バナナぴろし、52歳。かつて47歳でフルマラソン2時間50分切り=サブエガを達成しながら、いつしかその目標から離れていました。
でも、もう一度あの景色を見たい。目標は2026年のつくばマラソンでのサブエガ返り咲き。
2026年つくばマラソンまで残り175日。今日この日を、再挑戦のスタートラインにします。
47歳で出した2時間48分58秒——サブエガを一度つかんだ日
サブエガとは、フルマラソンを2時間50分切りで走りきること。1kmあたり約4分00秒のペースを、42.195kmずっと維持し続けて、ようやく届く世界です。バナナぴろしがこの壁を越えたのは2021年3月20日の東京チャレンジマラソン、当時47歳のときでした。2019年11月のつくばマラソンでサブスリー(3時間切り)を達成してから、約420日かけてたどり着いたゴールです。
記録は2時間49分38秒。1kmあたり約4分00秒ペースを、最後まで守り抜いた一本でした。
あの日の達成は、今でも自分の原点です。当時のリアルな練習データと「サブエガ達成者は何%か」までまとめた全記録はこちらに残しています。
サブエガ達成の舞台裏:東京チャレンジマラソンで2時間49分38秒の記録を達成したバナナぴろしの挑戦。練習から栄養戦略、レース中の心理戦略まで、サブエガを目指すランナーへの貴重なインサイト満載。フルマラソンの極みを目指すあなたへ。
なぜ離れ、なぜ戻るのか——52歳・サブエガ返り咲きの本当の理由
正直に書きます。サブエガを一度とってしまったあと、バナナぴろしは静かにモチベーションを失っていきました。「もう目標は達成した」——そう思った瞬間から、フルマラソンのスピード練習からは少しずつ足が遠のいていったのです。
その後はウルトラマラソンという長い距離の世界に魅せられ、直近では野辺山ウルトラ100kmも走りきりました。距離への挑戦はかけがえのない財産ですが、その間、サブエガに必要な「速さ」とはずっと距離を置いていたのも事実です。
そんな自分の火を、もう一度つけてくれたのは周りで本気で走り続ける仲間たちでした。年齢を言い訳にせず記録に挑む姿を見て、「自分もまだ終わっていない」と思えたのです。
52歳でサブエガを取り戻せたら、それは年齢の壁を超える達成になる。だからもう一度、返り咲きに挑みます。
つくばマラソンまで残り175日——4分00秒/kmを取り戻す連載スタート
目標は2026年11月22日のつくばマラソン。この記事を書いている時点で残り175日です。やるべきことはシンプルで、でも厳しい。ウルトラで養った持久力をベースに、いったん手放した「4分00秒/kmで42.195kmを押し切るスピード持久力」を、52歳の体でもう一度組み立て直すことです。
この連載「マラソン物語-サブエガ返り咲き」では、その日々の練習を1話ずつ、CSVの数値とともに正直に記録していきます。うまくいった日も、うまくいかなかった日も、すべて。
同じように記録に挑むあなたの、伴走者になれたら嬉しいです。残り175日、一緒に走り出しましょう。
「そもそもサブエガってどれくらい難しいの?」という方は、まず意味とペース・難易度を実体験で解説したこちらもどうぞ。
サブスリー達成後に訪れた停滞と迷い。10kmレースの敗戦をきっかけにサブエガへ挑戦することを決意。必要なペース・走力・練習内容・難易度を、420日の実体験でリアルに解説します。
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