りんごちゃん
バナナぴろし
りんごちゃん
ナップル博士
ナップル博士COROS(カロス)トレーニングハブを開いて最初に出る画面が「ダッシュボード」です。ここには10個以上のパネルが並んでいますが、毎朝見るべきものは限られています。
この記事では、ダッシュボードのパネルを毎朝見る5つとときどき見るものに分けて、意味と使い方を説明します。数字の定義は COROS 公式ヘルプ(APEX 2 ユーザーガイド「EvoLab」)にそろえ、例はすべて私(フル自己ベスト2時間49分38秒)の実際の画面です。
- ダッシュボードの開き方と、パネルの並べ替え方
- 毎朝見る5つの数字の意味と目安
- ときどき見ればいいパネル(ゾーン・予測・自己記録・HRV)
- 筆者の画面を例にした「今日の読み方」
ダッシュボードとは|最初に出る「今の自分」の画面
ブラウザで t.coros.com にログインすると、上のタブの「ダッシュボード」が開きます。ここに並ぶのは、直近7日〜6週の記録から計算した「今の状態」です。

公式のチュートリアルによると、表示するパネルは画面左のスライドバーから選んだり、並べ替えたりできます。よく見るパネルを上に置くと、朝の確認が早くなります。
ほとんどの数字は心拍から計算されています。時計の心拍がずれた日は、数字もずれます。数字が急に変わったら、まずその日のランの心拍グラフが正しいかを確かめてください(ワークアウトの振り返り方)。
毎朝見る5つの数字|状態・リカバリー・パフォーマンス・レベル・最近の練習
① トレーニング状態(負荷比率)|練習が多すぎないか

いちばん大事なパネルです。3つの数字が並びます。
- 負荷インパクト:直近7日の練習の負担
- ベースフィットネス:直近42日の練習の負担(ふだんの体の器)
- 負荷比率:負荷インパクト÷ベースフィットネス
※区分はCOROS公式ヘルプ(EvoLab)の英語の表記を訳したものです。画面の日本語の表示(「良好」など)とは言葉が違うことがあります。
りんごちゃん
ナップル博士② リカバリー|今日、強い練習をしてよいか

前の練習からどれだけ回復したかを%で示します。公式ヘルプのリカバリータイマーの目安は次のとおりです。
- 0〜29%:休む
- 30〜89%:軽い練習ならOK
- 90〜100%:きつい練習もOK
注意したいのは、リカバリーの計算に睡眠・HRV・筋肉の疲れは入っていないことです(公式ヘルプ「Recovery Widget」)。ベースフィットネス・トレーニング負荷・前の練習から残っているエネルギーで計算しています。寝不足の朝や、脚が張っている朝は、数字が高くても自分の感覚を優先してください。
③ 7日間ランニングパフォーマンス|調子の波

その日のランが、ふだんの走力と比べてどれくらい良かったかを示します。公式の目安は次の5段階です。
10分未満のランや、強度が低すぎるランでは出ません。ジョグばかりの週は棒が少なくなります。
④ ランニングレベル|今の走力

公式の説明では、ランニングレベルはマラソンの走力を表す数字です。下に4本の内訳(有酸素・持久力・スピード・スプリント能力)が出て、それぞれのペースの範囲も表示されます。内訳のいちばん低いところが、今の弱点です。
毎日大きく動く数字ではありません。週に1回、前の週より上がったか下がったかを見れば十分です。下がる理由と目安はランニングレベルとペース予測でまとめています。
⑤ 最近のワークアウト|練習の並び

直近のランが距離・ペース・トレーニング負荷(TL)で並びます。見るのは右端のTLです。TLの大きい日が続いていないかを見て、続いていたら今日は軽くします。私の場合、ジョグは60〜100TL前後、15kmのビルドアップは355TL、30km走は400〜600TL台でした。TLの大きさは人によって違うので、まずは自分の「ジョグの日のTL」を覚えておくと比べやすくなります。
ときどき見るパネル|ゾーン・ペース予測・自己記録・HRV
毎朝は見なくていいけれど、知っておくと役に立つパネルです。

ゾーンの使い方は心拍ゾーン・ペースゾーン、ペース予測はランニングレベルとペース予測、HRVはHRVと安静時心拍でくわしく説明しています。

りんごちゃん
バナナぴろし筆者の画面で読んでみる【10月12日】
最後に、私の10月12日の朝ならぬ夜の画面を、5つの数字の順に読んでみます。この日は芝生で10kmジョグ(100TL)、前日は15kmのビルドアップ(355TL)でした。
5つを合わせると、「練習は戻ってきているが、土台(有酸素)はまだ戻りきっていない。明日は軽く」となります。ここまでで1分です。
この前日の15kmビルドアップの記録(心拍は194まで上がった)はこちら。
🍌 ダッシュボードの数字を正しくするために
数字のもとは心拍です。手首の心拍がずれやすい人は、腕に巻く心拍センサーを足すと安定します。時計はいま買うなら軽いPACE 4(私が使っているのは APEX 2)。
ダッシュボードのよくある質問
トレーニング状態の「負荷比率」はどれくらいが目安ですか?
COROSの公式ヘルプでは、100〜149%が「最適」、150%以上が「過剰」、50〜79%がレース当日に良い「パフォーマンス」の範囲です。練習期は100〜149%、レース前は50〜79%に下げていくのが目安です。
リカバリーが100%なのに脚が重いのはなぜですか?
リカバリーは練習の負荷と時間から計算していて、睡眠・HRV・筋肉の疲れは入っていないためです。脚の張りや寝不足があるときは、数字より体の感覚を優先してください。
7日間ランニングパフォーマンスが出ない日があるのはなぜですか?
10分未満のランや、強度が低すぎるランでは計算されません。ゆっくりのジョグだけの日は空欄になることがあります。
ダッシュボードのパネルは並べ替えられますか?
COROSのチュートリアルによると、画面左のスライドバーから表示するパネルを選び、並べ替えられます。毎朝見るパネルを上に置くと確認が早くなります。
まとめ|毎朝1分、5つだけ
- ダッシュボードは「今の自分」の画面。ほとんどの数字は心拍から計算される
- 毎朝見るのは、①負荷比率 ②リカバリー ③7日間パフォーマンス ④ランニングレベル ⑤最近のワークアウト
- 負荷比率は100〜149%が最適、150%以上が過剰。続けてこえないことが大事
- リカバリーに睡眠・筋肉の疲れは入っていない。脚の感覚を優先する
- ランニングレベルの内訳のいちばん低いところが、今の弱点
最初の一歩は、明日の朝、負荷比率とリカバリーの2つをメモすることです。1週間続けると、自分の「いつもの数字」がわかってきます。
- トレーニングハブの使い方(まとめ)|全体の地図。どの画面を、いつ、何のために見るか
- ダッシュボードの見方(この記事)
- ワークアウトの振り返り方|1本の練習をラップ・心拍・トレーニング効果で見直す
- 心拍ゾーン・ペースゾーン|6つのゾーンの意味と、ジョグが速くなりすぎる問題
- 負荷比率・トレーニング負荷|練習を増やしてよいかを決める数字
- ランニングレベルとペース予測|走力の数字の目安と、予測タイムの当たり外れ
- データ分析の画面|12週のグラフで練習の偏りを見つける
- ワークアウトの作り方|パソコンで練習メニューを組んで時計へ送る
- HRVと安静時心拍|体の疲れを朝の数字で見る
- 怪我の前に出ていたサイン|2026年の怪我3回の前後をデータで振り返る
りんごちゃん
ナップル博士トレーニングハブ全体の地図(4つの画面の使い分け)はこちら。






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