速くなる人は「スピード」と「スタミナ」の両輪を回します。
片方だけ鍛えても、ある日伸びは止まります。
フルで速くなりたいんですけど、まずはとにかくたくさん走り込めばいいんですか?
走り込みは大事だけど、それだけだと頭打ちになるよ。あの頃の俺もスタミナ重視で走り込んでばかりで、ある時から伸びなくなった。スピードとスタミナを均等に鍛えるようにしたら、また伸び始めたんだ。
両方バランスよく、ですか。なんで片方だけだと頭打ちになるんですか?
フルのタイムは「スピード × スタミナ」の掛け算じゃ。スタミナだけ高くても、スピードの天井が低ければ速いペースで走れん。逆もしかり。低いほうが全体のフタになるから、両輪をバランスよく上げる必要があるのじゃ。今日はその鍛え方を解説しよう。
なぜ両輪が必要か・スピードの鍛え方・スタミナの鍛え方・バランスの組み立て——順に見ていくぞ。
フルマラソンで速くなるには、走り込み(スタミナ)だけでも、スピード練習だけでも頭打ちになります。
タイムは「スピード × スタミナ」の掛け算。低いほうが全体のフタになるため、両輪を均等に鍛えることが大切です。
この記事では、スピードとスタミナをバランスよく伸ばす練習法を、サブスリー達成ランナーが解説します。
なぜスピードとスタミナの両輪が必要か
フルマラソンのタイムは、次の2つで決まります。
- スピード:速く走れる能力(心肺=VO2max、神経・筋力)
- スタミナ:そのスピードを長く維持する能力(持久力・乳酸処理・脂質代謝)
たとえばスピードはあるがスタミナ不足だと、前半は速くても後半で大失速。
逆にスタミナはあるがスピード不足だと、そもそも速いペースで走り出せません。
低いほうが全体の上限を決めてしまうため、両輪をそろえて伸ばす必要があります。
まずは自分の弱いほうを見極めることじゃ。10kmは速いのにフルで失速するならスタミナ不足、フルは完走できるが全体に遅いならスピード不足。弱点を埋めるのが、いちばん効率のよい伸ばし方なのじゃよ。
スピードを鍛える練習
スピード(速く走れる能力)を伸ばす代表的な練習です。
| 練習 | 狙い |
| インターバル走 | 心肺(VO2max)を引き上げる |
| レペティション | スピードとフォームのキレ |
| 坂道ダッシュ・ドリル | 筋力・神経系・推進力 |
スピード練習は負荷が高いので、週1〜2回まで・芝生など柔らかい路面で行うのが安全です。
スピード練習は負荷大。週1〜2回、柔らかい路面で行います。
スピードはインターバルやダッシュで鍛えるんですね。やりすぎ注意、と。
スタミナを鍛える練習
スタミナ(長く維持する能力)を伸ばす練習です。
| 練習 | 狙い |
| ジョグ(Eペース) | 毛細血管・心肺の土台。最重要 |
| ロング走 | 長く動く脚・脂質代謝 |
| 閾値走(Tペース) | 速いペースを長く保つ力(乳酸処理) |
スタミナ練習の柱はジョグとロング走。地味ですが、全体の量の大半を占める土台です。
スタミナの柱はジョグとロング走。量の大半を占める土台です。
スタミナはジョグの積み重ねでじわじわ育つ。派手さはないけど、ここが薄いとスピードを活かせない。土台のジョグ+週末のロング走、これがスタミナの基本だよ。
両輪をバランスよく組み立てる
週3〜4回走る市民ランナーの、バランス型の週メニュー例です。
| 曜日例 | 練習 | 要素 |
| 平日① | ジョグ(Eペース) | スタミナ(土台) |
| 平日② | インターバル or 閾値走 | スピード or 両方 |
| 平日③ | ジョグ or 休養 | 回復 |
| 週末 | ロング走 | スタミナ |
ポイントは「弱いほうの練習を1回多めに」。スタミナが弱ければロングを、スピードが弱ければポイント練習を厚めにします。時期(走り込み期/レース前)でも配分を調整しましょう。
「均等に」とは、毎週まったく同じ比率という意味ではない。弱点に重みをつけつつ、両輪を回し続けること。バランスを意識すれば、伸びは止まりにくくなるのじゃよ。
まとめ|低いほうを底上げする
- フルのタイムはスピード × スタミナ。低いほうがフタになる
- スピードはインターバル・レペ・坂、スタミナはジョグ・ロング・閾値走
- 自分の弱いほうを見極め、そこを厚めに鍛える
- 両輪を回し続けることで、伸びは止まりにくくなる
走り込みだけ、スピードだけでは、いつか頭打ちになります。
スピードとスタミナの両輪をバランスよく鍛えて、フルのタイムを伸ばしていきましょう。
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走り込みだけじゃダメだったんですね!まず自分の弱いほうを見つけて、バランスよく鍛えます。
うむ。両輪がそろえば、走りは安定して伸びていく。弱点と向き合いながら、コツコツ両方を育てるのじゃぞ🍍
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