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サブスリー4か月前の練習内容を全公開|猛暑の8月・月間319kmの走り込み日誌 - 第51章(サブスリーまで124日)

2026年1月4日日曜日

マラソン物語-サブスリーへの道

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あと4か月でサブスリー:真夏8月の練習内容 - サブスリーへの道 第51章
暑さで何度もギブアップ。それでも走り続けた真夏の8月を、成功も失敗もそのまま記録します。

りんごちゃん
前回は7月の337km。今度は8月だね。…って、なんだか今日のバナナぴろし、ちょっと疲れた顔してない?

バナナぴろし
8月は…正直、地獄だった。暑さで閾値走もインターバルも途中ギブアップ、ロング走は脱水寸前。「こんな練習で本当にサブスリーできるのか?」って何度も自問したよ。

りんごちゃん
そんなに大変だったのに、月間319kmも走ったんでしょ? それだけ走れば手応えバッチリじゃないの?

ナップル博士
それがの…319km走っても、この時点ではサブスリーの手応えは一切無かったのじゃ。月300kmを超えても、タイムが一気に伸びるわけではない。それが真夏の走り込みの現実じゃ。じゃが無駄ではない。秋に結果を出すための「土台作り」。そしてこの月、バナナくんは大事なことも学んだ。トレイル試走を詰め込みすぎて――「やれば伸びる」ではなく「やりすぎは危険」とな。

バナナぴろし
今日は8月第1週〜第4週まで、暑さとの戦い、養老渓谷の峠走36km、筑波のトレイル、12km地点で脱水して6km歩いて帰った日まで、全部正直に振り返るよ。「真夏にどれくらい走るべきか」の答えがここにある。

サブスリーを目指す中で、最もキツく、そして最も重要だったのが「真夏の8月」でした。暑さで思うように走れない。閾値走もインターバルも途中でギブアップ。ロング走は脱水寸前。「こんな練習で本当にサブスリーなんてできるのか?」そう何度も自問しながら、それでも走ることだけはやめませんでした。

本記事では、初サブスリー達成まで残り4か月となった8月の練習内容を、バナナぴろしの実体験ベースでリアルに振り返ります。月間走行距離は319km。しかし、手応えはほとんどなし。それでも、この1か月がなければサブスリーは達成できなかったと、今ならはっきり言えます。真夏にどれくらい走るべきなのか。走れない日があっても大丈夫なのか。300km走っても不安が消えないのは普通なのか。そんな疑問を持つサブスリー挑戦ランナーに向けて、成功も失敗も包み隠さず記録した「真夏の1か月」をお届けします。
サブスリーまで124日を示す図 - 猛暑の走り込みに挑んだ第51章
猛暑の走り込みに挑んだ一章。本命つくばマラソンまで、残り124日です。

サブスリーまで残り4か月|真夏の走り込みが意味するもの

このブログは、サブスリー達成までの過程を、実体験ベースで振り返りながらまとめた記録です。これからサブスリーを目指すランナーにとって、「どの時期に、どれくらい走る必要があるのか」その判断材料になればと思っています。

特に今回お伝えしたいのが、真夏の練習についてです。暑さでモチベーションも走力も落ちやすい時期ですが、この期間をどう過ごすかで、秋冬の結果は大きく変わります。私の場合、7月〜9月はレースを入れず、ひたすらルーティン練習を積み重ねた期間でした。スピードよりも「継続」と「走行距離」を最優先し、淡々と走り込む毎日です。

10月に入るとレース参戦とピーキングの影響で、夏と同じルーティン練習はほぼ出来なくなりました。だからこそ、「走り込める真夏に、どれだけ土台を作れるか」が本当に重要だったと感じています。そして迎えた11月、つくばマラソンでサブスリーを達成することができました。
バナナぴろし
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この真夏の走り込みが向かう先。2019年つくばマラソンで初サブスリーを達成した体験記です。


今回の記事では、この真夏の練習期間にフォーカスしてお話しします。正直に言うと、これだけ走らなければサブスリーは難しい、そう感じたリアルな感想でもあります。これから夏を迎える方、すでに夏練習の真っ只中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

【8月第1週】暑さに阻まれた試練のスタート

※週単位でまとめているため、8月第1週の練習には7月後半が含まれます。

真夏のサブスリー挑戦は、想像以上に過酷です。この週は、暑さによる失敗とギブアップが連続したリアルな1週間でした。それでも「やめなかったこと」自体が、後につながる重要な経験になります。

7月29日(火)

芝生ラン 15km(設定ペース 4'20)。真夏の炎天下で芝生のペース走。正直、地獄でした。
真夏の芝生ペース走15kmの練習記録画面。サブスリーを目指した8月初週の実走データ
真夏の芝生で15kmペース走
この時期は走り切れただけでも大きな収穫

7月30日(水)

坂道ジョグ。暑さに耐えきれず、4.4kmでギブアップ。
真夏の坂道ジョグで途中離脱した日のランニング記録。暑さにより4.4kmで終了
坂道ジョグも暑さで短縮
夏は距離より安全優先

7月31日(木)

閾値走 6km予定。暑さにより5kmで終了。
真夏の閾値走6km設定で5kmで終了したランニングデータ。サブスリー練習の現実
閾値走も完遂できず
真夏は割り切りが必要

8月2日(金)

芝生インターバル。1000m×5本予定 → 3本でギブアップ。
芝生で行った1000mインターバル練習の記録画面。暑さで3本で中断した実例
インターバルも途中終了
真夏は無理をしない判断が重要
ということで、この週のルーティン練習結果は以下のとおりです。
  • 閾値走   → △(ギブアップ)
  • インターバル → △(ギブアップ)
  • 坂道ジョグ  → △(途中終了)
  • ロング走   → ×
暑さの影響で、すべての練習を完遂できませんでした。ただし、これはサブスリー挑戦者なら誰もが通る夏の洗礼です。まぁ、そんな週もあります(笑)。大事なのは、完全にやめず、次の週につなげること

【8月第2週】ロング走と峠走で走力を底上げ

8月第1週は暑さに完全にやられましたが、この第2週は一転して真夏でもやり切れた成功週となりました。芝生・ロング走・閾値走・峠走と、サブスリーに必要な要素をすべて詰め込んだ1週間です。

8月4日(日)

芝生でインターバル。真夏の炎天下、芝生インターバルは正直キツいです。いわゆる「芝生地獄」。
真夏に芝生で行ったインターバル走の練習記録。サブスリーを目指す8月第2週のポイント練習
芝生インターバルは真夏の定番練習
足へのダメージを抑えつつ心肺に刺激

8月6日(火)

30kmロング走(横浜)。真夏でも、あえて30kmを踏む日。
真夏に実施した30kmロング走のランニングデータ。サブスリーを目指した基礎作りの走行記録
真夏の30km走は精神力も鍛えられる
秋以降の安定感につながる重要練習

8月8日(木)

閾値走 6km。ペースを抑えつつ、淡々と我慢する走り。
真夏の閾値走6kmの練習データ。サブスリー達成に向けた持久力強化トレーニング
閾値走はサブスリーの土台
夏は無理せず「完遂」を最優先

8月10日(土)

養老渓谷 峠走 36km。ロードとは別次元の負荷がかかる峠走。
養老渓谷で行った36km峠走のランニング記録。真夏の走力強化を目的とした高負荷トレーニング
峠走36kmは脚力と心肺の両方を刺激
真夏にこれを入れられたのは大きい
この週のルーティン練習結果は以下のとおりです。
  • 閾値走   → 〇
  • インターバル → 〇
  • 坂道ジョグ  → 〇
  • ロング走   → 〇
素晴らしい1週間でした。過去の練習を振り返ってみても、真夏にここまで走り切れた週は大きな自信になります。第1週の失敗があったからこそ、この第2週の積み重ねが活きたと感じています。

【8月第3週】トレイル挑戦と高負荷週間の乗り越え方

この週は、サブスリー練習の中でも明らかに負荷をかけすぎた1週間でした。初めてのトレイルラン挑戦として、筑波連山天空ロード(ショート20km)にエントリー。開催日は2019年8月25日です。

8月12日(月)

筑波連山天空ロードの試走を一人で実施。ロード10km → 標高差約800mを一気に登って下るコース。
筑波連山天空ロード試走時のランニングデータ。真夏にロードと登山を組み合わせた高負荷練習
トレイル初挑戦の試走
この時点で既にかなり消耗
筑波連山天空ロード試走前の様子。真夏のトレイルランに挑む前の状態
走る前は余裕そう
このあと地獄を見ることに
真夏の筑波連山天空ロードを走行中の様子。高温下でのトレイルラン実走
走っている最中
暑さとアップダウンで完全消耗
35度の炎天下でトレイルラン試走を終えた直後の様子。真夏の高負荷練習後
走り終えた直後
この日は気温35度

8月13日(火)

前日にトレイルを走ったにも関わらず、30kmロング走を実施。
トレイル翌日に実施した30kmロング走のランニングデータ。高負荷が連続した練習例
冷静に考えるとやりすぎ
でも当時は突き進んでいた

8月16日(金)

チームメンバーの試走に付き合い、同じ週で再び筑波へ。
マラソン仲間と筑波連山天空ロードを再試走した際のランニング記録
1週間で2回つくば
今思うと異常

8月17日(土)

トレイル25km後にも関わらず、閾値走を実施。
高負荷週間の終盤に行った閾値走のランニングデータ。真夏の無理な積み重ね例
今は真似できない
よく走ったと思う
この週のルーティン練習結果です。
  • 閾値走    → 〇
  • インターバル → ×
  • 坂道ジョグ  → ◎
  • ロング走   → 〇
結果的に、この週は「やれば伸びる」ではなく「やりすぎは危険」と学んだ1週間。サブスリーに必要なのは、根性ではなく継続できる負荷設定だと、今ならはっきり言えます。
バナナぴろし
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筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおかの大会情報や攻略ポイントを完全網羅したガイドです。



【8月第4週】ポイント練習に絞った実戦的調整

第3週でトレイルと高負荷練習を詰め込みすぎた反省から、この週は走行距離を抑え、ポイント練習に集中しました。真夏後半は「量」よりも「質」。疲労を抜きながら走力を維持する意識に切り替えた1週間です。

8月19日(月)

芝生でビルドアップ走。ラスト1kmは 3'37。
芝生で行ったビルドアップ走の練習データ。真夏のポイント練習として実施
距離は抑えても強度は確保
芝生だからこそ安心して踏めた

8月20日(火)

1000mインターバル 5本(レスト80秒)。3'53 → 3'45 → 3'48 → 3'40 → 3'39。
芝生で行った1000mインターバル5本の練習記録。サブスリーを意識したスピード練習
真夏でも動きは悪くない
芝生インターバルは安定感あり

8月23日(金)

閾値走(設定ペース 3'52)。
真夏に行った閾値走のランニングデータ。サブスリーに向けた持久力維持トレーニング
無理せず淡々と
夏の閾値走は完遂が最優先
この週の走行距離は31.4km(3日間)。距離は少ないですが、すべてがポイント練習です。

19日:芝生ビルドアップ走
20日:芝生インターバル5本
23日:閾値走
  • 閾値走    → 〇
  • インターバル → 〇
  • 坂道ジョグ  → ×
  • ロング走   → ×

2019年8月25日(日)

筑波連山天空ロード(ショート)に出場。レース内容の詳細は、別記事にまとめています。

2019年8月28日(水)

江戸陸ナイター5000m。真夏でもスピード刺激を完全に抜かないため、夜開催のトラックレースを活用。暑さを避けつつ、レースペースの感覚を維持する狙いです。

2019年8月29日(木)

真夏の午前中に行ったランニング中、12km地点で脱水症状により中断した練習記録
炎天下ランで脱水症状
夏は無理をしない判断が最優先
午前中の炎天下ラン。暑さには比較的強い方ですが、12km地点で明らかな脱水症状。近くのスーパーに避難し、ベンチでしばらくダウン。その後は6kmを歩いて帰宅しました。「夏は調子が良くても突然崩れる」そう痛感した1日です。

2019年8月31日(日)

チームメンバーと芝生で30km走。チームでは、真夏は芝生ランニングを積極的に取り入れる方針です。芝生ランを推奨する理由は以下の通り。
  • ① 衝撃が少なく、足へのダメージを抑えられる
  • ② 心拍を高く保ち、スタミナ強化につながる
  • ③ 不整地によりフォームが自然に矯正される
  • ④ 体幹が鍛えられ、ランニングエコノミーが向上
  • ⑤ 地面反発に頼らない走りが身につく
芝生だけ走れば良いわけではありません。スピード練習・閾値走・ロング走をバランス良く行うことが前提です。この芝生30km走は、以下の設定で実施。

0〜10km:5'30/km
10〜20km:5'00/km
20〜30km:4'30/km〜フリー
芝生グラウンド脇の川沿いを往復して行った30kmビルドアップ走のコース風景
芝生30km走のコース
川沿いを往復するシンプルな設定
バナナぴろし
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松戸〜市川の芝生ランニング30kmコースを紹介。給水・トイレ完備で長距離練習に最適です。


こうして、暑さ・脱水・距離・芝生すべてと向き合いながら、8月を走り切りました。目標はただ一つ。サブスリーという称号を手に入れるためです。真夏の練習は、走り続けることよりも「壊れずに積み重ねること」。この判断が、後のサブスリーにつながっていきます。

8月の総まとめ|月間319kmが示す現実と手応え

8月の月間走行距離:319.2km
2019年8月の月間走行距離319kmを示すランニングログ画面。サブスリー挑戦期の走行実績
真夏の1か月で319km
数字だけ見れば十分すぎる距離
正直な感想としては、「いや〜、本当によく走りました」。初めて挑戦したトレイルラン、筑波連山天空ロードは、もう二度と出たくないと思うほど過酷でした。ただ、これだけ走っても、この時点ではサブスリーの手応えは一切ありません。月間300kmを超えても、タイムが一気に伸びるわけではない。それが、真夏の走り込みの現実です。

それでも、この8月にやったことは無駄ではありません。むしろ、秋以降に結果を出すための「土台作り」でした。練習は、ただ距離を踏むだけでなく、芝生・閾値走・インターバルとメリハリを意識して積み重ねています。

ある日、マラソンチームのメンバーにこんなことを言われました。「これだけ練習してサブスリー取れないなら、私は絶対に無理だわ」。その言葉を聞いて、ふと思ったんです。もし、目標としているつくばマラソンで本当にサブスリーを達成できたなら――

この練習をすれば、サブスリーは現実になる

そう胸を張って言えるはずだと。だからこそ、次のステップは明確です。

9月:引き続き距離を踏みながら基礎を固める
10月:10km・ハーフでレース強度に慣れる
11月24日:つくばマラソンでサブスリーに挑戦

そう決めて、改めて気持ちを入れ直しました。
▶ 次の話:第52章「サブスリー3か月前の練習内容を全公開|9月・月間363kmの走り込み記録」

バナナぴろし
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真夏の暑さがレースに与える影響を、最新の実例で。ハーフ1:29:31から気温21℃で後半撃沈したかすみがうら2026のレポートです。


バナナぴろし
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この章の峠走・トレイルがなぜフルに効くのか。高尾〜陣馬山33km・獲得標高2081mの縦走データとともに、トレイルで強化される筋肉を解説します。


りんごちゃん
暑さでギブアップした週も、峠走36kmをやり切った週も、やりすぎて反省した週もあった。319km走っても手応えゼロ…でも、それが「土台」になるんだね。

バナナぴろし
そう。真夏は「走り続ける」より「壊れずに積み重ねる」。手応えが無くても、この夏を越えたことが秋に効いてくる。次回は9月、残り3か月。月間363kmまで伸びる、走り込みのピークだよ。お楽しみに!

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筆者

バナナぴろし

著者プロフィール:バナナぴろし

「10km75分」から「2時間49分35秒(サブエガ)」へ。

昭和49年生まれ。2017年1月、40代からランニングを開始。当初は10kmを走るのに75分かかる状態でしたが、独自の「芝生ランニング」を中心としたトレーニング理論を確立し、劇的な記録更新を達成しました。

  • 2年11ヶ月でサブスリー達成(2:58:08)
  • さらに1年4ヶ月でサブエガ達成(2:49:35)

現在はフルマラソンにとどまらず、ウルトラマラソンやトレイルランニングにも挑戦中。机上の空論ではない「実体験に基づいた効率的な練習法」を届けるべく活動しています。

【自己ベスト・実績】
フルマラソン 2時間49分35秒(サブエガ)
ハーフマラソン 1時間18分47秒
10km 35分33秒
5000m 17分22秒

SNS合計フォロワー 10,000人超

X(Twitter): 6,500人 | Facebook: 3,600人

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