四股の効果とやり方|ランナーの股関節が変わる回数・頻度と正しいフォーム【動画つき】

四股の効果とやり方 ランナーの股関節トレーニング
相撲の「四股」が、じつはマラソンに効く——股関節・お尻・内もも・バランスを一度に鍛えられます。

りんごちゃん りんごちゃん
「四股を踏むと速くなる」って聞いたんですけど……お相撲さんのアレですよね? マラソンと効果があるんですか?

バナナぴろし バナナぴろし
意外だけど、あるんだ。俺はお風呂上がりに左右10回ずつを習慣にしてたけど、股関節がよく動くようになって、お尻と内ももが使えるようになった。地味だけど効くトレだよ。

りんごちゃん りんごちゃん
股関節が動くようになる?なんで四股でそうなるんですか?

ナップル博士 ナップル博士
四股は脚を大きく開いて腰を落とし、片脚で立って踏み下ろす動き。これで股関節の可動域・お尻と内ももの筋力・片脚バランスが一度に鍛えられる。ランニングに必要な要素がぜんぶ詰まっておるのじゃ。

ナップル博士 ナップル博士
今日は四股の効果・鍛えられる筋肉・正しいやり方・回数と頻度の目安・よくある失敗まで、動画つきで解説するぞ。道具は一切いらんのもよいところじゃ。

相撲の基本動作「四股(しこ)」は、じつはマラソンランナーの走力アップに効きます。
四股の効果は、股関節の可動域・お尻と内ももの筋力・片脚バランスを一度に鍛えられること。しかも道具は不要で、家の中で1日3分から始められます。
このページでは、四股がなぜランナーに効くのか、どの筋肉が鍛えられるのか、正しいやり方、そして1日何回・週何回やればいいのかという回数と頻度の目安まで、動画つきで解説します。
この記事でわかること
・四股にはどんな効果がありますか?
・四股は1日何回やればいいですか?
・四股は毎日やっても大丈夫ですか?
・四股はいつやるのが効果的ですか?
・四股で脚はどのくらい高く上げればいいですか?

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【結論】四股の効果|ランナーに効く3つの理由

四股の効果を、ランナー目線で3つに整理します。
効果走りへの影響
①股関節の可動域が広がる脚を大きく開く動きで柔軟性が高まり、ストライドが自然に伸びる(広げた可動域を走りで使う練習はストライドを伸ばすドリル5種へ)
②お尻・内ももが鍛えられる腰を落として踏むことで、推進に使う大臀筋・内転筋を強化できる
③片脚バランスが養われる片脚で立つ局面で、着地の安定に必要な軸が育つ

ランニングは片脚で着地し、股関節で進む動作の連続です。四股はその要素を凝縮した、まさにランナー向けのトレーニングだといえます。
四股はランニングに必要な要素を凝縮している
四股は、ランニングに必要な要素を凝縮したトレーニングです。

🍌 四股がとくに効く人
・デスクワークが長い……座り続けると股関節が固まり、走っても動きが小さいまま
・ストライドが伸びない……脚力ではなく、股関節が開かないことが原因のケースは多い
・着地がぐらつく……片脚立ちの安定性が足りていない
・ジムに行く時間がない……道具ゼロ・その場でできる
ナップル博士 ナップル博士
デスクワークで固まった股関節は、いくら走っても動きが小さいまま。四股のような大きく開く動きで可動域を取り戻せば、走りのストライドも自然と広がるのじゃよ。


四股で鍛えられる筋肉|腸腰筋・大臀筋・内転筋・中殿筋

「なんとなく効いている気がする」で終わらせないために、どこに効いているのかを整理します。
筋肉四股のどの局面で使うか走りでの役割
腸腰筋(股関節の前)脚を持ち上げるとき脚の引き上げ。後半で脚が上がらなくなるのはここの疲労
大臀筋(お尻)腰を落とす・立ち上がるとき推進力の主役。使えないと太ももだけで走ることになる
内転筋(内もも)脚を開いて支えるとき骨盤の安定。脚が左右にブレるのを抑える
中殿筋(お尻の横)片脚で立っているとき着地時に骨盤が落ちるのを防ぐ。ここが弱いと膝が内に入る
体幹背すじを伸ばして支える全局面ブレない軸。フォームが崩れにくくなる

注目してほしいのは中殿筋です。ランニングの故障で多い膝の内側への入り込み(ニーイン)は、ここが弱いことが一因になります。
スクワットのような両脚の種目では鍛えにくく、片脚で立つ局面がある四股だからこそ入る刺激です。

四股の正しいやり方【動画つき】

基本の四股の手順です。相撲の「腰割り」から入るのがポイントになります。
手順やることここを外さない
1脚を肩幅より大きく開き、つま先を外に向けるつま先と膝の向きをそろえる
2背すじを伸ばしたまま腰をまっすぐ落とす(腰割り)前かがみにならない
3片脚に体重を乗せ、もう一方の脚をゆっくり上げる反動を使わない
4上げた脚を静かに下ろすドスンと落とさない
5左右交互に行う片側だけ多くならないように

最大のポイントは「背すじを伸ばし、腰をまっすぐ落とす」ことです。前かがみになると股関節ではなく腰で支えることになり、効果が落ちるうえに腰を痛めます。

動きのイメージは動画で確認するのがいちばん早いです。

四股は背すじを伸ばし腰をまっすぐ落とす
「背すじを伸ばし、腰をまっすぐ落とす」のが効かせるコツです。

脚は高く上げなくていい

力士のように高く上げる必要はまったくありません。ランナーの目的は可動域と片脚バランスなので、膝が腰の高さあたりまで上がれば十分です。
高さより「軸がぶれずに片脚で立てているか」を優先してください。ふらつくなら、上げる高さを下げます。

慣れてきたら「すり足」も

余裕が出てきたら、相撲のもう一つの基本動作すり足を足すのもおすすめです。腰を落としたまま足裏を滑らせて前進する動きで、腰を落とした姿勢を保つ体幹と内転筋にさらに効きます。
りんごちゃん りんごちゃん
ドスンと落とすんじゃなくて、ゆっくり上げて静かに下ろすんですね。これなら家でもできそう!


回数と頻度の目安|1日何回やればいい?

「何回やればいいのか」がいちばん迷うところなので、段階別の目安を示します。
段階回数頻度所要時間
初心者(1〜2週目)左右5回ずつ週3〜4回約1分
慣れてきたら左右10回ずつ毎日でも可約3分
物足りなくなったら左右10回×2〜3セット毎日約5〜8分
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🍌 四股を毎日続けるための2点
四股は毎日少しずつ続けることで効果が出ます。膝や足裏を痛めにくい厚手のマットと、股関節まわりの補強に使えるトレーニングチューブがあると、自宅での習慣にしやすくなります。

💡 チューブは週2回・1年使えば、1回あたり約17円です。

価格は2026年9月18日時点

🍌 回数を増やすより「毎日続ける」ほうが効く
四股は可動域のトレーニングという性格が強く、筋トレのように高回数で追い込む種目ではありません。
左右10回を毎日のほうが、左右50回を週1回より確実に効きます。回数を増やしたくなったら、まず頻度を先に上げてください。

いつやるのがいいか

体が温まっているときがおすすめです。具体的には次の3つのタイミングです。
  • お風呂上がり……筋肉が緩んでいて可動域を出しやすい。習慣化しやすいのも利点
  • ジョグのあと……クールダウンとセットにできる
  • ラン前の動的ストレッチとして……ただし回数は少なめ(左右5回程度)に。やりすぎると走りに影響します
冷えた状態でいきなり深く腰を落とすのは避けてください。股関節や内ももを痛める原因になります。
四股は負荷が軽く毎日続けやすい
負荷が軽いので、毎日でも続けやすいのが四股の利点です。

バナナぴろし バナナぴろし
俺はお風呂上がりに左右10回ずつやってた。続けたら股関節がよく動くようになって、走りの脚の運びがスムーズになったよ。1日3分だから続くんだ。


よくある失敗と注意点

簡単そうに見えて、やり方を間違えると効かないどころか腰を痛めます。多い失敗を挙げます。
よくある失敗何が起きるか直し方
①背中が丸まる股関節でなく腰で支える形になり、腰痛の原因目線を前に。胸を張る意識を持つ
②膝がつま先より内に入る膝への負担が増えるつま先と膝の向きをそろえる
③深く落としすぎる内ももや股関節を痛める可動域に合わせて浅くてよい
④反動で脚を振り上げるバランスの練習にならないゆっくり上げて静かに下ろす
⑤いきなり毎日50回内転筋が張って走りに影響左右5回から。回数より頻度

※痛みが出たら中止してください。とくに股関節の前側や内ももに鋭い痛みが出る場合は、可動域を超えています。浅くしても痛むなら、専門医に相談してください。
ナップル博士 ナップル博士
浅くても、背すじが伸びていれば効く。深さを求めて背中が丸まるのは本末転倒じゃ。フォーム>深さ>回数——この優先順位を覚えておくのじゃよ🍍


四股に関するよくある質問

四股にはどんな効果がありますか?

ランナー目線では3つです。①股関節の可動域が広がる(ストライドが自然に伸びる)、②お尻と内ももが鍛えられる(大臀筋・内転筋=推進力の筋肉)、③片脚バランスが養われる(着地の安定に必要な軸)。左右差が気になる人は左右バランスの記事の片脚トレーニングと組み合わせると効きます。とくに中殿筋はスクワットのような両脚種目では鍛えにくく、片脚で立つ局面がある四股だからこそ入る刺激です。

四股は1日何回やればいいですか?

初心者は左右5回ずつ・週3〜4回から。慣れたら左右10回ずつを毎日(約3分)が目安です。物足りなくなったら左右10回×2〜3セットに増やします。ただし四股は可動域のトレーニングという性格が強く、高回数で追い込む種目ではありません。左右10回を毎日のほうが、左右50回を週1回より確実に効きます。回数より頻度を優先してください。

四股は毎日やっても大丈夫ですか?

大丈夫です。負荷が軽いので毎日でも問題ありません。むしろ習慣にしたほうが効果が出ます。ただしいきなり毎日50回のような始め方はしないでください。内転筋が張って走りに影響します。左右5回から始めて、体の反応を見ながら増やすのが安全です。

四股はいつやるのが効果的ですか?

体が温まっているときです。おすすめはお風呂上がり(筋肉が緩んでいて可動域を出しやすく、習慣化しやすい)かジョグのあと。ラン前の動的ストレッチとして入れることもできますが、その場合は左右5回程度にとどめてください。やりすぎると走りに影響します。冷えた状態でいきなり深く腰を落とすのは避けてください——股関節や内ももを痛めます。

四股で脚はどのくらい高く上げればいいですか?

力士のように高く上げる必要はありません。ランナーの目的は可動域と片脚バランスなので、膝が腰の高さあたりまで上がれば十分です。高さより「軸がぶれずに片脚で立てているか」を優先してください。ふらつくなら、上げる高さを下げます。

四股をすると腰が痛くなります。なぜですか?

ほぼ確実に背中が丸まっています。前かがみになると股関節ではなく腰で支える形になり、腰を痛めます。目線を前に、胸を張って、腰をまっすぐ真下に落とす——これを意識してください。また深く落としすぎも原因になります。浅くても背すじが伸びていれば効きます。優先順位はフォーム>深さ>回数です。

四股だけで速くなりますか?

四股だけで速くはなりません。四股はあくまで股関節を使える状態に整える補強で、走力そのものは走る練習でしか伸びません。位置づけとしては「走りの土台づくり」です。とくにデスクワークで股関節が固まっている人や脚力はあるのにストライドが伸びない人には、走り込みより先に効く場合があります。

道具は必要ですか?

一切必要ありません。畳一畳ぶんのスペースがあれば、その場でできます。マットも不要ですが、フローリングで滑るのが気になる場合は靴下を脱いで裸足でおこなってください。


まとめ|四股で股関節を目覚めさせる

🍌 この記事のまとめ
・四股の効果は股関節の可動域・お尻と内ももの筋力・片脚バランスの3つ
・鍛わるのは腸腰筋・大臀筋・内転筋・中殿筋・体幹。とくに中殿筋は片脚種目でしか入りにくい
・コツは「背すじを伸ばし、腰をまっすぐ落とす」。脚は腰の高さまでで十分
・回数は左右5回→10回。回数より頻度、毎日でもOK(1日3分)
・お風呂上がりが最適。冷えた状態で深く落とさない
・腰が痛むなら背中が丸まっているサイン
四股は、特別な道具もいらず家でできる優秀な股関節トレーニングです。1日3分——固まった股関節を目覚めさせて、スムーズで力強い走りを手に入れましょう。

バナナぴろし バナナぴろし
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バナナぴろし バナナぴろし
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りんごちゃん りんごちゃん
四股がこんなに効くなんて!お風呂上がりに左右10回ずつ、続けてみます🍎

ナップル博士 ナップル博士
うむ。古来の知恵には、走りを変える力がある。1日3分で股関節を目覚めさせて、軽やかに走るのじゃぞ🍍

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