フルマラソン3週間前のハーフは、追い込むためではなく「仕上がりを確認し、疲労を残さない」ために使えます。
俺は2025年11月2日の足利尊氏公マラソンを、本命フルに向けた調整レースとして走りました。結果は1時間22分06秒、平均3分53秒/km。1kmごとのペースを3分56秒〜3分42秒に収め、終盤に上げる形でした。
ただし、平均心拍179bpm、有酸素TE4.4・無酸素TE4.0は軽い負荷ではありません。「余裕があった」という俺の主観と、身体に入った負荷は分けて考える必要があります。
- 目的は「現在地の確認」「補給・装備の確認」「レース感覚の確認」に絞る
- 前半は設定上限を超えず、後半も全力のスパートはしない
- ゴール時に余力があっても、心拍・脚・翌日の疲労まで見て成功を判断する
- 故障や強い疲労があるなら、調整レース自体を走らない
バナナぴろしフルマラソン3週間前にハーフを走る目的
調整レースは、自己ベストを狙う本番とは役割が違います。先に目的を決めないと、会場の雰囲気に引っ張られて全力走になりがちです。
俺が足利で確認したかったのは、速い集団の中でも設定ペースを守れるか、終盤までフォームを保てるか、そして余力を残して終えられるかでした。
調整レースのペースは「目的」から逆算する
全員に共通する正解ペースはありません。本命までの日数、走歴、回復力、故障歴によって適切な負荷は変わります。
今回の俺は3分50〜55秒/kmを上限の目安にし、前半から飛ばさず、ラストも出し切らない方針でした。結果的に終盤は上がりましたが、これは万人向けの設定ではなく、当時の俺の走力に合わせたものです。
りんごちゃん足利ハーフ1時間22分06秒|実測データから分かったこと
5kmごとのペース推移
良かった点は、序盤を抑え、後半までペースを落とさずに終えたことです。一方、平均心拍179bpmとTEの値を見る限り、身体への負荷は十分に高い走りでした。「体感的に余裕がある=回復も軽い」とは限りません。
調整レースはゴール後に成否を判断する
ゴールタイムが良くても、本命に疲労や痛みを持ち込めば調整としては失敗です。次の項目を当日から数日間確認します。
- ゴール後に歩き方が崩れるほど脚を使っていないか
- 翌朝の安静時心拍や主観的疲労が普段へ戻るか
- 筋肉痛ではない局所的な痛みが出ていないか
- 軽いジョグで動きが戻るか
- 睡眠や食欲が乱れていないか
痛みや強い疲労が続く場合は予定表を守るより回復を優先します。診断や治療が必要だと感じる状態では、自己判断で走り続けず医療機関へ相談してください。
ハーフ後から本命フルまで|増やさず、整える
3週間前のハーフを終えた後に重要なのは、走力をもう一段作ろうと焦らないことです。まず疲労を抜き、短い刺激で動きを維持しながら本番へ向かいます。
これは固定メニューではありません。ハーフを高い強度で走った人ほど回復を長く取り、違和感があればポイント練習を減らします。
フル前の調整レースに関するよくある質問
フルマラソン3週間前のハーフは全力で走ってもいい?
回復力や走歴によりますが、本命がフルなら全力を出し切らず、確認したいペースと中止基準を先に決める方法があります。自己ベスト狙いと調整を同時に求めないことが大切です。
調整ハーフはフルの目標ペースで走るべき?
フルペース確認が目的なら有効な選択肢です。今回の筆者は当時のフル目標ペースより速く走りましたが、これは個人の実例であり、全ランナー向けの設定ではありません。
ハーフ後に脚の痛みが出たら予定どおり練習する?
予定より痛みへの対応を優先します。長引く痛みや日常動作に影響する症状がある場合は、走るのを控えて医療機関へ相談してください。
調整レースがなくてもフルに備えられる?
備えられます。普段のコースで目標ペース、補給、装備を確認する方法もあります。大会参加は必須ではありません。
まとめ|速く走るより「本命につなげる」
足利ハーフは1時間22分06秒、平均3分53秒/km。前半を抑え、終盤に上げられた点は本命へ向けた好材料でした。ただし、平均心拍179bpmとTE4.4/4.0は、回復管理が必要な負荷でもあります。
調整レースでは、当日の順位や自己ベストより、設定を守れたか、余力を確認できたか、疲労を抜いて本命へ進めるかを評価します。調整レースのゴールは、本命レースのスタートラインです。
バナナぴろし
バナナぴろし奥久慈湯の里大子マラソン。標高差117mのコースを1時間22分36秒で走ったときの記録です。







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