りんごちゃん
バナナぴろし
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ナップル博士
ナップル博士COROS(カロス)トレーニングハブの「データ分析」は、4週・12週・24週の練習の流れをグラフで見る画面です。ダッシュボードより期間が長く、練習の偏りを見つけるのに向いています。
この記事では、データ分析の12枚のグラフの役割を一覧にし、週末と月末に見るべきグラフを、私(フル自己ベスト2時間49分38秒)の2026年の実画面で説明します。
- データ分析の12枚のグラフが、それぞれ何を表すか
- 週末に見る2枚(週間トレーニング負荷・トレーニング概要)
- 月末に見る3枚(4週間の強度分布・ゾーン分布・距離ゾーン分布)
- グラフの拡大と期間の切り替え
データ分析の12枚のグラフ|何がわかるか一覧

トレーニング状態・ゾーン・HRVは、講座のほかの記事でくわしく説明しています(負荷比率・トレーニング負荷・心拍ゾーン・ペースゾーン・HRVと安静時心拍)。この記事では、残りのうち練習の偏りを見つけるグラフを中心に見ていきます。
週末に見る2枚|週間トレーニング負荷・トレーニング概要
週間トレーニング負荷|おすすめ範囲に入っているか

いちばん大事なグラフです。濃い帯がCOROSがその人に合わせて出すおすすめ範囲、点がその週の負荷です。点が帯の上にはみ出していれば多すぎ、下なら少なすぎです。
私の画面では、8月10日の週の点(1,552)が帯の上(おすすめの上限956)を大きくこえています。翌週もこえて、その翌週から私は足首を痛めて走れなくなりました。週末にこの1枚を見て、点が帯の上なら、翌週は減らす。それだけで練習の増やしすぎを防ぎやすくなります。
トレーニング概要|4週の合計

直近4週の合計です。左上の切り替えで、ランだけ・全部の種目を選べます。私は直近4週で13回・95.84km・平均心拍144でした。数字そのものより、先週の自分と比べて増えすぎていないかを見ます。
月末に見る3枚|強度分布・ゾーン分布・距離ゾーン分布
4週間の強度分布|高強度が多すぎないか

24週を4週ずつ6本の棒にして、負荷を高・中・低の強度に分けて積み上げたグラフです。高強度(いちばん濃い色)の割合を見ます。
ペースゾーン分布・閾値心拍ゾーン|ジョグが速すぎないか
4週間に、どのゾーンでどれだけ走ったかのドーナツグラフです。ペースと心拍で大きくずれていないかを見ます。私の直近4週は、ペースでは93%がゆっくりなのに、心拍では46%しかゆっくりではありませんでした(くわしくは心拍ゾーン・ペースゾーン)。
距離ゾーン分布|長い練習が入っているか

1回の距離を「5km未満」「5〜10km」「10〜15km」「15〜20km」「20〜25km」「25km以上」に分けて数えたグラフです。私の直近4週は13回のうち20km以上が0回。フルマラソンに向けて走るなら、ここが空っぽなのは困ります。ペース予測のフルが甘めに出ている理由の1つも、ここにあると考えています(ランニングレベルとペース予測)。
半年のグラフで読む【実例】|怪我の前の偏り
4週間の強度分布を、2026年4月末からの24週で読んでみます。高強度の割合は次のとおりでした。
6月の怪我を含む4週は、高強度が21.0%と半年でいちばん多い4週でした。野辺山のあとの疲れが残るなかで、強い練習の割合も増えていたことになります。高強度の割合が何%なら安全か、という公式の目安はありません。ただ、自分の記録の中で「いつもより多い」と気づけるのは、このグラフだけです。
りんごちゃん
ナップル博士グラフの拡大と期間の切り替え
各グラフの右上のアイコンを押すと、グラフが大きく開きます。大きな画面では期間を広げられ、データ分析の「12週」より長い流れも見られます。半年ごとの比較や、去年の同じ時期との比較に使えます。
グラフによっては、左上の切り替えで「トレーニング負荷」「時間」「距離」「回数」など、集計のしかたを変えられます。慣れないうちは「時間」か「回数」で見ると、感覚とつなげやすいです。
自己ベストを出した4本の大会前12週に、どんな練習をしていたかはこちら。
🍌 データの質を上げる道具
グラフのもとは心拍です。インターバルのように心拍が急に上下する練習は、胸に巻くポラールH10の方が正確に追えます。時計を選ぶなら軽いPACE 4(私は APEX 2 を使っています)。
データ分析のよくある質問
データ分析で最初に見るべきグラフはどれですか?
「週間トレーニング負荷」です。COROSのおすすめ範囲(帯)に対して、その週の負荷(点)が上にはみ出していないかを週末に確かめます。
4週間の強度分布の高強度は何%くらいがいいですか?
COROSの公式ヘルプには、決まった目安は書かれていません。筆者の半年では1〜21%で、怪我をした4週がいちばん多い21%でした。自分のふだんの割合と比べて、急に増えていないかを見る使い方がおすすめです。
データ分析の期間を長くできますか?
各グラフの右上のアイコンで大きく開くと、期間を広げて見られます。半年や全期間の流れを見たいときに使います。
データ分析のグラフはスマホのアプリでも見られますか?
アプリでも主な数字は見られますが、12枚を並べて比べるのはパソコンのトレーニングハブが向いています。週末・月末の振り返りはパソコンで、と使い分けるのがおすすめです。
まとめ|週末2枚・月末3枚
- データ分析は「この数週間の流れ」。12枚を全部見なくていい
- 週末:週間トレーニング負荷(帯の上にはみ出していないか)・トレーニング概要
- 月末:4週間の強度分布(高強度の割合)・ゾーン分布(ジョグが速すぎないか)・距離ゾーン分布(長い練習が入っているか)
- 筆者は、6月の怪我を含む4週の高強度が21%で半年でいちばん多かった
最初の一歩は、今週末に週間トレーニング負荷のグラフを開き、今週の点が帯の中にあるかを確かめることです。
- トレーニングハブの使い方(まとめ)|全体の地図。どの画面を、いつ、何のために見るか
- ダッシュボードの見方|毎朝の1分で見る5つの数字
- ワークアウトの振り返り方|1本の練習をラップ・心拍・トレーニング効果で見直す
- 心拍ゾーン・ペースゾーン|6つのゾーンの意味と、ジョグが速くなりすぎる問題
- 負荷比率・トレーニング負荷|練習を増やしてよいかを決める数字
- ランニングレベルとペース予測|走力の数字の目安と、予測タイムの当たり外れ
- データ分析の画面(この記事)
- ワークアウトの作り方|パソコンで練習メニューを組んで時計へ送る
- HRVと安静時心拍|体の疲れを朝の数字で見る
- 怪我の前に出ていたサイン|2026年の怪我3回の前後をデータで振り返る
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ナップル博士トレーニングハブ全体の地図(4つの画面の使い分け)はこちら。






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