重60kgなら約96g。走る量が少ない時期は1.2〜1.4g、高強度期や減量中は1.8〜2.0gへ調整します。

プロテインの摂りすぎは本当に腎臓に悪いのですか?

腎機能が正常な成人については、高タンパク食が腎機能を悪化させるという結果は得られていません。健康な成人を対象にしたランダム化比較試験のメタ分析(Devries MC ら, The Journal of Nutrition, 2018)では、高タンパク食と通常・低タンパク食で腎機能の指標(GFR)の変化に差がありませんでした。ただしこれは「もともと腎臓に問題がない人」に限った話です。腎機能の低下を指摘されたことがある方は、自己判断せず必ず主治医に相談してください。

厚労省の推奨量(男性65g・女性50g)で足りませんか?

走る人には足りない可能性が高いです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の推奨量は運動習慣を前提としない一般成人向けのもので、男性18〜64歳が65g、女性18歳以上が50gです。一方、体重60kgのランナーが練習期に必要な量は約96g——約1.5倍の差があります。なおたんぱく質には耐容上限量(摂取してよい上限)が設定されていません。

食事だけで足りますか?プロテインは必要ですか?

意識して食べれば、食事だけでもかなり近づけます。例えば「朝=卵2個+納豆+ご飯+牛乳(約30g)/昼=鶏むね100g+ご飯(約27g)/夜=鮭100g+豆腐+ご飯(約33g)」で約90g。目標96gまで残り6gで、これはプロテイン1杯の3分の1にも満たない量です。ただしこの献立はかなり意識的で、朝食を抜けば簡単に30g以上足りなくなります。現実的には「食事を軸に、足りない日だけ補う」のが答えです。

プロテインを飲むタイミングはいつがいいですか?

「運動後30分以内」にこだわる必要はありません。23件のランダム化比較試験のメタ分析では、1日の総摂取量をそろえるとタイミングによる差はほぼ消えました(Aragon & Schoenfeld ら, 2013)。ISSNも運動による同化作用は少なくとも24時間続くとしています。ただし練習後に食事が数時間先になる日は、その場で摂っておくほうが総量を確保しやすい——という実用上の理由は残ります。

1回に20g以上摂っても無駄になりますか?

「無駄になる」とは言えません。ISSNは1回あたり0.25g/kg(約20〜40g)を目安として示しており、分けて摂ること自体は今も有効です。ただし100gを一度に摂った場合でも筋タンパク質の合成反応は12時間を超えて続いたという報告があり(Trommelen ら, 2023)、明確な上限は確認されていません。まず1日の総量、分け方はその次と考えてください。

摂りすぎているサインはありますか?

体調から「タンパク質の摂りすぎ」だけを見分ける信頼できるサインは知られていません。ネット上では「むくみ」「尿が濃い」などが挙げられますが、これらは水分不足など別の原因でも起こります。体調で判断しようとせず、まず計算で確認するほうが確実です。上の早見表と食品換算表で、自分の実際の摂取量を1〜2日分だけ数えてみてください。気になる症状が続く場合は、推測せず医療機関で相談してください。

ダイエット中のランナーはどうすればいいですか?

減量中はむしろ多め(1.8〜2.0g/kg)が目安になります。摂取エネルギーが減ると体は筋も分解しやすくなるため、タンパク質を確保する重要性が上がるからです。ただし炭水化物を極端に削らないこと。糖質が不足するとタンパク質がエネルギーとして使われ、体づくりに回りません。走りながら減量するなら、削るのは脂質と間食からが基本です。


まとめ|恐れる栄養素ではなく、足りていない栄養素

論点結論
1日の目安練習期は体重×1.6g(幅は1.2〜2.0g/kg)
厚労省の65g・50g一般成人向け。ランナーには約1.5倍必要
数字がバラバラな理由あいまいではなく調整幅。走る量で動かす
腎臓への影響腎機能が正常なら悪化の結果は出ていない。指摘がある人は医師へ
運動後30分枠はもっと広い。総量のほうが影響が大きい
1回の上限20〜40gは目安として有効だが、超えた分が無駄になるとは言えない
実行すること毎食にタンパク源を1つ+足りない日だけ補う

タンパク質は、恐れる栄養素でも、多ければ多いほどいい栄養素でもありません。走る人にとっては、たいてい「足りていない側」にある栄養素です。

そしてタンパク質は回復の材料であって、回復そのものではありません。どれだけ摂っても、休まなければ体は作り直されない。栄養と休養はセットです。

バナナぴろし バナナぴろし
覚えて帰るのは「体重×1.6g」と「毎食にタンパク源を1つ」のふたつだけでいいよ。あとは走った日に、いつもより少し多く食べる。それで十分だ🍌

りんごちゃん りんごちゃん
怖がって減らすところだったのに、実は足りていなかったなんて……。今日から毎食、ひとつ足してみます!

ナップル博士 ナップル博士
材料をそろえたら、あとは休むことじゃ🍍
タンパク質は回復の材料。実際に体が作り直されるのは休んでいる間じゃ。超回復の仕組みと、休むべきサインをまとめてあるぞい。
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