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マラソンが速くなる練習法|10km・ハーフ・フル距離別トレーニング完全ガイド

2026年7月14日火曜日

マラソン技術や理論-トレーニング理論

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10kmからフルマラソンまで距離別トレーニングを解説 - トレーニング理論
10kmもフルも、速くなる原理は同じ。距離に応じて「鍛える割合」を変えるのがコツです。

りんごちゃん
10kmもハーフもフルも走りたいんですけど、練習って全部バラバラにやるんですか?

バナナぴろし
じつは速くなる土台はどの距離も同じなんだ。あの頃の俺も「フルはフル専用の練習」と思い込んでたけど、違った。スピード・スタミナ・ペース感覚——この3つの配合を距離で変えるだけなんだよ。

りんごちゃん
配合を変えるだけ!? 距離ごとに何をどれくらいやればいいんですか?

ナップル博士
考え方はシンプルじゃ。短い距離ほどスピード、長い距離ほどスタミナの比重を上げる。だが土台になるジョグ(Eペース)はどの距離でも全練習の柱。今日は距離別に、練習の組み立て方を体系的に解説しよう。

ナップル博士
この記事はマラソン練習の「地図」じゃ。速さをつくる3要素・5つの練習・距離別の配分・週間メニューの組み立て——順に見ていくぞ。

「10kmを速く」「ハーフでベスト」「フルを完走」——目標距離は違っても、速くなる原理は共通です。

カギはスピード・スタミナ・ペース感覚の3要素を、距離に応じた配分で鍛えること。「がむしゃらに走っているのにタイムが伸びない」という人ほど、この配分が崩れています。
この記事では、各距離でどの練習をどれくらいやるべきかを、サブエガ達成ランナーが体系的に解説します。個別の練習の詳細は、記事内のリンクから深掘りできる「完全ガイド」です。

マラソンの速さをつくる3つの要素

距離を問わず、速さは次の3つの掛け算で決まります。
  • スピード:速く動ける能力(心肺=VO2max、神経・筋力)
  • スタミナ:長く維持する能力(持久力、脂質代謝、乳酸処理)
  • ペース感覚:目標ペースを正確に刻む能力(オーバーペース防止)
どれか一つだけ突出してもダメで、3つのバランスが結果を左右します。そして距離が長くなるほど、スピードよりスタミナの比重が大きくなります。
距離に応じてスピードとスタミナの比率を変える図解 - マラソンの速さの3要素
距離が長いほどスタミナ、短いほどスピードへ比重を寄せます。
ナップル博士
10kmで速い人がフルで失速するのは「スタミナ不足」、フルは完走できるが10kmが遅い人は「スピード不足」じゃ。自分に足りない要素を見極めるのが、最短の上達ルートなのじゃよ。


5つの練習とその役割

3要素を鍛える代表的な練習が、この5つです。それぞれ「何を鍛えるか」がはっきり違います。
練習主に鍛える要素狙い
ジョグ(Eペース)スタミナ(土台)毛細血管・心肺の基礎。全練習の柱
ロング走スタミナ長く動く脚・脂質代謝
閾値走(Tペース)スタミナ+スピード速いペースを長く保つ力
インターバル(Iペース)スピード心肺(VO2max)を引き上げる
ペース走(Mペース)ペース感覚目標ペースを体に覚えさせる
注目はジョグが「土台」であること。地味ですが、全体の7〜8割を占める最重要練習です。速い練習ばかりに目が行きがちですが、土台のジョグがなければ、ポイント練習の効果も伸び切りません。

なお、E/T/I/Rといったペースの定義を正確に知りたい方は、記事末尾の「トレーニングペース完全解説」も参考にしてください。
速い練習は芝生など脚にやさしい場所で行う - 5つの練習の役割
速い練習ほど路面選びが大事。芝生は故障予防に有効です。
りんごちゃん
ジョグが土台なんですね。つい速い練習ばかりやりたくなっちゃうけど……。

バナナぴろし
俺も昔はポイント練習ばかり詰め込んで、故障で振り出しに戻ってた。ジョグを7割に増やしたら、逆にポイント練習の質が上がってタイムも伸びたよ。


距離別・練習の配分【10km/ハーフ/フル】

目標距離に応じて、ポイント練習の重心を変えます。下の表が「配分の地図」です。
目標距離重視する練習ロング走の距離目安
10kmインターバル・閾値走(スピード寄り)12〜16km
ハーフ閾値走・ペース走18〜25km
フルロング走・ペース走(スタミナ寄り)30〜35km
ポイントは「短い距離はスピード、長い距離はスタミナ」に寄せること。
ただし、フル狙いでもインターバルは必要(スピードがあれば余裕度が増す)、10km狙いでもジョグの土台は欠かせません。比率を変えるだけで、全部やるのが基本です。
バナナぴろし
俺がサブスリーを狙ってた頃も、フル練習一辺倒じゃなくて、定期的にインターバルでスピードを刺激してた。スピードの余裕があると、フルの設定ペースが「ラクなペース」に変わるんだ。

ナップル博士
インターバルの具体的なやり方や、閾値走の設定ペースは、それぞれ専用の記事で深掘りしておる。この地図で全体像をつかんだら、各練習の記事へ進むとよいぞ。


週間メニューの組み立て方

週3〜4回走る市民ランナーの基本形です(フル狙いの例)。
曜日例練習
平日①ジョグ(Eペース)40〜60分
平日②ポイント練習(閾値走 or インターバル)
平日③ジョグ or 休養
週末ロング走(or ペース走)
原則はポイント練習は週2回まで、残りはジョグ
強い練習の翌日は必ずジョグか休養を入れ、超回復を待ってから次の刺激を入れます。この「強い練習・回復・強い練習」のリズムこそが、伸び続けるランナーの共通点です。
ナップル博士
欲張って強い練習を詰め込むほど、疲労と故障で伸びは止まる。「強い練習・回復・強い練習」のリズムを守ることが、結局いちばんの近道なのじゃよ。

りんごちゃん
全部バラバラじゃなくて、配分を変えるだけでよかったんですね!まず自分に足りない要素を探してみます。

まとめ:土台はジョグ、味付けは距離で変える

  • 速さはスピード・スタミナ・ペース感覚の3要素で決まる
  • 5つの練習(ジョグ・ロング・閾値・インターバル・ペース走)を使い分ける
  • 距離が長いほどスタミナ、短いほどスピードへ比重を寄せる
  • 土台のジョグは全距離共通。ポイント練習は週2回まで
距離が変わっても、やることの本質は同じです。自分に足りない要素を見極め、距離に合わせて配分を整えれば、どの距離でもタイムは伸びていきます。まずは今週、ジョグの割合を全体の7割にしてみましょう。
バナナぴろし
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Eペース、Mペース、Tペース、Iペース、Rペースの意味と、それぞれのトレーニングが持つ目的について詳しく説明します。最大酸素摂取量(VO2max)、乳酸性作業閾値(LT)、ランニングエコノミー(RE)の向上に焦点を当てます。



バナナぴろし
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りんごちゃん
練習の「地図」がわかると、迷わなくなりますね!まずジョグを増やして、足りない要素を鍛えます。

ナップル博士
うむ。全体像をつかんだら、あとは各練習を丁寧に積むだけじゃ。土台のジョグを大切に、距離で味付けを変えて、着実にタイムを縮めるのじゃぞ。

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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