地図で見ると「こんな遠くまで走ったのか」と毎回じわじわ来る。
日本最高所のウルトラマラソンで、今回の61km走はその調整として走ってきたんだ。
体に「エネルギー切れでも走り続ける」ことを覚えさせる、いわば本番の予行演習なのだ。
手賀沼・利根川・田園地帯と絶景を巡るコースは、精神的なダメージも軽減させてくれるのじゃ。
最後は道に迷うハプニングもあったけど、それも含めて最高の一日だったよ。
手賀沼・利根川・滑河・田園地帯を経由する絶景ルート。気温15℃、北風10km/hのコンディションのなか朝8時04分スタート。
平均ペース5'44"/km、運動時間5時間53分06秒。有酸素トレーニング効果5.4(過剰)という、野辺山前の仕上げにふさわしい濃密な一日だった。
手賀沼0〜20km — 湖畔の絶景と朝の静けさで体を目覚めさせた序盤
松戸をスタートし、最初の目的地は手賀沼だ。早朝の手賀沼は水面が鏡のように静かで、青空との境界線がくっきり美しかった。
まだ体が温まりきっていない序盤でも「走ってよかった」と素直に思える景色が広がっていた。
早朝なのにこの青さ。5月の千葉はランナーに優しい。
野辺山100kmを意識した走り方の基本は「序盤を突っ込まないこと」。
沼沿いの一本道は平坦で走りやすく、体が自然と温まっていく感覚があった。
ラップ2に入る頃には脚が軽くなって、自然とペースが上がってきた。
体が温まった証拠で、「今日は調子いい」という感覚が湧いてきた瞬間だ。
有酸素TE5.4(過剰)は野辺山前にちょうどいい刺激量だ。
利根川20〜40km — 最速5'17"/km、広大な川沿いで野辺山調整の核心を走る
手賀沼を抜けると、コースは利根川沿いへ。ここが今日のランで最も気持ちよかった区間だ。
川幅が広く、視界が一気に開けて「走ることの気持ちよさ」を全身で感じられた。
川のスケール感に圧倒されながら、脚はすでに快調モードに入っていた。
利根川の広い空と水面が目に入ると、不思議と脚が前に進む。
そしてラップ4(30〜40km)で5'17"/km・心拍150bpmを記録。COROSが赤で表示した今日最速の区間だ。
この区間が5'17"最速。序盤を貯めた甲斐があった。
利根川沿いのフラットコースは脚への負担が少なく、ウルトラ前のペース確認に最適だった。
滑河・田園地帯40〜61km — 道に迷いながらも飛行機と里山の絶景に出会った後半
40km地点、滑河駅を過ぎたあたりから後半戦の空気になる。ラップ5(40〜50km)は5'35"/km・心拍151bpm。気温が上がり、脚に疲労が蓄積してくる時間帯だ。
奥の鳥居が「まだ先がある」という現実をそっと告げてきた。
田んぼのあぜ道が複数分岐していて、どの道が成田方向か分からなくなったのだ。
スマホで地図を確認しながら引き返す場面もあり、ラップ6(50〜60km)は6'06"/kmまで落ちた。
ただ、迷った先に広がっていた里山の景色は、それまでとはまったく違う表情を持っていた。
「迷ったけど、この景色が見られたから正解」と本気で思った。
ウルトラマラソンは「孤独と向き合う練習」でもあると実感した。
頭上を轟音とともに大型旅客機が通過していく。
「成田まで自分の脚で来たんだ」という達成感が一気に押し寄せてきた。
有酸素TE5.4(過剰)・TL775(高い)は野辺山本番への最高の負荷になった。
61km走の総括 — 野辺山100km完走に向けた手応えと天空の湯の至福
走り終えて、今日の61.53kmを数字で振り返る。今日の調整走で確認できたことが3つある。
- 60km超えても脚が動き続けること(ウルトラの耐久力は身についている)
- 序盤のペースコントロールが後半の余力に直結すること
- 道に迷ってもメンタルが切れなかったこと(むしろ景色を楽しめた)
そして走り終えた後は、天空の湯で全身の疲れを流した。
筋肉の奥まで染み込んでくるお湯と、ぼーっと眺める夕空。次も走ろうと思える場所だよ。
「次も走ろう」という気持ちが自然と湧いてくる。これが天空の湯の魔法だと思う。
野辺山100km本番まであとわずか。体の仕上がりは順調だ。
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天空の湯の写真、めちゃくちゃ気持ちよさそうでした…!野辺山100km、絶対完走できますよ!
次回は野辺山100km本番レポートをお届けする予定!ぜひ楽しみにしていてね!
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