月間走行距離を増やしているのに、
なぜかタイムが伸びない。
そんな壁にぶつかっているランナーは、
「練習量」ではなく「練習の組み方」に原因があるかもしれません。
バナナぴろしは、サブスリー達成の約5か月前から、
行き当たりばったりのトレーニングをやめ、
目的を明確にしたルーティン練習へと切り替えました。
具体的には、
閾値走・坂道ジョグ・芝生インターバル・30kmビルドアップ走という
4つの柱を軸にしたルーティン練習です。
本文では、
なぜこの4種類の練習が必要なのか、
それぞれがフルマラソンでどんな効果を発揮するのかを、
実体験ベースで分かりやすく整理しています。
「練習量は足りているのに、結果が出ない」
そんなランナーにこそ読んでほしい、
サブスリーを現実に近づけるための実践編です。
サブスリーマラソン達成のための質の高いトレーニング方法
サブスリーを本気で狙っているランナーに、どうしても伝えたいことがあります。
それは、「ただ走行距離を増やすだけでは、サブスリーには届かない」という事実です。
サブスリーを達成するために重要だと感じているキーワードは、次の4つです。
- 目的意識
- 練習の効果
- ルーティーン
- ライバル
バナナぴろしは、サブスリー達成の約5か月前から、
行き当たりばったりの練習をやめ、
目的を明確にしたルーティン練習へと切り替えました。
ルーティン練習とは、
マラソンに必要な能力をバランス良く伸ばすために、
定期的かつ体系的に組み立てられたトレーニング方法のことです。
サブスリーを目指すうえで、
ルーティン練習には次のような要素が欠かせません。
長距離ランニング:スタミナと耐久力向上
フルマラソンを走り切るための土台となるスタミナと耐久力を養います。距離を踏む目的を明確にすることで、無駄な疲労を減らし、効果的な練習になります。
インターバルトレーニング:速度と持久力を同時に鍛える
心肺機能を高め、速いペースに身体を慣らすための練習です。短い距離を高強度で走り、回復を挟むことでスピード持久力を強化します。
閾値走:レースペースでの中距離走による効率的なトレーニング
サブスリー達成に直結する重要な練習です。乳酸が溜まりにくいペースで走る能力を高め、
レース後半でも粘れる脚を作ります。
回復ラン:軽いジョギングで筋肉回復を促進
強度の高い練習だけでは、継続できません。軽いジョグを入れることで疲労を抜き、次の練習の質を高めます。
ストレッチングとクロストレーニング:柔軟性向上と多様な運動形態によるトレーニング
柔軟性を高め、身体の使い方を整えることで、怪我のリスクを最小限に抑えながら長期的に走力を伸ばすことができます。
バナナぴろしが実践したサブスリー達成のためのルーティン練習
この章では、バナナぴろしがサブスリー達成に向けて実際に行っていたルーティン練習を紹介します。
特別な才能や環境がなくても、
「練習の組み方」を変えることで走力は確実に伸びました。
参考にできる部分だけでも、
ぜひ日々のトレーニングに取り入れてみてください😃
月間走行距離の目安は300kmです。
ただし、月間距離を追いかけると、
後半に帳尻合わせで無理をしがちになります。
そこで意識したいのが、週間走行距離です。
1日10kmを毎日走るのではなく、
1週間で70km前後を安定して積み重ねる。
そして最も重要なのが、
1週間の中で「種類の違う練習」を行うことです。
バナナぴろしは、次の4種類の練習を軸にしました。
それぞれを週1回ずつ取り入れ、
これをルーティンとして固定しました。
① 乳酸の発生を抑制するトレーニング:閾値走
閾値走は、サブスリー達成において最重要とも言える練習です。Tペース(閾値ペース)で20分間走り続けることで、
乳酸性閾値を引き上げます。
乳酸性閾値が上がると、
速いペースでも疲れにくい身体になります。
閾値走のペース設定には、
ダニエルズ理論に基づくVO2MAX計算を使用します。
VO2MAX計算サイト
手順は以下の通りです。
- 10kmを入力
- ベストタイムを入力
- Calculateをクリック
- Trainingタブを確認
例:10km 38分の場合
Threshold:1km 3'56
閾値走のTペース設定に実際に使用
実走ペース設定の根拠として活用
速いペースを長く維持できる身体へ
ペースが速い人は約6km、
まだ余裕がない人は4km前後でOKです。
閾値走は週1回。
継続すれば、体の変化を確実に感じられます。
バナナぴろし
② 坂道ジョグで遅筋を鍛える
坂道ダッシュではなく、上り坂をジョグで淡々と走るのがポイントです。
かかと着地が難しくなるため、
ハムストリングスを自然に使うフォームになります。
最大の効果は、遅筋の強化です。
- 速筋:瞬発力は高いが燃費が悪い
- 遅筋:トルクがあり燃費が良い
フルマラソン後半でも失速しにくくなります。
バナナぴろし
③ 芝生でのインターバル:VO2MAX向上
1000m × 5本(レスト90秒ジョグ)インターバルトレーニングは、VO2MAX向上に非常に効果的です。
ただし、ロードでの高速走は怪我のリスクが高くなります。
そのため、バナナぴろしは芝生で実施していました。
心拍数はしっかり上がり、
足へのダメージは最小限。
④ 30kmビルドアップ走
30km走はビルドアップ形式で行います。- 0-5km → 5'30
- 5-10km → 5'00
- 10-20km → 4'30
- 20-25km → 4'15
- 25-30km → 目標フルマラソンペースより速く
本番後半の失速耐性が身につきます。
バナナぴろし
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サブスリーを目指すマラソンランナーのための練習まとめ
ここまで紹介してきた内容を、バナナぴろしは1週間の中にすべて組み込み、
ルーティンとして回していました。
実際に取り入れていたのは、次の4つの練習です。
- 閾値走
- 坂道ジョグ
- インターバル
- 30km走
自分でもはっきり分かるほど走力が伸びていきました。
闇雲に距離を踏むのではなく、
「何のための練習か」を明確にしたことが、
サブスリーへの一番の近道だったと感じています。
そして、
「目指せサブスリー」
を合言葉に、淡々と積み重ねました。
サブスリー達成において大切なのは、
どれか一つの特別な練習ではありません。
長距離・スピード・持久力・回復
これらをバランス良く伸ばす総合的なトレーニング設計です。
また、
すべてを完璧に真似する必要はありません。
自分の走力・生活リズム・疲労度に合わせて、
調整しながら続けることが何より重要です。
トレーニングと同じくらい、
食事と休養も結果を左右します。
しっかり食べて、しっかり寝る。
それが次の質の高い練習につながります。
走行距離やタイムは、
定期的に振り返り、進捗を確認しましょう。
状態に応じて微調整しながら、
自分だけのサブスリールーティンを完成させてください。
今回は、サブスリー達成のために実践した
ルーティン練習のまとめでした。
つづく(サブスリーまで166日)
バナナぴろし

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