雲取山に奥多摩駅から日帰り|石尾根往復41kmを走った所要時間と区間タイム

雲取山へ続く奥多摩の新緑の尾根
鴨沢から雲取山へ向かう途中の尾根(2021年5月)。
りんごちゃんりんごちゃん
バナナぴろし、雲取山って東京でいちばん高い山でしょ?日帰りで行けるの?
バナナぴろしバナナぴろし
奥多摩駅から歩いて登り始めて、石尾根を往復して日帰りしたよ。40.9kmで8時間32分だった🍌
りんごちゃんりんごちゃん
8時間半!?それって一発で行けたの?
バナナぴろしバナナぴろし
実は1回目は暑さと水不足で、途中で引き返したんだ。翌月にリベンジして、やっと山頂まで行けた。
ナップル博士ナップル博士
この記事では、2回の実測と、鴨沢から飛龍山へ回るもう1つのコースを比べて、区間タイム・水・引き返す目安までまとめるぞ。
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雲取山(2,017m・東京都の最高峰)に奥多摩駅から日帰りで行くなら、石尾根の往復は40.9km・獲得標高2,374m。走りと歩きを混ぜて、山頂まで4時間43分、全体で8時間32分でした(2022年9月25日)。

駅から歩き出せるので車がいらない一方、距離はフルマラソンとほぼ同じで、標高差は1,500m以上あります。1回目(2022年8月)は暑さと水不足で、15km地点から引き返しました。もう1つ、鴨沢から雲取山・飛龍山を回る35.6kmの周回(2021年5月)も走っています。

奥多摩駅から石尾根往復の実測(Strava)
  • 距離:40.9km(往復)
  • 獲得標高:2,374m
  • 雲取山まで:約20.6km・4時間43分(休憩込み)
  • 全体:8時間32分(休憩込み)/動いていた時間 6時間26分
  • スタート:奥多摩駅 8時55分 → 山頂 13時38分 → 駅 17時27分
この記事でわかること
・奥多摩駅から雲取山を日帰り往復する距離と時間
・石尾根の区間タイム(六ッ石山・七ッ石山・小雲取山)
・1回目に引き返した理由と、引き返す目安
・鴨沢から飛龍山へ回る周回コースとの違い

雲取山を走る2つのコース|奥多摩駅から往復か、鴨沢から周回か

雲取山の2つのコースの地図(奥多摩駅から石尾根往復・鴨沢から飛龍山周回)
赤=奥多摩駅から石尾根を往復(2022年9月)。青=鴨沢から雲取山・飛龍山・丹波山温泉を回る周回(2021年5月)。七ッ石山から雲取山までは同じ道を通る。
奥多摩駅から石尾根往復鴨沢から飛龍山へ周回
距離40.9km35.6km
獲得標高2,374m1,989m
雲取山まで20.6km・4時間43分12.2km・2時間30分
全体(休憩込み)8時間32分6時間45分
出発地奥多摩駅(電車で行ける)鴨沢(奥多摩駅からバス)
特徴六ッ石山から長い石尾根。帰りも同じ道飛龍山・サオラ峠を回り、最後は丹波山から車道で鴨沢へ
向いている人30km以上の山を走った経験がある人雲取山を初めて走る人(それでも長い)

山頂までの近さだけなら鴨沢からが近道です。奥多摩駅からの石尾根は、駅から歩き出せる代わりに、雲取山まで20km以上の尾根が続きます。どちらも「日帰りできる」のは、長い山を走り慣れていることが前提です。

りんごちゃんりんごちゃん
駅から行けるのは便利だけど、山頂まで20kmもあるんだね。

奥多摩駅から石尾根往復の区間タイム|登り4時間43分・下り3時間49分

奥多摩駅から雲取山往復の高低図
駅(標高約450m)から六ッ石山までの7kmで約1,000m上がる。そのあとは上り下りしながら雲取山へ。
通過点距離経過時間時刻メモ
奥多摩駅0km0:008:55駅から登山口まで車道を歩く
三ノ木戸山4.5km1:029:57急な登りが続く
六ッ石山7.0km1:5410:50ここで石尾根に乗る
七ッ石山16.7km3:5312:49鴨沢からの道と合流
小雲取山19.7km4:3213:27山頂まであと少し
雲取山20.6km4:4313:38山頂。この日は上から下まで霧
七ッ石山(帰り)24.0km5:2814:23
六ッ石山(帰り)34.1km7:1716:13ここから駅まで下り一辺倒
奥多摩駅40.9km8:3217:27ゴール

距離と時刻は時計のGPSの記録から出しました(休憩込み)。雲取山まで4時間43分、帰りは3時間49分。本人のメモは「休憩入れて、登り4時間半・下り3時間半」。六ッ石山から雲取山までの石尾根は、大きな登りは少ないものの、細かい上り下りが10km以上続きます。帰りの六ッ石山から駅までの7kmは、約1,000mを下りっぱなしで、太ももの前に一番こたえる区間でした。

霧に包まれた石尾根
2回目(2022年9月)は、上から下まで霧。展望はなかったが、暑くなかった。
霧の雲取山の山頂標柱
雲取山の山頂(2,017m)。奥多摩駅から20.6km・4時間43分。
バナナぴろしバナナぴろし
六ッ石山からの下りは、脚がもう棒みたいだったよ。でも最後まで止まらずに駅まで戻れた🍌

1回目は15km地点で引き返した|暑さ・水・時間の3つ

暑い尾根で水が切れて引き返すバナナぴろし
1回目(2022年8月)は、暑さと水不足で15km地点から戻った。

1回目は2022年8月11日。同じく奥多摩駅を8時33分に出て、鷹ノ巣山(11.0km)を10時50分に通過し、その先の15km地点(11時37分)で引き返しました。結果は28.8km・5時間32分です。本人のメモには「暑さ、給水、時間、全てに危険を感じて途中で引き返す。体力も完全に戻ってないから、難易度高かった」とあります。

1回目(2022年8月11日)2回目(2022年9月25日)
天気暑い霧(涼しい)
いちばん遠く15km地点(日蔭名栗山付近)雲取山(20.6km)
距離・時間28.8km・5時間32分40.9km・8時間32分
結果引き返し山頂まで往復

15km地点の11時37分から山頂までは、あと5km以上・1時間以上かかります。そこから駅まで戻ると、ゴールは夕方遅く。夏の昼に水が少ないまま尾根を進むのは危ないと判断しました。出発前に「この時刻にこの場所を過ぎていなければ戻る」と決めておくと、迷わずに引き返せます。

引き返す目安を決めてから出る

雲取山まで片道20km以上の長い尾根です。夏は暑さで水の減りが早く、秋は日没が早くなります。水の残り・時刻・脚の状態のどれかが足りなければ、山頂の手前でも戻ってください。

ナップル博士ナップル博士
引き返すのも立派な判断じゃ。山は逃げんからな。翌月に涼しい日を選んだのが成功のもとじゃ。

鴨沢から雲取山・飛龍山の周回コース|35.6km・6時間45分

鴨沢から雲取山・飛龍山・丹波山温泉を回る周回の高低図
鴨沢から雲取山まで2時間30分で一気に上がり、飛龍山の稜線を回ってサオラ峠から丹波山へ下りる。
通過点距離経過時間時刻
鴨沢0km0:008:46
七ッ石山8.4km1:4110:27
雲取山12.2km2:3011:16
前飛竜(飛龍山の稜線)19.8km4:2113:07
サオラ峠23.5km5:1314:00
丹波山温泉27.9km6:0314:49
鴨沢(車道で戻る)35.6km6:4515:31

2021年5月3日に走りました。本人のメモは「タイム気にしないトレラン 楽しいぞ」。鴨沢から雲取山までは12.2km・2時間30分で、奥多摩駅からの半分ほどの時間です。雲取山から先、飛龍山へ向かう稜線は細い道が続き、すれ違いに気をつける場所もあります。サオラ峠から丹波山へ下ったあとは、丹波山温泉の先から国道を約8km走って鴨沢へ戻りました。

晴れた日の雲取山の山頂標柱
晴れた日の雲取山の山頂(2021年5月)。
飛龍山の稜線から見えた富士山
飛龍山の稜線から見えた富士山。
飛龍山へ向かう細い稜線の道
飛龍山へ向かう細い道。片側が切れ落ちている場所は歩く。
サオラ峠の登山口の案内
サオラ峠から丹波山へ下りた登山口。ここから先は車道。
りんごちゃんりんごちゃん
富士山が見えてる!晴れた日はこっちのコースも楽しそう!

水・小屋・持ち物|補給はほとんど自分で持つ

出発前にトレランベストに水と行動食を詰める
水・行動食・ライト・雨具は、出発の時点で全部持つ。
場所あるもの注意
奥多摩駅駅前の店・トイレ水と食べ物はここでそろえる
七ッ石小屋小屋・水場(時期による)水の出は季節で変わる。あてにしすぎない
奥多摩小屋の跡何もない小屋は無くなっている(跡地)
雲取山の山頂避難小屋休めるが、売店ではない
雲取山荘山小屋山頂の北側。日帰りでは寄らないことが多い

石尾根の往復は、途中で買える場所がほとんどありません。8月の1回目は水が足りなくなったので、2回目は水を多めに持ちました。暑い時期は1.5L以上を目安に、塩分と行動食も持ちます。小屋や水場の状況は年によって変わるので、出かける前に最新の情報を確かめてください。

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水(暑い日は1.5L以上)・塩分1回目は水不足で引き返した
行動食8時間以上動く
ライト予定が延びると帰りは日没になる
雨具・防寒着2,000mの山頂は冷える。霧で濡れる
地図(オフライン)分岐が多い。霧で見通しが悪い日もある
クマよけの鈴奥多摩の山で走るときの基本

ほかの奥多摩・高尾の山を走るコースは、高尾山〜陣馬山の記事にまとめています。


雲取山を奥多摩駅から日帰りで走るときのよくある質問

奥多摩駅から雲取山まで、日帰りで往復できますか?

走り慣れていればできます。石尾根の往復は40.9km・獲得標高2,374mで、休憩込み8時間32分(山頂まで4時間43分)でした。歩きが中心なら日帰りは難しく、山小屋に泊まる計画が一般的です。

雲取山は鴨沢からと奥多摩駅から、どちらが近いですか?

鴨沢からの方が近いです。鴨沢から雲取山までは12.2km・2時間30分でした。奥多摩駅からは20.6km・4時間43分かかりました。

途中で水は補給できますか?

七ッ石小屋に水場がありますが、時期によって出が変わります。石尾根はほとんど補給できないので、暑い時期は1.5L以上を持って出ます。1回目は水不足で引き返しました。

引き返すかどうか、どう決めればいいですか?

出発前に「何時までにどこを過ぎていなければ戻る」と決めておきます。1回目は11時37分に15km地点で、山頂まで1時間以上・帰りが夕方遅くになると分かり、暑さと水の残りを見て戻りました。

鴨沢から飛龍山へ回るコースはどのくらいかかりますか?

鴨沢→雲取山→飛龍山の稜線→サオラ峠→丹波山温泉→車道で鴨沢の周回は、35.6km・獲得標高1,989m・休憩込み6時間45分でした。

まとめ|雲取山の日帰りは「涼しい日・水を多めに・引き返す時刻」

奥多摩駅から石尾根で雲取山を往復すると、40.9km・獲得標高2,374m・休憩込み8時間32分でした。鴨沢から飛龍山へ回る周回は35.6km・6時間45分です。

  • 奥多摩駅から山頂まで20km以上。登り4時間43分・下り3時間49分
  • 六ッ石山から駅までの下りが脚に一番こたえる
  • 夏は水が足りなくなる。1回目は15km地点で引き返した
  • 出発前に引き返す時刻を決めておく
  • 初めてなら鴨沢から。山頂まで約2時間半

フルを超える距離を平地で走る練習は、60km走の記事にまとめています。


りんごちゃんりんごちゃん
引き返した次の月にリベンジできたの、かっこいい!
バナナぴろしバナナぴろし
ありがとう。次は晴れた日に石尾根を走って、富士山を見たいな🍌
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