りんごちゃん
バナナぴろし
ナップル博士最長のロングコースは70km・制限13時間。36.6km地点を境に、前半がロード、後半がトレイルという独特の構成になっています。
- 第13回(2026年9月27日)の要項——受付廃止など変更点も
- 完走率が56〜83%と年で大きく振れる理由
- 3コースの距離・制限時間・参加条件
- 36.6kmのドロップバッグをどう使うか
- 装備とマイコップ、GPXデータ
バナナぴろし
埼玉の「みなの天空ウルトラマラソン」も2026年9月27日と同日開催です。どちらも累積標高のあるコースなので、迷っている人は両方の数字を見比べてから決めてください。
・筑波連山天空ロード&トレイルランの難易度はどれくらいですか?
・第13回はいつ開催ですか?エントリーはまだできますか?
・参加条件はありますか?誰でも申し込めますか?
・ロングコースの距離と制限時間を教えてください。
・ドロップバッグは使えますか?何を入れればいいですか?
【2026年】第13回の要項と変更点
今回いちばん大きな変更は「受付の廃止」です。前回まではロングが前日受付必須、ミドル・ショートが当日受付という形でしたが、第13回は受付そのものがありません。
そのぶん注意が必要で、公式は「いかなる理由でもスタート時刻に間に合わない場合は失格とし、出走を認めない」と明記しています。受付という猶予がなくなったぶん、当日の到着時刻はよりシビアになりました。
3コースの距離・制限時間・参加条件
この大会は参加条件がコースごとに違います。ここを知らずに申し込もうとして弾かれるケースがあるので、先に確認してください。
ロードのウルトラを完走していても、トレイル30kmの完走経験がなければロングには出られません。この大会に出たいなら、まずショートかミドルで実績を作るのが正規のルートになります。
りんごちゃん難易度|完走率が56〜83%と振れる理由
過去大会の男子ロングコースの結果です。同じコースなのに、完走率が年で大きく動いているのが分かります。2017年は完走率56%——およそ2人に1人がゴールできていません。
※この表は8月下旬に開催されていた2014〜2017年の集計です。大会は近年9月下旬に移っており、時期変更後(2018年以降)の完走率は未集計です。真夏を外したぶん、条件は緩和されている可能性があります。その一方で2014年は83%。コースも制限時間も同じなのに、この差が出ます。
興味深いのは2017年の平均タイム(10:14:17)が、完走率83%だった2014年(10:08:37)とほとんど変わらないことです。つまり「完走した人のタイムは変わらず、完走できない人だけが激増した」ということになります。
この形になる原因は、走力ではなく環境です。もともと8月下旬開催の「真夏の魔物」と呼ばれてきた大会で、暑さの当たり年に脱落者が集中する構造でした。
⚠️ただし近年は開催時期が9月下旬へ移っています(第12回が9月21日、第13回が9月27日)。真夏を外したぶん条件は緩和される見込みですが、コース自体の難易度が下がったわけではありません。
コース攻略|36.6kmでロードからトレイルへ
この大会最大の特徴は、ロードとトレイルが約半分ずつという構成です。ロングコースは36.6km地点を境に、前半がロード、後半がトレイルに切り替わります。前半のロードで速く走れることは、この大会では有利になりません。むしろ「ロードで貯金を作って、トレイルで守る」という発想が、いちばん失敗しやすいパターンです。後半のトレイルはペースが読めず、脚が終わっていれば歩くしかなくなります。
ドロップバッグを使えば36.6kmで靴を替えられる
ロングコース限定でドロップバッグサービスがあります。これが実質的な攻略のカギです。つまり前半はロード用シューズ、後半はトレイルシューズという履き分けができます。ロード36.6kmをトレイルシューズで走る負担を避けられるので、使わない手はありません。
ただし預けられるのは前日の13:00〜16:00のみです。当日朝に持ち込むことはできないため、前日入りが実質必要になります。
GPXデータ(試走用)
過去大会で実際に走ったGPSデータです。ガーミンやカロスに取り込めば、起伏を事前に確認できます。⚠️過去大会のデータです。コースは年により変更されるため、当日の正式なコースは公式で確認してください。取り込み方はGoogleマップのルートをGPXに変換する方法で解説しています。
装備リストとマイコップ
優先度がいちばん高いのはマイコップです。装備が万全でも、これを忘れると給水そのものができません。折りたたみ式の軽量タイプが扱いやすいでしょう。
練習面では、登りと下りの両方を事前に踏んでおくことが重要です。坂道ジョグで土台を作り、坂道インターバルで心肺を上げるのが現実的な組み立てです。レース前1ヶ月の調整はウルトラマラソン100kmのテーパリングを参考にしてください。
バナナぴろし筑波連山天空ロードのよくある質問
筑波連山天空ロード&トレイルランの難易度はどれくらいですか?
ロング70kmはかなり高い部類です。過去大会の男子ロングの完走率は年によって56%〜83%と大きく振れており、2017年は56%=およそ2人に1人がゴールできていません。
特徴的なのは、完走者の平均タイムは年ごとにほとんど変わらないのに完走率だけが動く点です。つまり走力ではなく環境(暑さ)で脱落者が決まってきた大会だと言えます。制限時間13時間に対し、平均は10時間前後です。
第13回はいつ開催ですか?エントリーはまだできますか?
第13回は2026年9月27日(日)、茨城県石岡市の石岡市八郷総合支所を会場に開催されます(雨天決行)。申込期間は2026年5月15日〜8月9日で、すでに受付は終了しています。
定員は各コース400名で先着順のため、次回を狙う場合はエントリー開始日の把握が重要です。近年は5月中旬の開始が続いています。
参加条件はありますか?誰でも申し込めますか?
コースごとに条件が異なります。ロング(70km)は「過去にトレイルラン大会30km以上で完走経験がある方」、ミドル(45km)は「トレイルラン大会への参加経験がある方」、ショート(25km)は「完走能力が備わっている方」です(いずれも証明書の提出は不要)。
つまりロードのフルマラソンやウルトラを完走していても、トレイルの実績がなければロングには出られません。まずショートかミドルで経験を積むのが正規のルートになります。
ロングコースの距離と制限時間を教えてください。
ロングは70km・制限13時間(18:00まで)です。ミドルは45km・8時間30分(13:40まで)、ショートは25km・5時間(10:20まで)となっています。
ロングの特徴は36.6km地点を境に、前半がロード、後半がトレイルという構成です。ロードとトレイルが約半分ずつのハイブリッドコースで、前半で脚を使いすぎると後半のトレイルで動けなくなります。
ドロップバッグは使えますか?何を入れればいいですか?
ロングコース限定で利用できます。大会前日9月26日(土)13:00〜16:00に預けると、36.6km地点のエイドステーションまで運んでもらえます。
おすすめはトレイルシューズです。36.6kmはロードとトレイルの境目なので、前半をロード用の靴で走り、後半で履き替えることができます。ほかに補給食やリュックの入れ替えにも使えます。預けられるのは前日のみなので、実質的に前日入りが必要です。
当日の受付時間は何時ですか?
第13回は受付そのものがありません。出走時刻にスタート位置へ集合する形に変わりました。
⚠️注意が必要なのは、公式が「いかなる理由でもスタート時刻に間に合わない場合は失格とし、出走を認めない」と明記している点です。受付という猶予がなくなったぶん、当日の到着時刻は以前よりシビアになっています。前回まではロングが前日受付必須でしたが、その運用も変更されています。
給水所に紙コップはありますか?
ありません。マイコップの持参が必須です。省資源化・ゴミ減量の一環として、給水エイドでの紙コップの用意が廃止されています。
給水所は約5〜10kmごとに1か所と区間が長めなので、ハイドレーション(1〜1.5L)との併用が現実的です。マイコップを忘れると水そのものを受け取れないため、装備の中で優先度は最も高いと考えてください。折りたたみ式の軽量タイプが扱いやすいです。
まとめ|完走を分けるのは暑さと後半トレイル
- 第13回は2026年9月27日(日)開催。会場は石岡市八郷総合支所
- 受付が廃止され、スタート時刻に間に合わなければ失格
- ロング70km・13時間/ミドル45km・8時間30分/ショート25km・5時間
- ロングは「トレイル30km以上の完走経験」が参加条件
- 完走率は56〜83%と年で振れる。差をつくるのは走力ではなく暑さ
- 36.6kmでロード→トレイル。前半で脚を使い切らない
- ドロップバッグで靴を履き替えられる(前日13:00〜16:00の預けのみ)
- マイコップ必携。紙コップの用意はない
「真夏の魔物」と呼ばれてきた大会ですが、近年は9月下旬開催となり条件は少し緩みました。
それでも後半トレイルの連続ピークは変わりません。前半のロードをどれだけ我慢できるかが、そのまま完走ラインになります。
りんごちゃん
ナップル博士
バナナぴろし
ロング70kmを完走できたら、次は100kmが視野に入ります。完走率57%・累積標高2,000m超の野辺山を13時間43分で走った攻略記事です。
野辺山・会津磐梯山・みなの天空などウルトラ・トレイル8大会をはじめ、フル・ハーフ・10km・ウルトラ・トレイルの39大会を累積標高・制限時間・完走率・実走タイムで比べた関東のマラソン大会ガイドもあわせてどうぞ。









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