りんごちゃん
バナナぴろし
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ナップル博士
ナップル博士COROS(カロス)のトレーニングハブは、COROSの時計で記録したランをパソコンのブラウザで見るためのページです。アプリより画面が広く、12週・半年・全部の期間で練習を振り返れるのがいちばんの強みです。
この記事は「COROS トレーニングハブ講座」全10本の入り口です。まず全体の地図を示し、細かい使い方はそれぞれの記事で説明します。説明に使う画面と数字は、すべて私(バナナぴろし・52歳・フル自己ベスト2時間49分38秒)の COROS APEX 2 の記録です。ただし COROS を使い始めたのは2023年6月で、サブエガを出した2021年の記録は COROS には入っていません。
- トレーニングハブの開き方と、4つの画面の役割
- 毎朝・走った後・週末・月末に、どの画面を見ればいいか
- 初心者・中級者・上級者で、見る数字をどう増やすか
- サブエガランナーの実データで見る「使いこなすと何がわかるか」
- トレーニングハブではわからないこと
COROSトレーニングハブとは|開き方とアプリとの違い
トレーニングハブは、COROSの公式サイトにあるパソコン向けのページです。ブラウザで t.coros.com を開き、COROSアプリと同じアカウントでログインします。時計とアプリを同期していれば、記録は自動で入っています。新しく何かを登録する必要はありません。
アプリとの違いは、画面の広さと、さかのぼれる期間です。
数字の計算の中身は同じです。どちらも COROS の「EvoLab」という仕組みが、心拍とペースから走力や疲れを計算しています。同じ数字を、広い画面で、長い期間で見られるのがトレーニングハブだと考えてください。
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バナナぴろし4つの画面の役割|ダッシュボード・データ分析・ワークアウトリスト・スケジュール
トレーニングハブを開くと、上に4つのタブが並んでいます。それぞれの役割は次のとおりです。

いちばん上の「ダッシュボード」が、開いたときに最初に出る画面です。左の小さな矢印から、表示するグラフを選んだり並べ替えたりできます。

ダッシュボードの数字は、ほとんどが心拍をもとに計算されています。COROSの公式ヘルプによると、トレーニング負荷は「心拍と時間」から計算し(TRIMPという方法)、その7日分と42日分を比べて疲れや体力の伸びを判断しています。だから、時計の心拍が正しく測れていることが、すべての前提です。
いつ・どの画面を見るか|毎朝1分・走った後・週末・月末
全部の数字を毎日見る必要はありません。この講座のために3年分の画面を調べて、次の見方がいちばん無理がないと考えました。
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ナップル博士レベル別の使い方|初心者・中級者・上級者
トレーニングハブは、見る数字を少しずつ増やしていくのがコツです。最初から全部を理解しようとすると、数字の多さに疲れてしまいます。
レベルはあくまで目安です。サブ3を目指す人でも、まずはダッシュボードから始めて構いません。私自身、上級者向けの画面は今回の講座を作るまでほとんど開いていませんでした。
ジョグが速くなりすぎて疲れる人は、まず心拍ゾーンの記事から。
使いこなすと何がわかるか【実データ】|怪我の前のサイン
トレーニングハブの数字を3年分さかのぼって、いちばん驚いたのは今年の怪我の前に、はっきりしたサインが出ていたことです。
2026年、私は3回走れなくなりました。6月13日のふくらはぎ(テニスレッグ)、6月19日のアキレス腱の張り、8月下旬の足首の痛みです。データ分析の「週間トレーニング負荷」には、COROSがその人に合わせて出すおすすめ範囲があります。その上限を1.5倍以上こえた週が、どちらの怪我の前にも続けてありました。

ただし、上限の1.5倍をこえた週は、3年間で15回ありました。こえたら必ず怪我をするわけではありません。2024年5月にも2週続けてこえましたが、そのときは怪我をしていません。それでも、今年の2回の怪我の前には、どちらも「続けて」こえていた。これはアプリの「今日の数字」だけでは気づけませんでした。
怪我の前後の数字は、怪我の前に出ていたサインで3回分をくわしく調べています。
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バナナぴろしトレーニングハブでわからないこと
便利な道具ですが、わからないこともあります。
- 痛み・張り:数字は心拍と時間から計算されます。足のどこが痛いかは、数字には出ません。COROSの公式ヘルプも、リカバリーの計算に睡眠・HRV・筋肉の疲れは入っていないので「自分の体の声を聞いて」と書いています
- 心拍がずれた日:手首の光学式センサーは、走り始めや寒い日にずれることがあります。心拍がずれると、負荷も疲れもずれます
- 時計を着けていない時間:夜に外していれば、HRVや睡眠のデータは残りません。私は2025年以降、夜間HRVがほとんど記録されていませんでした(HRVと安静時心拍)
数字は「止まるきっかけ」をくれる道具です。走るかどうかの最後の判断は、自分の脚の感覚で決めてください。
🍌 COROSの現行モデル
私が使っているのは APEX 2 です。いま買うなら、軽いPACE 4か、電池が長いAPEX 4。どちらもトレーニングハブで同じように分析できます。
トレーニングハブのよくある質問
COROSのトレーニングハブは無料で使えますか?
COROSのアカウントがあれば使えます。ブラウザで t.coros.com を開き、COROSアプリと同じアカウントでログインします。時計とアプリを同期していれば、記録は自動で入っています。
トレーニングハブはスマホでも見られますか?
画面はパソコンの大きな画面向けに作られています。スマホでは COROSアプリの方が見やすいです。アプリで今日の数字を見て、週末や月末の振り返りはパソコンのトレーニングハブで、と使い分けるのがおすすめです。
最初に何を見ればいいですか?
ダッシュボードの「トレーニング状態」と「リカバリー」です。トレーニング状態の負荷比率が150%以上なら練習が多すぎる、リカバリーが低ければ強い練習は控える、という使い方から始めてください。
数字が出ない・更新されないのはなぜですか?
COROSの公式ヘルプによると、ランニングレベルや予測タイム、VO2Maxなどは、25分以上の屋外ラン(ランまたはトラックランのモード)を記録すると計算されます。90日以上そのようなランがないと更新されません。
トレーニングハブの数字で怪我は防げますか?
防げるとは言い切れません。筆者の場合、2026年の2回の怪我の前には、週間トレーニング負荷がおすすめの上限の1.5倍以上の週が続いていました。ただし、1.5倍をこえても怪我をしなかった週の方が多くあります。数字は止まるきっかけにして、痛みがあるときは医療機関で相談してください。
まとめ|まずはダッシュボードから
- トレーニングハブは t.coros.com で開く、COROSの記録を広い画面で長い期間で見る道具
- 4つの画面は、ダッシュボード=今日、ワークアウトリスト=1本、データ分析=期間、スケジュール=これから
- 毎朝は負荷比率とリカバリー、走った後はラップと心拍、週末は週間トレーニング負荷
- 見る数字は、初心者→中級者→上級者で少しずつ増やす
- 筆者は2026年の2回の怪我の前に、週間負荷がおすすめの上限の1.5倍以上の週が続いていた
最初の一歩は、明日の朝、ダッシュボードを開いて「負荷比率」の数字を1つだけ見ることです。150%をこえていたら、その日は強い練習を入れない。それだけで、トレーニングハブは役に立ち始めます。
- トレーニングハブの使い方(まとめ)(この記事)
- ダッシュボードの見方|毎朝の1分で見る5つの数字
- ワークアウトの振り返り方|1本の練習をラップ・心拍・トレーニング効果で見直す
- 心拍ゾーン・ペースゾーン|6つのゾーンの意味と、ジョグが速くなりすぎる問題
- 負荷比率・トレーニング負荷|練習を増やしてよいかを決める数字
- ランニングレベルとペース予測|走力の数字の目安と、予測タイムの当たり外れ
- データ分析の画面|12週のグラフで練習の偏りを見つける
- ワークアウトの作り方|パソコンで練習メニューを組んで時計へ送る
- HRVと安静時心拍|体の疲れを朝の数字で見る
- 怪我の前に出ていたサイン|2026年の怪我3回の前後をデータで振り返る
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ナップル博士ランニングウォッチのVO2maxの見方は、こちらの記事で。






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