同じ大会を何年も走って分かったこと|14大会の記録を比べた

※本記事はプロモーション(楽天アフィリエイト)を含みます。
同じ大会を2回以上走った記録の変化のグラフ。1kmあたり何秒速くなったか遅くなったか。流山マイナス30秒、手賀沼マイナス24秒、松戸七草マイナス21秒、伊豆大島プラス12秒など
同じ大会の「最初の回」と「最後の回」の公式記録を、1kmあたりの秒数で比べました。青が速くなった大会、オレンジが遅くなった大会です。
りんごちゃん りんごちゃん
同じ大会に何回も出ると、毎年速くなっていくものなんですか?

バナナぴろし バナナぴろし
俺は同じ大会を2回以上走ったのが14大会ある。比べてみたら、速くなった大会、ほとんど変わらない大会、遅くなった大会に、はっきり分かれたんだ。

ナップル博士 ナップル博士
公式記録をそのまま並べて、遅くなった年は大会前12週の練習量も確かめたぞい。14大会の一覧→伸びた時期→50歳をまたいでも変わらない大会→遅くなった年→仮装とウルトラの順じゃ🍍

結論を先に書きます。

  • 走り始めの2年(2018→2019年)は、同じ大会で1kmあたり20〜30秒速くなった
  • サブスリーのあとは、50歳をまたいでも記録がほとんど変わらない大会が多い(東京総合健保は4年とも37分台、つくばは6年あけて28秒差)
  • 遅くなった3大会は、どれも大会前の練習量はむしろ多かった。差が出たのはレースの配分と当日の条件
  • 仮装で走った回は記録として比べない。ウルトラは完走とDNFが年で分かれた


同じ大会を2回以上走った14大会

大会記録(公式)メモ
松戸七草(10km)2018 42分16秒 → 2019 41分35秒 → 2024 38分45秒2024年はバナナを被って
流山(10km)2018 42分15秒 → 2019 37分10秒2018年はスタート時30度超
手賀沼(ハーフ)2018 1時間31分18秒 → 2019 1時間22分54秒2018年が初ハーフ
我孫子(10km)2019 38分42秒(3位)→ 2020 37分47秒
東京総合健保(10km)2023 37分39秒 → 2024 37分23秒 → 2025 37分35秒(3位)→ 2026 37分36秒(2位)4年とも37分台
つくば(フル)2019 2時間58分57秒 → 2025 2時間59分25秒2025年は新コース
館山若潮(フル)2025 3時間01分21秒 → 2026 2時間58分46秒
かさま(ハーフ)2024 1時間22分22秒(8位)→ 2025 1時間23分55秒
伊豆大島(フル)2021 3時間05分49秒(40歳代1位)→ 2022 3時間13分56秒坂のコース
みなの天空(75K)2024 8時間11分23秒(50歳代3位)→ 2025 8時間56分50秒山のウルトラ
牛久(10km)2020 44分17秒(仮装)→ 2025 37分16秒2020年はバナナの仮装
水戸黄門(フル)2022 3時間09分14秒 → 2023 3時間25分43秒 → 2024 38kmでリタイア3回ともバナナの仮装
会津磐梯山(100km)2023 93.8kmでDNF → 2024 11時間17分24秒 → 2025 34kmでDNF
彩湖(ウルトラ)2024 61kmでDNF → 2025 35kmでDNF周回コース

※記録は記録証・RUNNETの大会結果(グロス)。さいたまは2019年が「さいたま国際マラソン」で大会が別なので入れていません。


走り始めの2年|1kmあたり20〜30秒速くなった

大会1回目2回目1kmあたり
流山(10km)2018年 42分15秒2019年 37分10秒30秒速い
手賀沼(ハーフ)2018年 1時間31分18秒2019年 1時間22分54秒24秒速い
松戸七草(10km)2018年 42分16秒2019年 41分35秒4秒速い(2024年は38分45秒)

りんごちゃん りんごちゃん
流山は1年で5分も!?

バナナぴろし バナナぴろし
2018年はスタートの時点で30度を超えていて、4km過ぎから失速したんだ。2019年は涼しかった。天気の差もあるけど、この1年は、サブスリーに向けて練習を積み上げていた時期だよ。

流山と手賀沼の5kmごとの比較は、流山ロードレースの記事と手賀沼エコマラソンの記事に載せています。


50歳をまたいでも変わらない|健保・つくば・館山

大会年齢記録
東京総合健保(10km)48歳→51歳37分39秒 → 37分23秒 → 37分35秒 → 37分36秒(4年の差は16秒)
つくば(フル)45歳→51歳2時間58分57秒 → 2時間59分25秒(6年あけて28秒差)
館山若潮(フル)50歳→51歳3時間01分21秒 → 2時間58分46秒(2分35秒速い)

※年齢は大会の日の年齢(1974年6月26日生まれ)。

ナップル博士 ナップル博士
東京総合健保は、2025年だけ同じペースで心拍が20ほど低かった。記録は同じでも、体の中身は年でちがうのじゃ。

バナナぴろし バナナぴろし
50代になって記録が落ちるかと思ったら、同じ大会では落ちていなかった。2025年・2026年は表彰台にも乗れたよ。

バナナぴろし バナナぴろし
東京総合健保を4年続けて走った比較はこちら🍌
4年分のラップと心拍を並べて比べたよ。


遅くなった年|練習量は多かった

記録が遅くなった3大会について、大会前12週(84日)のStravaの距離を比べました。

大会大会前12週の距離(1回目→2回目)記録遅くなった理由(各大会の記事より)
伊豆大島(フル)557km → 715km3時間05分49秒 → 3時間13分56秒33kmまでは2022年の方が速い。下りと平地で稼ぎすぎて、34km からの上りで落ちた
みなの天空(75K)592km → 674km8時間11分23秒 → 8時間56分50秒途中で一度潰れてから立て直したレース
かさま(ハーフ)603km → 622km1時間22分22秒 → 1時間23分55秒16km以降、上りを越えたあとに平地で3分40秒台に戻らなかった

※距離はStravaのランの合計(大会の前日までの84日間)。

りんごちゃん りんごちゃん
3つとも、2回目の方がたくさん練習しているのに遅いんですね……。

ナップル博士 ナップル博士
そうじゃ。練習量では説明がつかん。伊豆大島は下りで稼ぎすぎ、かさまは上りのあとに脚が回らなかった。どれもレースの中の配分で差がついておる。

バナナぴろし バナナぴろし
伊豆大島を2回走った1kmラップの比較はこちら🍌
40歳代1位の2021年と、8分遅かった2022年のラップを重ねて、坂のフルの走り方をまとめたよ。

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仮装の回とウルトラは別に見る

牛久は2020年がバナナの仮装で44分17秒、2025年は本気で走って37分16秒。水戸黄門は3回ともバナナの仮装でした(水戸黄門の記事)。仮装の回は、タイムを狙っていないので記録としては比べていません。

大会1回目2回目3回目
会津磐梯山(100km)2023年 93.8kmでDNF2024年 11時間17分24秒2025年 34kmでDNF
彩湖(ウルトラ)2024年 61kmでDNF2025年 35kmでDNF—

バナナぴろし バナナぴろし
ウルトラは、同じ大会でも完走とDNFが年で分かれる。止まった理由も毎回ちがったよ。

バナナぴろし バナナぴろし
会津磐梯山ウルトラ100kmのコースと記録はこちら🍌
3回出た100kmのラップと、完走した2024年の区間タイムをまとめたよ。


同じ大会を何年も走ることのよくある質問

同じ大会に毎年出ると速くなりますか?

走り始めの2年は、流山10kmで1kmあたり30秒、手賀沼ハーフで24秒速くなりました。サブスリーのあとは、東京総合健保10kmが4年とも37分台、つくばが6年あけて28秒差と、ほとんど変わらない大会が多くなりました。

50代になると記録は落ちますか?

同じ大会で比べると、50歳をまたいでも落ちていませんでした。東京総合健保は48歳〜51歳の4年で差が16秒、館山若潮は50歳から51歳で2分35秒速くなりました。

2回目に遅くなったのは練習不足ですか?

遅くなった伊豆大島・みなの天空・かさまの3大会は、どれも2回目の方が大会前12週の距離が多い年でした。差が出たのは、下りで稼ぎすぎる・上りのあとに脚が回らないといった、レースの中の配分でした。

同じ大会に出るメリットは?

コースと当日の条件が同じなので、自分の状態を比べる物差しになります。ラップや心拍を残しておくと、どこで差がついたかが分かります。


まとめ|同じ大会は「自分の物差し」になる

  • 同じ大会を2回以上走ったのは14大会
  • 走り始めの2年は、同じ大会で1kmあたり20〜30秒速くなった
  • サブスリーのあとは、50歳をまたいでも記録がほとんど変わらない(健保は4年とも37分台)
  • 遅くなった年は練習量が多かった。差は配分と当日の条件で出た
  • 仮装の回は比べない。ウルトラは完走とDNFが年で分かれた

自己ベストを出した4レースの練習量は自己ベスト4本の大会前12週に、走った大会の一覧はプロフィールにまとめています。

りんごちゃん りんごちゃん
同じ大会だと、去年の自分と比べられるんですね。

ナップル博士 ナップル博士
うむ。記録を残しておけば、1年後の自分への答え合わせになるのじゃ🍍

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