10kmもフルも、速くなる原理は同じ。
距離に応じて「鍛える割合」を変えるのがコツです。
10kmもハーフもフルも走りたいんですけど、練習って全部バラバラにやるんですか?
じつは速くなる土台はどの距離も同じなんだ。あの頃の俺も「フルはフル専用の練習」と思い込んでたけど、違った。スピード・スタミナ・ペース感覚——この3つの配合を距離で変えるだけなんだよ。
配合を変えるだけ!? 距離ごとに何をどれくらいやればいいんですか?
考え方はシンプルじゃ。短い距離ほどスピード、長い距離ほどスタミナの比重を上げる。だが土台になるジョグ(Eペース)はどの距離でも全練習の柱。今日は距離別に、練習の組み立て方を体系的に解説しよう。
速さをつくる3要素・距離別の練習配分・練習メニューの組み立て——順に見ていくぞ。
「10kmを速く」「ハーフでベスト」「フルを完走」——目標距離は違っても、速くなる原理は共通です。
カギはスピード・スタミナ・ペース感覚の3要素を、距離に応じた配分で鍛えること。
この記事では、各距離でどの練習をどれくらいやるべきかを、サブスリー達成ランナーが体系的に解説します。
マラソンの速さをつくる3つの要素
距離を問わず、速さは次の3つの掛け算で決まります。
- スピード:速く動ける能力(心肺=VO2max、神経・筋力)
- スタミナ:長く維持する能力(持久力、脂質代謝、乳酸処理)
- ペース感覚:目標ペースを正確に刻む能力(オーバーペース防止)
どれか一つだけ突出してもダメで、3つのバランスが結果を左右します。
そして距離が長くなるほど、スピードよりスタミナの比重が大きくなります。
10kmで速い人がフルで失速するのは「スタミナ不足」、フルは完走できるが10kmが遅い人は「スピード不足」じゃ。自分に足りない要素を見極めるのが、最短の上達ルートなのじゃよ。
5つの練習とその役割
3要素を鍛える代表的な練習が、この5つです。
| 練習 | 主に鍛える要素 | 狙い |
| ジョグ(Eペース) | スタミナ(土台) | 毛細血管・心肺の基礎。全練習の柱 |
| ロング走 | スタミナ | 長く動く脚・脂質代謝 |
| 閾値走(Tペース) | スタミナ+スピード | 速いペースを長く保つ力 |
| インターバル(Iペース) | スピード | 心肺(VO2max)を引き上げる |
| ペース走(Mペース) | ペース感覚 | 目標ペースを体に覚えさせる |
注目はジョグが「土台」であること。地味ですが、全体の7〜8割を占める最重要練習です。
速い練習ほど路面選びが大事。芝生は故障予防に有効です。
ジョグが土台なんですね。つい速い練習ばかりやりたくなっちゃうけど……。
距離別・練習の配分
目標距離に応じて、ポイント練習の重心を変えます。
| 目標距離 | 重視する練習 | ロング走の距離目安 |
| 10km | インターバル・閾値走(スピード寄り) | 12〜16km |
| ハーフ | 閾値走・ペース走 | 18〜25km |
| フル | ロング走・ペース走(スタミナ寄り) | 30〜35km |
ポイントは「短い距離はスピード、長い距離はスタミナ」に寄せること。
ただしフル狙いでもインターバルは必要(スピードがあれば余裕度が増す)、10km狙いでもジョグの土台は欠かせません。比率を変えるだけで、全部やるのが基本です。
距離が長いほどスタミナ、短いほどスピードへ比重を寄せます。
俺がサブスリーを狙ってた頃も、フル練習一辺倒じゃなくて、定期的にインターバルでスピードを刺激してた。スピードの余裕があると、フルの設定ペースが「ラクなペース」に変わるんだ。
週間メニューの組み立て方
週3〜4回走る市民ランナーの基本形です(フル狙いの例)。
| 曜日例 | 練習 |
| 平日① | ジョグ(Eペース)40〜60分 |
| 平日② | ポイント練習(閾値走 or インターバル) |
| 平日③ | ジョグ or 休養 |
| 週末 | ロング走(or ペース走) |
原則はポイント練習は週2回まで、残りはジョグ。
強い練習の翌日は必ずジョグか休養を入れ、超回復を待ってから次の刺激を入れます。
欲張って強い練習を詰め込むほど、疲労と故障で伸びは止まる。「強い練習・回復・強い練習」のリズムを守ることが、結局いちばんの近道なのじゃよ。
まとめ|土台はジョグ、味付けは距離で変える
- 速さはスピード・スタミナ・ペース感覚の3要素で決まる
- 5つの練習(ジョグ・ロング・閾値・インターバル・ペース走)を使い分ける
- 距離が長いほどスタミナ、短いほどスピードへ比重を寄せる
- 土台のジョグは全距離共通。ポイント練習は週2回まで
距離が変わっても、やることの本質は同じです。
自分に足りない要素を見極め、距離に合わせて配分を整えれば、どの距離でもタイムは伸びていきます。
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全部バラバラじゃなくて、配分を変えるだけでよかったんですね!まず自分に足りない要素を探してみます。
うむ。原理を理解すれば、練習はもう迷わん。土台を大事に、距離に合わせて味付けするのじゃぞ🍍
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